矢岳、酉谷山、熊倉山周回


- GPS
- 07:52
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,288m
- 下り
- 2,292m
コースタイム
天候 | 快晴のち晴れ。朝 5:00 の気温 3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト: 通過したコース上には、どこにも無かったような気がします。 危険箇所: 危険なところはないと思いますが、小黒周辺の道がわかりにくいです。また、熊倉山の下りは、きつく長いです。破線コース部分が多く、道迷いしやすい印象ですが、小黒以外のところは、普通のコースです。 水場: 酉谷小屋(冬場は涸れていることもあります) 携帯(Au):酉谷山周辺が圏外 酉谷小屋から日原鍾乳洞への道は、崩落のため通行止めとなっていました。 |
写真
感想
GPS 累積標高 +2510/-2510M
GPS 沿面距離 26.8Km
標準コースタイム 14:15 ぐらい
熊倉山はずっと気になっていて(頂上の標識をみてみたい)、ついでに矢岳と40年前に登った酉谷山にも、まとめて行くことができました。40 年前の酉谷山付近は、笹が多かったと記憶していますが、今回行ってみると、皆枯れていました。歩くには都合が良いのですが、酸性雨が降っているということでしょうから、あまりよろしいことではありません。
酉谷山を中心に、かかった時間は、ほぼ同じ。
下りは不得意とはいえ、酉谷山からの戻りが、割ときついということです。体力的な面から考えると、酉谷小屋を利用されるときは、矢岳から回った方が良いでしょう。
道の駅~大反山:
千手観音堂の先を右折して林道を登っていくと、福寿草園への道標があります。これを行っても良いし、Log のように直進しても良いです。直進すると、民家の前を通り、突き当たった感じのところを左に行き、柵を越えて登ると、登山道に出るので、そこを右に行くと、福寿草園との分岐があり、ここを直進します。後は、トレース通りに進むのみです。しっかりしたトレースを選べば、大反山の右側を巻く道に行くと思います。右に鉄塔を見て鞍部に出れば、クタシのくびれに到着です。
大反山~矢岳:
ここからは、酉谷山まで基本的に稜線伝いです。トレースは、割とはっきりしていますが、たまに、不明瞭になります。そのときは、稜線に戻るようにすれば大丈夫です。1040M 峰あたりから伐採により、東の展望が開けます。しばらくは、快適ですが、登りに変わると、標高差 400M、矢岳まで地獄の登りとなります。矢岳の稜線では、ツツドリの鳴き声とアオゲラのドラミングがあちこちで聞こえていました。
矢岳~酉谷山:
矢岳の先は、Up しては、Down を繰り返しながら、さらに登って行きます。ここ、結構つらいところです。登りは、矢岳の登りと同様、地獄の登りです。急な下りのあと、牛首まで来れば、残り 120M の標高差。しかし、今まで登り続けているので、足が進みません。長沢背稜にでると、道が一気によくなり、おまけにほとんど水平ですから、酉谷山分岐までは、非常に楽です。酉谷小屋には寄りませんでした。40年前は、おんぼろ小屋だったのが、綺麗な小屋になっていたので、また、泊まってみたい気分になりました(ちなみに、約40年前の3月末に泊まったのですが、そのとき、ここの水場は涸れていました)。ここからは、一頑張りで、酉谷山です。道の駅荒川から、4時間かからないで、なんとか到着となりました。
酉谷山~檜岳:
ここからが、このコースの問題の部分です。小黒の下り、地形が少し複雑でわかりにくいです。今回は、トレースを GPS に入れてきて、それを見ながら確かめました。もし、そういったものがない上に、ガスがかかったとしたら、道がわからなくなる可能性があります。小黒までは、トレース通りに行けばよいです。頂上に着いたら左寄りにルートを取ります(左に曲がる感じです)。しかし、そのまま左に寄っていると今度は、大血川の方に行ってしまいます。テープもいろいろあって、どれが行きたい方向なのかよくわかりません。50M ぐらい下ったら今度は、右よりにルートを取ります。上記のような感じで行くと、正しく稜線に戻れました。小黒からの下りが一段落するまで標高差 240M ありますので、かなり下る感じがします。ガスがかかっていたら不安を感じることでしょう。下りきれば、この先は、容易に檜岳まで行けます。
檜岳~熊倉山:
露岩が多くなり、割とアップダウンもありますので疲れます。トレースはしっかりしているので、その通りに行けば、間もなく熊倉山です。この目で見たかったあの頂上の標識を見ることができました。意外にも明るい感じのところでした。本日は、山開きとのことです。
熊倉山~城山:
日野コースにした方が、道の駅までは近いのですが、せっかくここまで縦走して来たので、最後まで、尾根コースを辿ることにしました。しかし、ここからの下りは、かなり厳しいものがありました。長く下ると膝痛となってしまうのですが、今回もここで、かなり膝が痛くなりました。800M 以上一気に下ります。おまけに山開きということで、大勢の方々が登ってきます。落石を起こさないようにするのに、非常に気を遣いました。特に頂上近くは、大変急です。また、林道コースは、崩落のため通行止めでした。
城山~道の駅:
城山からは、急傾斜のところに階段が設置されています。これが、また、少し広めなもので、登りも下りも疲れた足には堪えました。下りタイム 1:20 ですが、もう少しみておいた方が良さそうです。
酉谷山で半分は越えたような気になりますが、実際に歩いてみると、酉谷山までとその先の時間がほとんど同じなので、下りだと思っていると、意外にも辛い思いをするかもしれません。酉谷小屋に泊まれば、だいぶ楽でしょう。
日帰りなので、くつろいでいる時間はないですが、展望がない替わりに、人気少なく、コース自体には味がありました。平坦といえる部分は 12% ぐらい、いつでも登っているか下っているかですから、山に来ている実感のある、楽しいコースだと思います。
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