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Yamareco

記録ID: 292352
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

日本アルプス全部見えた!快晴の北横岳

2013年05月03日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.4km
登り
374m
下り
373m

コースタイム

           着     発
ロープウェイ山頂駅  09:07 09:20
北横岳への分岐点   09:35 09:40
北横岳ヒュッテ    10:35 10:40
北横岳山頂      10:55 11:30
北横岳ヒュッテ    11:40 12:20
七ッ池        12:25 12:30
坪庭         13:10 13:20
縞枯山荘       12:40 14:00
ロープウェイ山頂駅  14:10 14:20
天候 快晴のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
◆高円寺駅→茅野駅     JR中央本線
◆茅野→ロープウェイ乗り場 アルピコバス
 http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/kitayatsugatake2013.pdf
◆ロープウェイ乗り場→ロープウェイ山頂駅
 http://kitayatu.jp/ropeway/
コース状況/
危険箇所等
【坪庭〜北横岳分岐】
ローブウェイ山頂駅前に広がる坪庭の遊歩道は完璧に除雪されています。軽装の観光客が大勢散歩していました。高さ1メートルぐらいの白い雪の壁の間を、木板を敷いた遊歩道がうねうねと続きます。
【北横岳分岐〜北横岳ヒュッテ】
登山道はほぼ全部雪に覆われていましたが、登山客が多く、しっかり踏み固められていました。迷う心配もありません。小学校低学年ぐらいのお子さんを連れたファミリーも見かけました。ただ、アイゼンは必携。ないと厳しいと思います。中腹あたりは露岩がやや多く、アイゼンを履いた足には少々こたえます。
【北横岳ヒュッテ〜北横岳山頂】
歩きやすい雪道が続きます。山頂直前は斜面がややきつく、息が上がります。
【北横岳山頂】
山頂は北峰と南峰に分かれています。両峰の間は徒歩3分程度。いずれも展望は360度。天気が良ければ北、中央、南アルプス、乗鞍岳、御岳山が全部見えます。もちろん八ケ岳もバッチリ。ただ風が強く、食事をするには向かないと思います。
今日は快晴と天気予報で聞き、夜明けに中央本線に飛び乗り、一路、北八ケ岳へ。写真は車窓から見た甲斐駒ケ岳の勇姿。
2013年05月03日 07:26撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 7:26
今日は快晴と天気予報で聞き、夜明けに中央本線に飛び乗り、一路、北八ケ岳へ。写真は車窓から見た甲斐駒ケ岳の勇姿。
北八ケ岳ロープウェイ車内から見た南アルプス北部の山並み。混雑した車内からは、壮大な山岳景観に「オーッ」というどよめきが。
2013年05月03日 09:01撮影 by  F905i, DoCoMo
1
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北八ケ岳ロープウェイ車内から見た南アルプス北部の山並み。混雑した車内からは、壮大な山岳景観に「オーッ」というどよめきが。
ロープウェイ山頂駅に到着。気温は零度。蒸し暑いぐらいの東京の気温に慣れた私には結構寒いです。山頂駅前に広がる「坪庭」は、まだ雪景色です。
2013年05月03日 09:19撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 9:19
ロープウェイ山頂駅に到着。気温は零度。蒸し暑いぐらいの東京の気温に慣れた私には結構寒いです。山頂駅前に広がる「坪庭」は、まだ雪景色です。
坪庭の遊歩道。あたりは一面白銀の世界。
2013年05月03日 09:24撮影 by  F905i, DoCoMo
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坪庭の遊歩道。あたりは一面白銀の世界。
北横岳へと向かう雪道。
2013年05月03日 09:25撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 9:25
北横岳へと向かう雪道。
振り返ると、昨年夏に登った縞枯山がドーン。縞枯に雪の白さが映え、寒々しい景色。
2013年05月03日 09:37撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 9:37
振り返ると、昨年夏に登った縞枯山がドーン。縞枯に雪の白さが映え、寒々しい景色。
これから向かう北横岳。岩がごつごつしていてアルペン的な雰囲気。
2013年05月03日 09:37撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 9:37
これから向かう北横岳。岩がごつごつしていてアルペン的な雰囲気。
坪庭から臨む中央アルプス。白い連峰の右寄りが木曽駒ケ岳と宝剣岳付近。
2013年05月03日 09:37撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 9:37
坪庭から臨む中央アルプス。白い連峰の右寄りが木曽駒ケ岳と宝剣岳付近。
雪道を進みます。
2013年05月03日 09:42撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 9:42
雪道を進みます。
尾根越しに見る甲斐駒ケ岳。
2013年05月03日 10:01撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 10:01
尾根越しに見る甲斐駒ケ岳。
雪の急登。雪は踏み固められてガチガチ。
2013年05月03日 10:19撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 10:19
雪の急登。雪は踏み固められてガチガチ。
登り終えると、北横岳ヒュッテに到着。
2013年05月03日 10:33撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 10:33
登り終えると、北横岳ヒュッテに到着。
ヒュッテから頂上へ。もうひと登りです。
2013年05月03日 10:48撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 10:48
ヒュッテから頂上へ。もうひと登りです。
山頂が見えた。
2013年05月03日 10:52撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 10:52
山頂が見えた。
やった!山頂(南峰)だ!目の前に蓼科山がドンとそびえている。遥か後ろには連なるのは北アルプス。左端が穂高・槍連峰、蓼科山の右奥は立山・剣方面だそうです。
2013年05月03日 10:56撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 10:56
やった!山頂(南峰)だ!目の前に蓼科山がドンとそびえている。遥か後ろには連なるのは北アルプス。左端が穂高・槍連峰、蓼科山の右奥は立山・剣方面だそうです。
八ケ岳の全容もバッチリ見えます。右端が編笠山、ひときわ高くとんがっているのが主峰・赤岳。赤岳左側のギザギザした山稜は横岳。
2013年05月03日 10:56撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 10:56
八ケ岳の全容もバッチリ見えます。右端が編笠山、ひときわ高くとんがっているのが主峰・赤岳。赤岳左側のギザギザした山稜は横岳。
北アルプスを後ろに記念撮影。頂上でお会いした方に撮っていただきました。
2013年05月03日 11:00撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:00
北アルプスを後ろに記念撮影。頂上でお会いした方に撮っていただきました。
振り向くと、秩父両神山のギザギザした山容がくっきり浮かんでいます。
2013年05月03日 11:03撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:03
振り向くと、秩父両神山のギザギザした山容がくっきり浮かんでいます。
北峰へと続く道。
2013年05月03日 11:04撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:04
北峰へと続く道。
北峰頂上の標識。右後ろは浅間山。カルデラも見える。
2013年05月03日 11:08撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:08
北峰頂上の標識。右後ろは浅間山。カルデラも見える。
右の雪山が乗鞍岳。左は木曽御嶽山。
2013年05月03日 11:26撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:26
右の雪山が乗鞍岳。左は木曽御嶽山。
木曽御嶽山(左)と中央アルプス(右)。
2013年05月03日 11:26撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:26
木曽御嶽山(左)と中央アルプス(右)。
右から甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳方面。
2013年05月03日 11:26撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:26
右から甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳方面。
八ケ岳全容。
2013年05月03日 11:27撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:27
八ケ岳全容。
奥秩父方面の風景。雪をかぶっているのは金峰山か?
2013年05月03日 11:27撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:27
奥秩父方面の風景。雪をかぶっているのは金峰山か?
冬枯れの樹林と雪の斜面。これだけ見ると、北八ケ岳の春はまだ遠そうです。
2013年05月03日 11:41撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 11:41
冬枯れの樹林と雪の斜面。これだけ見ると、北八ケ岳の春はまだ遠そうです。
山頂から北横岳ヒュッテに戻り、昼食。今日は簡単にカップラーメンで済ませることにしました。
2013年05月03日 12:00撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 12:00
山頂から北横岳ヒュッテに戻り、昼食。今日は簡単にカップラーメンで済ませることにしました。
ヒュッテの前にあった天狗の面のリュックサック掛け。雪景色に映えます。
2013年05月03日 12:37撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 12:37
ヒュッテの前にあった天狗の面のリュックサック掛け。雪景色に映えます。
ヒュッテから七ッ池へ向かいます。
2013年05月03日 12:40撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 12:40
ヒュッテから七ッ池へ向かいます。
広がる雪原。どうやら、ここが七ッ池のようです。よく見ると、薄青色の氷が雪の下から透けて見えています。
2013年05月03日 12:43撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 12:43
広がる雪原。どうやら、ここが七ッ池のようです。よく見ると、薄青色の氷が雪の下から透けて見えています。
同じく、七ッ池周辺の景色。
2013年05月03日 12:44撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 12:44
同じく、七ッ池周辺の景色。
間違いありません。目を凝らして見ると、池を氷が覆い尽くしているのが分かります。
2013年05月03日 12:45撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 12:45
間違いありません。目を凝らして見ると、池を氷が覆い尽くしているのが分かります。
ヒュッテから坪庭に引き返す途中の道から臨んだ南アルプス。手前の雪原は坪庭。
2013年05月03日 13:02撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 13:02
ヒュッテから坪庭に引き返す途中の道から臨んだ南アルプス。手前の雪原は坪庭。
道を振り返ると、北横岳山腹の縞枯模様が鮮やかです。
2013年05月03日 13:19撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 13:19
道を振り返ると、北横岳山腹の縞枯模様が鮮やかです。
坪庭に下ってきました。まだバスまで時間があるので、縞枯山荘まで足を伸ばすことに。
2013年05月03日 13:36撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 13:36
坪庭に下ってきました。まだバスまで時間があるので、縞枯山荘まで足を伸ばすことに。
坪庭から歩いて5分、縞枯山荘に到着。三角形の屋根が特徴的です。
2013年05月03日 13:47撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 13:47
坪庭から歩いて5分、縞枯山荘に到着。三角形の屋根が特徴的です。
ごめんくださ〜い。中に入って熱いコーヒー(400円)一杯を飲み干しました。おいしかった!
2013年05月03日 13:58撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 13:58
ごめんくださ〜い。中に入って熱いコーヒー(400円)一杯を飲み干しました。おいしかった!
山荘を後にして、ロープウェイ山頂駅に向かいます。
2013年05月03日 14:06撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 14:06
山荘を後にして、ロープウェイ山頂駅に向かいます。
山頂駅に到着。後はロープウェイで下るだけです。絶景に恵まれた、すばらしい1日でした。
2013年05月03日 14:10撮影 by  F905i, DoCoMo
5/3 14:10
山頂駅に到着。後はロープウェイで下るだけです。絶景に恵まれた、すばらしい1日でした。
撮影機器:

感想

 残雪に覆われた北横岳山頂に立つと、雪化粧した北、中央、南アルプスと八ケ岳全てが一つの視界の中に飛び込んできた。乗鞍岳と木曽御嶽山の雄大な姿も望める。透き通るような快晴の下、日本の中央山岳地帯の全景を独り占めした気分に浸れた。ロープウェイ乗り場から1時間足らずの、2500メートルに満たないこの北横岳が、これほどのプレゼントを贈ってくれるとは想像していなかった。
 ただ、風が強い!諏訪盆地から吹き上げる突風だ。ゴーゴーと音を立てながら頂上を通り過ぎていく。絶景を眺めながら、熱々のカップラーメンをすすろうという当初の作戦は撤回せざるを得ない。これでは、愛用のガスこんろもろとも吹き飛ばされてしまう。
 年配の女性の登山客が頂上に来られた。「私は毎年ここに来てるけれど、今日の景色が一番いい。これだけ周囲の山々がよく見えたのは初めてよ」と言う。そうか、僕はついていたんだ!
 初心者レベルで体力がなく、時間も取れないくせにアルペン気分だけは一丁前に味わいたい僕にとって、手軽に高山ムードを堪能させてくれる北横岳は実にありがたい存在だということが、今回よく分かった。
 いつか機会があれば、目の前にこんもりそびえていた蓼科山にチャレンジしてみよう。そして、眼下になだらかな草原を広げていた霧ケ峰にも行ってみたい。今後の山旅への意欲も盛り上げてくれた北横岳が大好きになった。

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技術レベル
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体力レベル
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