白銀の三重嶽を周回(動画付)
- GPS
- 09:53
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,150m
コースタイム
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
下山の南尾根ルートは、林道に到着する手前が倒木地帯でコースが全くわからない。真下に林道がよく見えているが、そのすぐ下は法面のため右へ迂回すること。 |
その他周辺情報 | 石田川ダムにトイレあり |
写真
感想
自宅から登山口まで車で15分。近所の山なのにずいぶん登っていない。過去に3度登っているが、どのコースで歩いたかも覚えていない。覚えているのは、踏み跡のない雪原を山頂に向かって歩いていたら突然踏み跡がみつかり、それをたどっていったら見覚えのある場所に出た。その踏み跡は自分のもので、雪原をぐるっと一周していたのだった。そのくらいこの山は広々としている。それは高島トレイルが始まる前、GPSがまだ存在しない頃の話。当時は夏の日曜でもこの山で人に会うことはなかったが、GPSが誰でも持てる今の時代、容易に入山できるようになり、冬でも多くの人が来ているようだ。この日はソロ1人と5人パーティーが来ていた。どちらもこの山には経験があるようだ。下山は戻るつもりでいたが、両者とも林道へ下りるというのでそちらに変更した。積雪のある長い尾根で楽しめたが、林道へ着く手前は倒木地帯でルートがわからず、先に林道に下りている5人パーティーが右だよと教えてくれて助かった。そのパーティーは林道に下りるまで見届けてくれた。その後は長い林道歩き。途中で林道が崩落していて雪の斜面を横切る。滑ったら川にドボンだ。ダムに到着したら5人パーティーが車を出発していった。「ありがとう」とお礼を言う。無事に帰ってくるのを最後まで見守っていてくれたのかもしれない。親切なグループだった。
今回は重くて沈む雪質でかんじき向きだった。スノーシューを履いた同行の初心者は重くて悲鳴を上げていた。私は軽いプラかんで楽だった。ソロの男性も同じプラかんでスイスイと登っていった。新雪はスノーシュー、ベタ雪はかんじき、カチカチならアイゼン、積雪わずかならツボ足と、使い分けるのがよい。
年末に蛇谷ヶ峰から眺めた白く輝いて見えた三重嶽へ スノーシューを楽しもうと行ってみた
水分いっぱいの重い雪質に泣き、山頂への長いアプローチに泣き、踏み抜いて股下迄雪に埋まって泣き、痩せ尾根に泣き、ルートが分からない倒木の急斜面に泣き、雪崩跡の長〜い林道に泣いた山行
それでも
私のスノーシューの足跡👣
「さんじょうだけ」につけて来ちゃった
泣きに泣いた山行の一日だったが 振り返れば 竹生島や日本海、お隣の三十三間山の稜線や武奈ヶ嶽、安曇の町の展望に 自然林の中のスノーシュー、尾根歩きと楽しかったことばかり思い出し、もう次に行く山のことを考え始めてる。
泣き言山行に付き合わせ、最後までご面倒おかけし、ありがとうございました。
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