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Yamareco

記録ID: 2927209
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雪山ハイキング
近畿

白銀の三重嶽を周回(動画付)

2021年02月14日(日) [日帰り]
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GPS
09:53
距離
12.6km
登り
1,121m
下り
1,150m

コースタイム

日帰り
山行
8:51
休憩
1:02
合計
9:53
7:24
323
スタート地点
12:47
13:49
208
17:17
ゴール地点
GPSのスタートが遅れた。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
下山の南尾根ルートは、林道に到着する手前が倒木地帯でコースが全くわからない。真下に林道がよく見えているが、そのすぐ下は法面のため右へ迂回すること。
その他周辺情報 石田川ダムにトイレあり
石田川ダムは空っぽ
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石田川ダムは空っぽ
最後の堰堤
最初のピーク
三重嶽が見えたが山頂は雲の中。やめよかな
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三重嶽が見えたが山頂は雲の中。やめよかな
もうすぐ稜線
稜線の分岐から武奈ケ嶽
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稜線の分岐から武奈ケ嶽
武奈ケ嶽山頂には4人いた
武奈ケ嶽山頂には4人いた
三十三間山から轆轤山の稜線
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三十三間山から轆轤山の稜線
轆轤山の向こうに常神半島と御神島
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轆轤山の向こうに常神半島と御神島
三重嶽は完全に晴れた。心も晴れた。三重嶽に向かってGO!
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三重嶽は完全に晴れた。心も晴れた。三重嶽に向かってGO!
分岐からの下りはとっても気持ちがいい
分岐からの下りはとっても気持ちがいい
まだまだ下る
登り返しの尾根には雪がない
登り返しの尾根には雪がない
かんじきを外して雪のない尾根を歩く
かんじきを外して雪のない尾根を歩く
ここからがたいへんだ
ここからがたいへんだ
尾根は雪のない藪なので急斜面を激登り
尾根は雪のない藪なので急斜面を激登り
振り返って武奈ケ嶽。ここを下ってきた
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振り返って武奈ケ嶽。ここを下ってきた
轆轤山の向こうにうっすらと若狭富士
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轆轤山の向こうにうっすらと若狭富士
久須夜ケ岳の半島と大島半島が繋がって見え、小浜湾が湖のように見える
久須夜ケ岳の半島と大島半島が繋がって見え、小浜湾が湖のように見える
三重嶽到着
安曇川河口方面
下山開始。南峰から武奈ケ嶽
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下山開始。南峰から武奈ケ嶽
くぐるのは無理
この尾根も積雪たっぷり
この尾根も積雪たっぷり
雪庇ができて痩せ尾根状態
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雪庇ができて痩せ尾根状態
最後のピークP686は雪原
最後のピークP686は雪原
倒木地帯を激下り。ルートが完全に消滅している
倒木地帯を激下り。ルートが完全に消滅している
林道に先行の5人組。何やら教えてくれてるけど川の音でよく聞こえない。「あっち!」のポーズでわかった。
林道に先行の5人組。何やら教えてくれてるけど川の音でよく聞こえない。「あっち!」のポーズでわかった。
崖を激下りして橋に到着
崖を激下りして橋に到着
すぐ下は法面だった
すぐ下は法面だった
長い林道を歩いて帰る
長い林道を歩いて帰る
崩落個所あり
滑って落ちたら川へドボン
滑って落ちたら川へドボン
石田川ダム下の滝
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石田川ダム下の滝
以下、空から。
広い山頂台地の向こうに北峰。その向こうに雲谷山。
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以下、空から。
広い山頂台地の向こうに北峰。その向こうに雲谷山。
北峰は真っ白。向こうに三方五湖。
北峰は真っ白。向こうに三方五湖。
北峰を北側から。向こうに三重嶽山頂。
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北峰を北側から。向こうに三重嶽山頂。
三重嶽山頂の向こうに琵琶湖と竹生島。
三重嶽山頂の向こうに琵琶湖と竹生島。
南峰の向こうに武奈ケ嶽。ここから左へ下山。右下に5人組が休憩中。
南峰の向こうに武奈ケ嶽。ここから左へ下山。右下に5人組が休憩中。
三十三間山〜轆轤山。正面奥に若狭湾
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三十三間山〜轆轤山。正面奥に若狭湾
武奈ケ嶽
大御影山
昔は山頂に展望台があったが、危険なため撤去された。2007年4月撮影
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昔は山頂に展望台があったが、危険なため撤去された。2007年4月撮影

感想

自宅から登山口まで車で15分。近所の山なのにずいぶん登っていない。過去に3度登っているが、どのコースで歩いたかも覚えていない。覚えているのは、踏み跡のない雪原を山頂に向かって歩いていたら突然踏み跡がみつかり、それをたどっていったら見覚えのある場所に出た。その踏み跡は自分のもので、雪原をぐるっと一周していたのだった。そのくらいこの山は広々としている。それは高島トレイルが始まる前、GPSがまだ存在しない頃の話。当時は夏の日曜でもこの山で人に会うことはなかったが、GPSが誰でも持てる今の時代、容易に入山できるようになり、冬でも多くの人が来ているようだ。この日はソロ1人と5人パーティーが来ていた。どちらもこの山には経験があるようだ。下山は戻るつもりでいたが、両者とも林道へ下りるというのでそちらに変更した。積雪のある長い尾根で楽しめたが、林道へ着く手前は倒木地帯でルートがわからず、先に林道に下りている5人パーティーが右だよと教えてくれて助かった。そのパーティーは林道に下りるまで見届けてくれた。その後は長い林道歩き。途中で林道が崩落していて雪の斜面を横切る。滑ったら川にドボンだ。ダムに到着したら5人パーティーが車を出発していった。「ありがとう」とお礼を言う。無事に帰ってくるのを最後まで見守っていてくれたのかもしれない。親切なグループだった。
 今回は重くて沈む雪質でかんじき向きだった。スノーシューを履いた同行の初心者は重くて悲鳴を上げていた。私は軽いプラかんで楽だった。ソロの男性も同じプラかんでスイスイと登っていった。新雪はスノーシュー、ベタ雪はかんじき、カチカチならアイゼン、積雪わずかならツボ足と、使い分けるのがよい。

年末に蛇谷ヶ峰から眺めた白く輝いて見えた三重嶽へ スノーシューを楽しもうと行ってみた

水分いっぱいの重い雪質に泣き、山頂への長いアプローチに泣き、踏み抜いて股下迄雪に埋まって泣き、痩せ尾根に泣き、ルートが分からない倒木の急斜面に泣き、雪崩跡の長〜い林道に泣いた山行

それでも
私のスノーシューの足跡👣 
「さんじょうだけ」につけて来ちゃった

泣きに泣いた山行の一日だったが 振り返れば 竹生島や日本海、お隣の三十三間山の稜線や武奈ヶ嶽、安曇の町の展望に 自然林の中のスノーシュー、尾根歩きと楽しかったことばかり思い出し、もう次に行く山のことを考え始めてる。

泣き言山行に付き合わせ、最後までご面倒おかけし、ありがとうございました。

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