記録ID: 2928507
全員に公開
雪山ハイキング
北陸
七尾城山(展望台)にてテント泊〜七尾城山シリーズ第7作『やってみたかった城山でのお泊まり』〜
2021年02月13日(土) ~
2021年02月14日(日)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 01:34
- 距離
- 0.6km
- 登り
- 26m
- 下り
- 2m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:20
13:10
80分
展望台登り口
14:30
七尾城山展望台
2日目
- 山行
- 0:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:40
9:00
40分
七尾城山展望台
9:40
展望台登り口
[展望台登り口]の駐車場(要除雪)に車を停め、上り坂を500m(標高差約30m)を歩きました(キャンプのための荷物を運びました)。展望台の所で一泊(テント泊)して帰還。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
七尾城山(展望台)にてテント泊〜七尾城山シリーズ第7作『やってみたかった城山でのお泊まり』〜 七尾市民の私は5年ほど前から、七尾城山での山行をヤマレコに記録してきています。今回は、その7作目(No.7)の記録になります。以前からやってみたかった『城山での野営』を、友の助けを借り実行しました。普通に考えると、七尾城山は史蹟(七尾城跡)になっているので野営禁止です。大変身勝手ながら、展望台のある山頂付近は公園として整備されていますので、山頂公園ならば[テント泊可能]と判断させて頂きました(※)。 ※:山頂公園では明示されていませんが、本当は野営禁止になっているのかもしれません。判断は自己責任になります。 ★ ↓わたしのヤマレコ〜七尾城山シリーズ〜のリンク↓ ★ ●No.6 雪の能登国「七尾城跡」〜七尾城山で新型のスノーシューを慣らし履きしました編〜 https://yamare.co/2866540 ●No.5 能登畠山氏の「七尾城跡」のある『七尾城山』周回登山〜お勧めの登山コースです〜 https://yamare.co/2130465 ●No.4 あゝ七尾城 (その二)〜城域を囲むように一周〜 https://yamare.co/916536 ●No.3 あゝ七尾城 〜古道を辿る=大谷川を遡るルート&小松原道を登る〜 https://yamare.co/1615114 ●No.2 七尾城山=「雪の七尾城址」〜城山展望台=「スノーシューハイクならず」 https://yamare.co/1066182 ●No.1 日本百名城の「七尾城山」に登る〜五大山城の一つ「七尾城址」〜 https://yamare.co/762091 ___【 能登国七尾へのアクセス 】___ マイカーでの石川への来県は、北陸道を利用することになります。適当なところで、「のと里山海道」もしくは「能越道」に乗り換え、七尾市までおいで下さいませ。アクセスルートを以下に記しました。 −−−< [北陸道⇒のと里山海]からのアクセス >−−− 北陸道を白山ICで降り、海側環状を北上し『のと里山海道』に入ります。のと里山海道を北上し、上棚矢駄ICで下り、「県道46号志賀田鶴浜線」を北上、中能登町瀬戸(大槻との境)で右折し、「県道298号七尾鳥屋線」に入り道なりに進むと、国道249号線に突き当たります。右折して「国道249号線」を東に進むと、「国道159号線」との交差点『藤野北』交差点に出ます。そのままを直進すると県道177号「城山線」に入ります。約1km進んだ所で、市道矢田郷81号線(農免道路)との交差点『城山』に到着します。交差点『城山』をそのまま直進し、「城山線」を登り続けます。3.7km進むと、本丸跡直下にある「本丸北駐車場」です。「本丸北駐車場」からは、富山湾側の黒崎に通じている市道南大吞(みなみおおのみ)1号線(黒崎線)に代わります。1.3km先が「展望台登り口」です。「登り口」から歩いて500m登ると展望台広場(山頂公園)です。 −−−< [北陸道⇒能越道]からのアクセス >−−− [北陸道を西から進んで来た場合]は、小矢部砺波JCTで、『能越自動車道』に入り北上し、七尾城山ICで下ります。また、[北陸道を東から進んで来た場合]は、小杉ICで降り、富山県道58号線+57号線(南郷大橋で接続)を通行して、高岡ICで『能越自動車道』に入り北上し、七尾城山ICで下ります(小杉ICで降りず小矢部砺波JCTまで進んでもOK)。市道矢田郷81号線(農免道路)を西に800mほど進むと、交差点「城山」に着きます。「城山線」を登り、「本丸北駐車場」へ、さらに「黒崎線」を登り、「展望台登り口」に到着です。 交差点「城山」から山頂公園(※1)までの経路をまとめると〜 ★ 交差点「城山」=城山線(3.7km)=本丸北駐車場=黒崎線(1.3km)=展望台登り口=徒歩(0.5km※2)=展望台広場(山頂公園) 〜となります。 ※1:ここで云う山頂公園(城山展望台広場)のことは、城山線の各所に設置されている案内板では「城山採草地」と表記されています。 ※2:積雪の無い時期ならば、登り口から山頂公園(トイレ・駐車場あり)まで車で上がれます。 ___【 トイレと除雪について 】___ 城山の上では3ヶ所(本丸そば・展望台登り口・展望台広場)にトイレがあります。冬期間、各トイレが使えなくなる恐れがありますので、注意が必要です。 嵋楷殍銘鷦崗譟弉のトイレ 本丸跡のそばにあるので、観光客が最も利用するトイレです。管理が行き届いていて、ほぼ冬期間も利用可能です(凍結で使用出来なくなる可能性あり)。積雪時は、城山線の終点である「本丸北駐車場」までは、ほぼ確実に除雪されています。ただし、駐車場の除雪は期待できません。2月下旬頃にもなると駐車場も除雪されるか、雪が溶けて駐車場が使えるようになると思います(推定)。 ◆ 崚庫沼翕个蠍」の駐車場のトイレ 冬期間は利用不可です。「本丸北駐車場」からの黒崎線の除雪は、城山線が先なのでやや遅れます。登り口にある駐車場も除雪は期待できません。今回の場合は、「展望台登り口」まで除雪されていました。 「山頂公園」の駐車場のトイレ 冬期間は利用不可です。無積雪期ならば、「展望台登り口」から「山頂公園」まで車で上がれます。積雪期は、登り道の除雪がされませんので、歩いて登ることになります。 ___【 山頂にある三角点とその他の施設 】___ 城山山頂は、展望台のある場所です。展望台のすぐ側に三角点が設置されています(蓋の中にしまわれています)。山頂周辺には三角点の他に、方位盤型テーブルのあるベンチ、「採草地」と呼ばれている広場、トイレとその前の駐車場〜などがあります。 ● 三等三角点「小松原」(標高379.47m) |
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は、比較的積雪が多くなりました。今回(2月13日)は、展望台登り口までマイカーで上がれました。しかし、登り口の駐車場は除雪されていませんでしたので、自分で[雪のかし]が必要でした。登り口から山頂までの500mは歩きですが、積雪が多く、スノーシューを利用しました。つぼ足でも登れましたが、荷物が重かったので、スノーシューがあった方が楽でした。また、登り道の上の方では日当たりが良かったためか、路面が露出している所がありました。適時、スノーシューを脱ぎ履きする必要がありました。 |
写真
< 交差点「城山」 >
ここから城山線を5kmほど登ると、「展望台登り口」になります(マイカーで移動)。
※:県道177号「城山線」は、交差点「藤野町北」から起点し、ここ交差点「城山」で矢田郷81号線(農委面道路)を横切り、七尾城址(駐車場)前で終点しています。
ここから城山線を5kmほど登ると、「展望台登り口」になります(マイカーで移動)。
※:県道177号「城山線」は、交差点「藤野町北」から起点し、ここ交差点「城山」で矢田郷81号線(農委面道路)を横切り、七尾城址(駐車場)前で終点しています。
< キャリーカート >
〜とスノーボート(橇※)を荷物運搬に利用しました。
※:スポーツ用品の「スノーボード」=(末尾の[ト]と[ド]が違います)〜ではありません。商品名は『スノージャンボ』です。雪遊びや除雪作業に利用されます。
〜とスノーボート(橇※)を荷物運搬に利用しました。
※:スポーツ用品の「スノーボード」=(末尾の[ト]と[ド]が違います)〜ではありません。商品名は『スノージャンボ』です。雪遊びや除雪作業に利用されます。
< 大黒柱は七角柱 >
〜になっています(展望台の2階部分の柱)。七つの尾根の名前が張られています。
※:七つの尾根の名前は正確には同定されていませんが、七尾城の主郭群のある尾根は[松尾]尾根でした。初期の七尾城は「松尾城」と呼称されてたと云います。
〜になっています(展望台の2階部分の柱)。七つの尾根の名前が張られています。
※:七つの尾根の名前は正確には同定されていませんが、七尾城の主郭群のある尾根は[松尾]尾根でした。初期の七尾城は「松尾城」と呼称されてたと云います。
< 以前の写真 >
〜がありました。山の木々の伸び具合によって、連峰の見える範囲が影響されるみたいです。ちなみに、南東方向に「劒岳」や「立山」があるのですが、その方向には、この山域でのピーク(標高413mで城山の最高所)があって、影に隠れています。
※:2019年12月1日の撮影です。
〜がありました。山の木々の伸び具合によって、連峰の見える範囲が影響されるみたいです。ちなみに、南東方向に「劒岳」や「立山」があるのですが、その方向には、この山域でのピーク(標高413mで城山の最高所)があって、影に隠れています。
※:2019年12月1日の撮影です。
< 七尾市街をズーム >
〜しました。紅白横縞模様の電波塔(NTT西日本七尾店の鉄塔)のある辺りが、JR七尾駅の周辺となります。七尾南湾と西湾の境目に架かる「能登島大橋」、さらに奥には、西湾と北湾の境目に架かる「ツインブリッジ」が見えています。
〜しました。紅白横縞模様の電波塔(NTT西日本七尾店の鉄塔)のある辺りが、JR七尾駅の周辺となります。七尾南湾と西湾の境目に架かる「能登島大橋」、さらに奥には、西湾と北湾の境目に架かる「ツインブリッジ」が見えています。
< 日の入り >
〜は、ネットの予報で17:31となっていましたが、[お日様]は1分ほど遅れて日本海に沈まれました。
※:地表面に近くなるほど大気の密度が濃くなるため、水平線側から届く太陽の光が地面側に屈折して届きます。結果、私達が見ている[沈みつつある太陽]は実際の位置よりも高く見えています。実際は既に水平線に沈んでしまっていても、数十秒間は太陽が見えている状態が起こり得ています。
〜は、ネットの予報で17:31となっていましたが、[お日様]は1分ほど遅れて日本海に沈まれました。
※:地表面に近くなるほど大気の密度が濃くなるため、水平線側から届く太陽の光が地面側に屈折して届きます。結果、私達が見ている[沈みつつある太陽]は実際の位置よりも高く見えています。実際は既に水平線に沈んでしまっていても、数十秒間は太陽が見えている状態が起こり得ています。
< 山頂公園のトイレ >
〜を訪問。電気と水道は止められ、便座にはカーバーが掛けられていました。自前でポリタンク入りの水を用意しましたので、勝手に使用させていただきました(使用後はカーバーは元に戻しました)。
〜を訪問。電気と水道は止められ、便座にはカーバーが掛けられていました。自前でポリタンク入りの水を用意しましたので、勝手に使用させていただきました(使用後はカーバーは元に戻しました)。
装備
個人装備 |
テント一式(二組)
シュラフ・マット等
キャリーカート(籠台車)
スノージャンボ(橇)
大型ザック
キャップ
スノーシュー
軍手
一眼レフカメラ
小型三脚
コンデジ
スマートホン
GPS機能付きウォッチ
予備電池
トイレットペーパ
防寒具
タオル
鍋・鉄板・コンロなど調理器具一式
七尾港朝とれ刺身
焼肉用の和牛+豚肉+ホルモン
寄せ鍋の食材一式
ビール
日本酒
赤ワイン
飲用水10L
トイレ流し用水20L
|
---|---|
備考 | 小型三脚小さすぎた=高さが足りず、展望台の手すりよりも低くて、撮影には使えなかった。 |
感想
___【 良かったこと 】___
● 以前から思い描いていた「城山野営」を遂行できた。
● 天候に恵まれ、景色も良かった。
● 素晴らしい景観の中で、肉・魚・酒を堪能できた。
___【 悪かったこと 】___
● 荷物運びが想像以上に辛かった。中途半端な残雪があり、橇とカートのどちらも十分には役立たなかった。
___【 最後に 】___
今までやれそうでやれなかった「地元の城山でのテント泊」は、楽しく過ごせました。私の想い出の一ページに加わりました。雪道の中であっても、他の登山客や観光客もおいででしたので、少々迷惑掛けたかもしれません。たぶん?もうしませんので赦してやって下さいませ。
___【 前回の山行記録のリンク 】___
先週は、仲間4人で、上市町にある「城ヶ平山」に登っています。
● 雪の「城ヶ平山」登山〜アフターは=大岩山「日石寺」の磨崖仏こと[不動明王]参拝〜締めは[大岩そうめん(にゅうめん)]〜おまけは=金沢で昼飲み〜
2021年2月7日(日帰り)
https://yamare.co/2878890
___【 前回の城山の記録のリンク 】___
1ヶ月前に、『スノーフィット』という新型のスノーシューをここ城山で試し履きしています。
● 雪の能登国「七尾城跡」〜七尾城山で新型のスノーシューを慣らし履きしました編〜
2021年1月17日(日帰り)
https://yamare.co/2866540
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:783人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する