快晴しかし地吹雪の乗鞍岳

2021年02月21日(日) [日帰り]

• GPS: 07:12
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,436m
• 下り: 1,425m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:53
• 休憩: 0:12
• 合計: 7:05

6:05 乗鞍高原第七駐車場
7:59 8:00 ツアーコース終点
9:27 肩ノ小屋
10:32 朝日岳（乗鞍）
10:50 11:01 乗鞍岳
13:10 乗鞍高原第七駐車場

天候

晴れで強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

肩の小屋から剣が峰までの稜線上　強風で体が飛ばされないよう注意

写真

2/21 6:03

11時神戸より移動　約400Km の移動で眠いです。今年アルプス三回目。第7駐車場に停めて休暇村からスキーゲレンデを上がっていきます。

2/21 6:07

休暇村。気持ちはこういうところで優雅に泊まってスタートしたいものです。。。

2/21 6:19

最初はこういう感じでゲレンデを登っていくのですが斜度が結構あってきついです。

2/21 6:20

圧雪されたゲレンデを上がっていくので、まだ不要ですがスノーシュー装着。

2/21 6:44

スキー持ってきたらよかったかな~。

2/21 7:00

7：00スキー場境界。ちょうど1時間かかりました。
スキー場のリフトが8：45スタートで遅いので歩きで上がってきましたが確かに朝から動いていたら使うなあ。。。

2/21 7:32

ここからはバックカントリーのゲレンデ。
とても快適なコースです。山スキーだととても楽しいと思います。

2/21 7:42

高天ケ原と剣ケ峰が見えてきました！ただまだまだありますね！

2/21 8:16

位ケ原の眺めの良い雪原。広い！ただ、地吹雪がものすごいんですけど。。。。あそこ大丈夫かな。。（のちほど不安的中）

2/21 8:32

富士見岳方面を見る

2/21 8:41

摩利支天、冨士見岳を見る。相当地吹雪すごいです。
位ケ原も非常に風がきつい。

2/21 8:41

剣ケ峰。非常に美しい。

2/21 8:41

位ケ原を東に振り返る。

2/21 8:46

厳しい風雪に耐えた森林限界ギリギリで頑張る樹木

2/21 9:06

いきますよ！

2/21 9:12

小さい小屋がありますが、はいれるのかな？

2/21 9:12

いや、ほんとに地吹雪きつすぎます。。。

2/21 10:42

肩の小屋でアイゼンに切り替えるも、風が強すぎて写真がとれず、一気に朝日岳まで高度を上げました。この朝日岳のピークまでが本当に地吹雪で身体が吹っ飛びそうになり危険！
剣ヶ峰、大日岳、屏風岳を見る。権現池は雪に埋まっています。

2/21 10:43

肩の小屋、観測所を見る。槍穂も一望できます！

2/21 10:47

あと少しで剣ヶ峰です。

2/21 10:54

ピークハントを完了したお二人が下山中。頂上はすごい状態です。。

2/21 11:04

登頂！　鳥居が半分埋まってます。

2/21 10:51

風雪を避けるように神社に、身を隠す。。

2/21 11:09

御嶽が見えます！素晴らしい存在感。

2/21 11:10

槍穂、焼岳、霞沢岳を一望。展望絶佳！

2/21 11:29

帰路につきます。雪崩の心配はなさそうなので、朝日岳から一気におります。

2/21 11:35

観測所でお仕事される方も大変です。

2/21 12:16

位ヶ原から道なき新雪を楽しみに歩きました♪

2/21 12:44

ゲレンデをテクテクおります。

2/21 13:17

今度は家族と休暇村に泊まってスキーを楽しもう。

撮影機器：

NEX-F3 SONY

SH-M15 SHARP

装備

個人装備

タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 靴 ザック アイゼン スノーシュー 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ty_iwata

とても快晴で気温も高めでしたが、地吹雪の起こる厳しいコンディションでした。
リフトでスキー場トップまで上がる方法もありますが、始発が9時前で帰着が夕刻になり、高山観光ができなくなることから、6時スタートとしました。ペースは速い方ですが、スキー場トップまでちょうど1時間です。位ヶ原まではバックカントリースキー場のようになっていて一気に高度を上げていきます。新雪も多く、ワカンかスノーシューは必携です。位ヶ原からは猛烈な風が吹き、肩の小屋まで来ると頑丈な男でも吹き飛ばされそうになりますので、華奢な方はロープ等で安全確保が安心です。
また、肩の小屋から朝日岳が特に傾斜がきつく、アイスバーンかつ雪の量も多く歩きにくいことからアイゼン＋ピッケルがよいと思います。頂上は神社がいい風除けになります。展望は快晴で素晴らしく360℃遮るもの皆無で、槍穂、御嶽などを一望できます。帰路は肩の小屋まで下りず、朝日岳からショートカットで下山位ヶ原まで下りました。猛烈な風で森林限界以降は非常にペースが落ちましたが往復約7時間の行程。往路5時間、帰路2時間の非常に充実した山行でした。八ヶ岳などと比べると、テクニカルな場所は少ないですが、距離が往復14�辧�高低差約1400mのため、体力がそれなりに必要です。