尾瀬燧ヶ岳〜快晴の残雪あるき&すべり


- GPS
- 05:55
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 907m
- 下り
- 896m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
御池駐車場:7時半ころで余裕あり。 |
写真
感想
■はじめに
昨年、至仏山に登ってスキーで下りたので、今年は燧ヶ岳に行くこととしました。
この時期、七入〜御池の区間は夜間通行止めで7時から通れます。開通と同時に多数の車が入りましたが御池の駐車場は余裕がありました。
登りは冬靴+アイゼンで、下りはショートスキーで滑るという作戦です。スキーブーツはザックの中です。ブーツと板が重いのがありますが、約19kg。重いです。
■燧ヶ岳へ
駐車場の南側から登りはじめます。日影は雪が堅いですが、日向はざくざくもなか状態。さらに時間の経過とともに、日影も踏み抜くようになりました。山スキーの人のあとについて登ったのが間違いだったかもしれません。広沢田代までが一番きつかったです。広沢田代まで1時間もかかってしまいました。かなりへろへろです。たかが標高差200mで1時間って...ありえないですね。まだ4分の1ですよ。
広沢田代からは登山者のトレースを使わせていただきます。スタートから広沢田代までより楽になりましたが、すごい急登です。熊沢田代の手前から。燧ヶ岳が見えます。ようやく元気が出てきました。
標高を上げるに従い、どんどん景色も良くなります。北には会津駒ヶ岳、北西には
平ヶ岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳、荒沢岳。どれも素晴らしい山です。山頂まで行けば、南側の山も見えると思うと楽しみです。
山頂まで行くと、尾瀬ヶ原と至仏山がよく見えす。尾瀬沼は真っ白。尾瀬沼。尾瀬沼のちょうど先に日光白根山。左側には男体山をはじめとする、日光ファミリーも見えます。きつかったですが、来て良かったです。
■スキーで下山
お昼のカップ麺をたべた後、スキーの準備をします。
ザックからブーツを出します。レーシングブーツなんで寒いととても硬いのですが、山専ボトルの廃熱で暖まっており、楽々足入れできました。これは使えますね! そして、かわりに冬靴をザックにしまいます。
最初は快適な斜面。気持ちよく下ります。悪雪なので、スキーのトップを浮かして滑ります。しかし、ノートラックのエリアに入り込むとスキーが沈みます。全然滑れません。下向いて滑ると板がはずれるし、こけるし。滑るというより歩き、抜け出すのに大変でした。
下山にスキーは楽だと、大きな勘違いをしていました。この板の短さがつらい結果になってしまいました。熊沢田代の登り返しは、東側からトラバースもできるので回避できるのですが、ショートスキーでは無理と判断しました。このあととにかく、踏み跡のあるところを滑りましたが、きついスキーでした。
■下山後
「燧の湯」に向かいました。昨年9月にhirokさんと行った平ヶ岳の帰りに寄っています。露天風呂もあり、500円です。ちょうど桜がまもなく満開の時期でした。入浴後、まる家に蕎麦をたべに向かいます。こちらも前回と同じ店。天ざる。岩魚の天ぷらが入っています。おいしかった。
天気が良かったので全て良し、ですが、ショートスキーについては、場所と時期を考えないといけないようです。
sat4さん、こんにちは
いい天気ですね。
シール登降でないので、かなり踏み抜くのでしょうか。
200m登るのに1時間はきつそうですね。
19kgという重さも影響しているかもしれませんね。
しかし登った甲斐があって、山頂からの越後の山々は美しいです。
今年の至仏山は眺望がなかったので、やはり眺望はいいですね。
斜面は至仏山と比較するとどうでしょう。
私は燧ヶ岳は1回のみ、至仏山8回と、圧倒的に至仏山支持派です。
hirokさん、こんばんは。
登山者の踏み跡をたどらなかったルートミスが大きいかと。広沢田代の時点でハァハァゼイゼイで、撤退が頭をよぎりました。ザックが軽ければ違ったかもしれません(テン泊装備は私にはむりですね)。
雪質の違いもありますが、斜面の良さでは至仏山でしょう。燧ヶ岳からもワル沢(たぶん)がみえましたが、斜度が一定でした。
今年も至仏山は考えていたのですが、燧ヶ岳は未踏だったので、行ってみたというのが大きいです。
今冬は、蓼科山、赤城山と、未踏の百名山3つをスノーハイクで歩けたのでよかったです(いずれも無雪期に行くには軽めなので)。
sat4さん,rikimaruです。
重量19圓任療个蠅蓮い△寮禺舛任蓮い気召しキツかったでしょうね。
快晴のおかげで,雪は溶ける一方。下山時,広沢田代でお会いしたショートスキーの方は,「雪の状態が悪すぎて,ぜんぜん滑りません。これなら歩いた方がマシ。」とボヤいておりました。
私は,登るときにスキーの方が大勢いて,「下りはアッという間だろうなあ。うらやましいなあ。」と思っていましたが,そんなに簡単では無かったのですね。
でも,あの天気は最高でした。次回はスキーをはずし,アイゼン歩行で是非,柴安瑤泙嚢圓ましょう。至仏山や平ヶ岳もナイスビューですよ。
rikimaruさん、こんばんは。
登りも下りも、ほぼ同じ時刻でした。rikimaruさんの写真に写っていたのも、下山時に話をしたショートスキーの人も、たぶん私です。
あのショートスキーで、熊沢田代で登り返さずに東側をトラバースしていたら大変なことになっていたと思います。反省しないといけないですね。
柴安ぐら。宿題にしておきます。
スキーをしなくても、登るだけでも楽しいので、次はスキーを持たないで登ります。
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