3年目の残雪の武尊山
- GPS
- 07:49
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,160m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:50
天候 | はれ 午後からくもり 駐車場で雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場―尾根分岐…危険個所は特に無。 尾根分岐―前武尊…雪が多くなる。下部は踏み抜き注意。 前武尊―剣ヶ峰トラバース―家ノ串…自分的に核心部。滑落注意。 家ノ串―中ノ岳…一部クラックあり。岩と雪の境の踏み抜き注意。途中夏道を通る。ミックスになる。 中ノ岳―沖武尊…クラック、深い穴あり。途中ミックス。 *あくまでこの日の状態。雪はどんどん溶ける一方です。トラバース部で下草が出てくるとアイゼンの爪が掛からず滑落の危険、岩と雪原の隙間が大きくなると体が落ちるぐらい深くなるので本当に注意が必要です |
写真
感想
前半と後半に連休が分かれた今年のGW。前半はがっつり筑波山に行き大渋滞を経験しました。
後半の連休、友達と約束があり群馬の高崎に。やはり大渋滞の東北自動車道から北関東道に抜け高崎に向かう途中…カールをまとった様な白い山がこっちを見ているではないか…そう、U字型の山容の「上州武尊山」が涸沢の様なカールを抱いております。涸沢には行った事ありませんが…今年も武尊山に行ってきました。
3年目の武尊山、例年よりちょっと早めだったので雪がタップリ。
トラウマになっている剣ヶ峰のトラバースも笹や枝が出ていないのでスンナリ。
去年撤退した家ノ串の先もトレースがあり通過できました。
その先には中ノ岳が…見るとトレースが付いています。雪がないと道がないので藪漕ぎになるのでしょう。この時期限定の中ノ岳、行ってきました。
中ノ岳から沖武尊にもトレースが付いていましたが岩峰を超えるので危険と判断し一旦戻り分岐経由で山頂へ。
分岐から沖武尊へのトレースは尾根の上部に付いてます。例年なら一旦鞍部に降りてました。夏なら池がある所でしょうか?夏に来た事はありませんが…
尾根伝いは雪面に所々クラックや深い穴があり注意です。
山頂直下には幕営跡あり。山頂には雪が残っていました。休憩していると宝台樹からの御夫婦が到着。
天気予報では天気が崩れる予報だったので休憩だけで下山開始。
雪が腐ってきて歩きづらくなり剣ヶ峰トラバースが心配に…
トラバース途中、アンザイレンしている若者とすれ違い…時間的に微妙でしょうが無事ならいいが…
前武尊に到着、ここまで来れば後は楽、昼食にして下山しました。
駐車場に到着、風が冷たくなり雨がポツポツと…あの二人が気になります。
〜剣ヶ峰トラバースでの出来事〜
一昨年、初めての本格的雪山として残雪期の武尊山に来ました。
その時の装備は6爪アイゼンとストック。ピッケル無しでした。
剣ヶ峰トラバースで笹や枝が厄介な感じで出ていて…
10m位ですが滑落しました。
一応山頂は踏めましたが、この時の装備の不足、技術の未熟さ、体力不足を痛感しました。
そして昨年、10爪アイゼンとピッケルを購入し装備もきちんと揃えて来ましたが道が分からず1回目は撤退、悔しくて2回目にリベンジを果たしました。
今年学んだ事は…アイゼン歩行は平地より足が雪に埋まるから足を余計に上げる分疲れますね。ワカンかスノーシューがあると楽かも…
あと、今の靴は休憩中の時に足の指先が冷たく感じたので、残雪期でも使えるのを買わないといけないです。
この山は色々教えてくれる気がし、毎年来たくなります。
また来年も来ます!
※関越道沼田インター降りて左折(尾瀬・日光方面)曲がってすぐの吉牛がつぶれていました。あちらに行く時は良く利用してましたが残念でした。
こんにちは(*^^*)
凄い山!凄い季節に登られましたね。
とても強い思い入れのある山なのだということを、この記録で読ませていただきました。
装備を万全にしてのリベンジ、撤退はどんなにか残念だったことでしょうが、そのため更に今回の登頂が嬉しく充実して感じたでしょうね。
私には敵わないかもしれませんが、雪のなくなった時期に、挑戦してみたいです。
コメントありがとうございます。
初めての本格的雪山に登った事は山の世界が広がって良い経験になりました。
この山は雪のない時期に登ったことはありませんが鎖場があったり急登だったり、結構大変な山みたいです
はやくhuwakoさんみたいにテン泊したいです
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