立山BC(剣御前・タンボ平)
- GPS
- 52:08
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 2,642m
コースタイム
室堂10:16-雷鳥荘10:56 猛吹雪の為雷鳥荘で様子見
雷鳥荘12:30-雷鳥沢フュッテ12:41 宿泊
28日
雷鳥沢テント場11:05-剣御前13:25-剱沢13:52-剣御前14:36-剱沢14:47-別山乗越15:22-Tバーリフト乗り場15:52-雷鳥荘16:30-入浴の後雷鳥沢キャンプ場へ
29日
テント場8:05-一ノ越9:55-休憩10:43-東一ノ越11:26-休憩11:45-黒部平12:40黒部ダム遊歩道13:28-黒部ダム駅14:24
天候 | 27日 吹雪 28日 快晴 29日 晴れのち曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢〜室堂 黒部アルペンルート 黒部ダム駅〜扇沢 黒部アルペンルート 扇沢駐車場 GW初日で激混みを予想したが、6時に到着でも余裕で無料駐車場に停められた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年より残雪が多く、一ノ越から東一の越へ抜けるトラバースルートはアイゼンがあった方が安全です。 その他は特に問題はありません。 |
写真
感想
GW前半を使って立山にBCに行ってきた。
この時期の立山入りは昨年に引き続き2度目、今年は雪が多かった。
27日
発達した低気圧のお陰で扇沢に着くまでの道が大雪で数台の車がスタックをしていた。アルペンルートは雪に強いので大丈夫だと思ったが、今日のテント設営の心配と雷鳥沢までの行程に不安がよぎる。GW初日というのに無料駐車場は7割位の車しか停まっておらずラッキー!早速駐車し仲間と合流。「今日は温泉&宴会」だねと苦笑い(汗
我々の荷物は重くスキーを入れると30kg。始発のトロリーバスには乗車出来た物の黒部ダム通過は牛歩の如く速度が上がらず、ロープウェイ3番目の乗車となった。室堂に着くとターミナルの出入り口は係りの人が注意勧告を行っており、ツアー客には外出自粛、登山客には山荘までで登山の自粛を呼びかけていて只ならぬ雰囲気でした。実際我々が雷鳥沢に行く道中もホワイトアウトで、何度か通っている道にも拘らずGPSで確認をしたくなる状況。雷鳥沢フュッテで悩みに悩んで幕営を中止し、当日は雷鳥沢フュッテにお世話になる事にしました。お金は掛かってしまいましたが、たまには小屋泊も楽しい物。温泉に宴会に楽しい一夜を過ごせました。
28日
The Day! しかしチキンな我々は雪崩が怖いのでテント設営の後、様子を見てからアタックすることに。結果から見ると昨日の降雪は水分を含んでいるようで雪の結合はしっかりとした物でした。しかし安全最優先でもこのエリアは美味しい斜面が沢山あって、十二分に満足の行く滑走が出来ました。
2日目は、雷鳥荘の温泉に入るべくTバーリフトを当てにした我々に故障の為乗車不能(涙) 結局雷鳥荘までハイク。雷鳥荘のお湯とお風呂は最高で、最高の一日の締めくくりとなりました。
29日
夜明けの時間帯は快晴だった物の徐々に天候が悪化し厚い雲がわいてきた。最終日の今日は寄り道をせずに帰る事に躊躇なく決定。とは言ってもタンボ平の滑走が待っているので十分に楽しめる。今回は初めて黒部平から黒部ダムに抜けるルートを選択、あっちこち迷いながら無事に黒部ダムに滑り込む事が出来た。一の越を越えた長野県側は天気もよく非常に快適なツアーだったが、雪が死んでしまって滑走は最悪で、こんなに滑るのが辛かったのは初めてではないだろうか。
何だかんだで、最高の3日間!
しかし下山後に数多くの遭難事故のニュースを聞き、我々の運の良さに感謝し、慎重には慎重になる事がどれだけ大切かが身にしみた。楽しいBCスキーですが、事故の無いようにと身を引き締める思いとなった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する