火打山 ダイレクトルートが吉
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- GPS
- 10:08
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,078m
- 下り
- 2,070m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・笹倉温泉までしか除雪してなく奥へのキャンプ場まではいけない ・基本のルートで登ったが沢を詰めるルートが下りを含めて効率的 ・北面とはいえ昼前にはかなりグサグサ来ていたので、早めの出発でよかった |
その他周辺情報 | 笹倉温泉 |
写真
感想
2/24にモンタナ君から火打山で山スキーへ行かないかと打診があった。
火打山は100名山だし、YSHR先生の記録で見て印象に残ってるので興味はある。
コロナ禍で出にくいが、一部緊急事態宣言も解除されそうだし、新潟県は対象外だし、山だし早めに帰れればと思い行く事にした。
週末は晴れ予報だが金曜日までは雪が降るらしい、さて火打山はどうだろう?
土曜日に情報収集すると、雪は意外と良いらしい。
0時過ぎに笹倉温泉に到着し仮眠を試みるも寝れるわけも無く、ほどなくして隣に車がやってくる。
スキーヤーか?と思ったが、すぐにバックして離れた場所に駐車した。
その後また隣に来て何やら準備をするが、やっぱりスキーを持っている。
モンタナ君も寝れなかったようで、それならスタートしようと言う事で先行者を追いかける。
入山地点で雪は真白ながらもカチカチで多くのトレースがある。
しかし、少し標高を上げると雪は良くなり、陽の当たる斜面や風の抜ける斜面は今一だが、気温が低かったため水分のないサラサラの雪だった。
トレースを利用して先行者を追いかけるもヘッドライトの明かりが見えるもなかなか追いつかない。
5kmほど進んでようやく追いつき先行者のトラさんとお話し中に対岸の斜面が雪崩れだした・・・
今回のルートは距離22km超で標高差2,000m超のハードな山行だが、後半の3kmで1,000m登ると言うオマケつき、ヘロヘロになりながら山頂直下に到着すると、別ルートを行ったトラさんが滑って来た。
山頂付近の状況をお伺いし、アイゼンに変えて山頂につくと360度パノラマビュー快晴であり、妙高山や白馬のスキー場、遠くは佐渡島まで見渡せた。
肝心のスキーは滑走が北斜面のため、雪は生きており普段は入らない急斜面をトラさんが滑っていたので、一人ずつ安全を確認しながら滑り込んだ。
エントリーポイントからは斜面が見えず、最大斜度45度はあろうか斜面は下地こそ凍っているものの、雪の状態は悪く無く緊張感をもって滑り込んだ。
少し下りると低温、北斜面、日蔭で至福の滑走を味わった。
笹倉温泉まではトラさんのトレースを利用させてもらうが、登り返しも少なく楽に下りることが出来た。
流石に標高を下げるとストップスノーとなるが、許容範囲内で大満足の山行となった。
モンタナ君、今回もありがとう!
先週は気温が高く山スキーへは行かなかったが、計画していた弓が洞の記録が上がっていてかなり楽しそうだった。
「しまった!」と思う気持ちも少しあったがゲレンデでも学ぶ事は多い、周りに流されない事が大切だと思う。
今週はピーカンが約束されていたので、昨年の雪辱の為に行くしかない!’頸城’ 狙うは火打・焼山両方である。
手応えがあるロングルートなので楽しみだ。
前日から頸城入り、なかなか熟睡できないが目をつむりだけでもいい。
夜中隣に車が止まる「ブオンブオン!!!!!ブワぁぁぁん!」とアメ車か?と思うぐらいのエンジン音だった、無論怖くて見る事ができない。
Yさん曰く1時前の事だった。
1時半前に準備を開始、隣の車を見ると・・・なんだトラさんか
高山のトラさんだった。トラさんの車は一目瞭然 まぁ普通の人は乗れない・扱えない・使う場所が限られる。 もちろんFR
普通の人はまず買う決心は出来ないだろう。
人間いろんな人がいるので憧れ・妬みばかりでもダメだよなぁ。
1時半に出発
すでに沢山のトレースがあるが、今日のものはトラさんのだけだ。
雪も硬いのでガンガン飛ばしていく、30分差のトラさんを追いかけよう。
野生動物がトラさんを追ってなんとかアマナ平らで捕まえる、大笠以来ですね!おはようございます。
トラさんは沢を詰め尾根から火打へ、我々はクラシカルなルートへ
沢ルートの方が効率的なのは知っていたが、以前使った事があるので今回はクラシカルなルートを選択した。
しかしこのルートアマナ平から北面大地までのコース取りが難しく、綺麗なラインが引くのが難しい。しばしば失敗してしまい、時間をロスしてしまった。
北面大地へ上がれば後はひたすら歩くだけ、最高の景色を見ながらピークを目指す。
ここからいろんなルートを見る事が出来る、例えばトラさんルートの入り口は少し急だなとか、我々の入り口は少し緩いなとか。
緩い入り口だと思っていたのだが入ってみたら上部は厳しい急登。
火打山舐めてましたと筆者が代表で宣言。
頻繁にトップを代わりながら登っていく、コンディションが悪い筆者は全然登れない。
Yさんありがとうございます。
ひたすらジグを切りやっと火打山が見えてきた、初めてみる火打山は白くてかっこいい。
今ごろ左手に伸びる尾根からトラさんは登っているのだろう。
火打山直下の尾根に着くとトラさんを発見、
まさにトラトラトラで昔の映画を思い出してしまった、今は平和だなと改めて思う。
トラさん曰く「沢は登りやすく早い」との事、筆者もそうかなぁと思っていたがやはりそうだった、YSHR先生がいくルートだ!良いに決まっている。
以前筆者が沢ルート行った時も先生の記録にさせてもらった。
[blogcard url="https://yamajinmagazine.com/yamaski-4"]
トラさんとしばしお話をした、それにしてもモチベが高い。
さっさと斜面に消えていく、30分差を追いついて今度はこれかよ、まぁ仕方ない。
後はピークを踏むだけ、憧れの火打山!!!
色々あり、途中でスキーを脱いでアイゼン登頂。
山頂から見えるパノラマの景色 白馬八方尾根スキー場までくっきり見えました。
これが百名山火打山か! 今度は焼山へ行こう!
いよいよ滑走!北面斜面なので期待大、気温が高くなると予想されていましたがまだまだそんな感じはしない。
トラさんが行ったルートを滑る、最初はかなりの斜度!怖いが飛び込む!!
カリカリでまともにエッジが効かないが、なんとかコケないで滑る。
ある程度我慢すれば天国パウダーが待っていた。本当に素晴らしい雪質だった。
上部でスティープを楽しみ、途中パウダー、最後に景色を楽しむというなんとも贅沢なスキーとなった。
本当に頸城は素晴らしい。人生が2度あるのであれば若い頃から頸城でスキーをしたい。
北面大地から沢沿いに降りればあっという間に下れる。
早すぎて驚いた、もちろん雪崩の危険性はあるので注意が必要である。
笹倉温泉に戻ればまだ昼前
こんな満喫できるルートでも半日!マンダム!!いやマンダムダムダムだろう!という生意気な事は言わない方が良いだろう。
https://yamajinmagazine.com/yamaski-23
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