大崩山 落とし物拾いました

2021年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: 07:13
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,241m
• 下り: 1,214m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:02
• 休憩: 0:03
• 合計: 7:05

距離 10.3km 登り 1,241m 下り 1,249m

6:12 平湯野営場
11:38 大崩山
13:13 13:16 平湯野営場
13:17 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

2/28 5:58

定刻と成りました。
スタートです。

2/28 6:16

トレースまるけ。

2/28 6:35

尾根に乗り上げるルンゼはデブリだらけで通行止め

2/28 8:13

天気よいですなー。

2/28 10:44

ド快晴！

2/28 11:10

ドロップポイントの目印

2/28 11:32

尾根に上がった。

2/28 11:34

風紋が美しい
この後、山頂に達したがワケアリで写真なし。

2/28 12:08

良い斜面

2/28 12:16

2/28 12:50

結構、やりたい放題

2/28 12:54

満足

2/28 12:55

いつもの

2/28 13:03

最後の急斜面

2/28 13:06

やらかした…😅
2mほど落ちて、この姿勢で止まった。
止まらなかったら更に5m位落ちた。

2/28 13:14

ギリまで雪を拾う

2/28 13:15

おつかれい！

やっぱり相棒はコイツだわ。

撮影機器：

KYV46 KYOCERA

装備

個人装備

水 食糧 行動食 バックパック 使い捨てカイロ アンダーシャツ アンダータイツ シャツ パンツ ダウンジャケット 靴下 ウインドブレーカー ピンチ缶 ヘッデン 予備電池 メガネ ＧＰＳ 笛 コンパス ナイフ 非常食 タープ 無線機 スリング 予備インナーグローブ 保温ボトル 防寒グローブ ビニー バラクラバ ハードシェルジャケット ゴーグル オーバーグローブ アイゼン ビーコン ゾンデ スキーヘルメット スキーシール スキー板 スキーアイゼン シャベル シールメンテキット 兼用靴 ウィペット ウエストバッグ ウェラブルカメラ

感想

ランドレ

正月休みにトライした平湯野営場からの大崩山。
深いラッセルに歩みは遅くまったく歯が立たず敗退。
余りに不甲斐ない敗退記録で悔しい思いを残していた。
そこで今週末は敗退リセット週間。
土曜は先週雨に阻まれ事前敗退の毘沙門岳を取り直した。
そこで今日は大崩山だ。
敗退取り直しというが条件は最高に整っていて、登れない訳が無いのだが何が起きるかわからないのがヤマだ。
気を引き締めていこう。
で、ゆっくりスタートの6時w
今回は久しぶりのチビ板に乗る。
シールも余り材料で作った貼り流しタイプのテストも行う。
スタートしてすぐに何となく気になり、従来のポモカのシールを予備に持っていこうと取りに戻る。
スタートからトレースは複数あり何事も無く進む。
最初の沢はデブリに埋まりトレースはクライマーズライトの斜面に伸びていた。
一見してクトーが必要と判断し装着。
先行に男女ペアの方がいたが、彼らはクトーを付けておらず苦労している様子だった。
しかし、酷く遅い訳でなく後を着いていくのにストレスは無かった。
乗越して台地を進むと二つ目の沢地形だ。
ここは柔らかい雪が表面に乗っておりシールだけで登高可能と判断したが意外とスリッピー。
登攀力に優れたポンに慣れてしまっていて、チビ板の登攀力を越えた角度で板を置いてしまい幾度も滑った。
よもや適当に作ったシールがダメなのかと、持ってきていた本チャンシールに貼り替えた。
結果は大して変わらなかったので、シールではなく板のサイズと形状の問題と判明。
とは言えシールはポモカのグリーンなのでシールの能力も問題だ。
やっぱアセンション最高だ。
さて、ここで男女ペアがかなり先行することになった。
ラッセルではないものの、大崩方面に彼らと私しか進んでいない。
ルート開拓を任せっきりも申し訳ないので彼らが休憩している時に先行する。
しかし、彼らの歩行速度は速くすぐに追い越される。
自ら先行されるのであればどうぞどうぞと行っていただく。
その後、巻きのルート構築に気を払うも何となく先行トレースを追ってしまい巻き開始が遅れて失敗に終わる。
まぁ深雪でも無いので帰りはトラバース滑走でも問題なかろうと適当な所から巻いて二つポコに到達。
ここの台地を抜けると後はジグ切り登りの力技だ。
チビ板では先行された男女ペアのレギュラー板でのジグ角度がキツイ。
追いつくことが出来ない。
彼らはこの山に慣れていないようだが、行動速度は結構速くて山慣れしている様子だった。
結局山頂まで先行していただきトレースのお世話になってしまった。
山頂に到達すると、そこには落とし物が。
無くしてしまった方は相当困ることになるアイテムで、置き去りにしては取りに来るのも大変だろう。
心当たりのある方と登りの途中でスライドしたが、タイミングからして既に追いつかないだろう。
そこで「落とし物は警察へ」の大原則に従い回収して高山警察署に届ける事にした。
（質問箱にて告知済）
さて、滑りだ。
登っている時は「やっぱポンだよな、チビ板は役目を終えたのかな…」と寂しい思いを抱いていた。
するとチビは私の思いを汲んでか奮起してくれた。
素晴らしく乗りやすい。
生足で斜面を駆け下りていく如く、思う通りに進むことが出来る。
これだ、板と脚の一体感。
このチビ板の真価は締まった雪での操作性の高さだ。
登りは苦労するが、滑りの快適性は最高だ。
手放せない、やはりコイツは自分の相棒だ。
二つポコからのトラバース滑りでも滑り途中でヤブ突破など短板の利点が際立つ。
結果、自分でも驚くほどの短時間で下山完了。
（調子に乗って最後の急斜でプチ滑落したけどw）
疲労感も少なく、これは滑りに体力を使っていない表れだろう。
これから始まる残雪シーズン、チビが活躍する予感だ。