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記録ID: 2968165
全員に公開
雪山ハイキング
白山

経ヶ岳

2021年02月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
shikakura その他10人
GPS
08:30
距離
17.5km
登り
1,320m
下り
1,313m

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
1:34
合計
8:32
7:58
18
バラエティ-クワッドリフト乗り場
8:16
8:30
39
ファンタジ-クワッドリフト降り場
9:09
9:09
0
法恩寺山への分岐
9:08
9:08
72
10:20
10:20
56
P1390
11:16
11:35
10
Co1580mピーク
11:45
11:45
28
12:13
12:28
26
12:54
12:59
9
13:08
13:21
13
Co1580mピーク
13:34
13:58
13
Co1470m付近昼食
14:11
14:11
55
P1390
15:06
15:10
12
15:22
15:22
18
法恩寺山への分岐
15:40
15:40
32
ファンタジ-クワッドリフト降り場
16:12
16:12
17
バラエティ-クワッドリフト降り場
16:29
駐車場
GPSログはファンタジクワッドリフト降り場からP1390手前まで電源が切れていたので記録が無い
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・スキ−ジャム勝山のリフトは午前8時から。
・ファンタジ−クワッドリフトは下山時には乗れない。
・バラエティ-クワッドリフトは下山時でも乗れる。下山時は無料。
コース状況/
危険箇所等
・ファンタジ−クワッドリフト降り場〜法恩寺山分岐
スキ-場と並行する尾根を登る
・法恩寺山分岐〜P1390
細いブナ林のなだらかな広い尾根で歩いていても気持ちが良い、アイゼンは不要。ワカンは有った方が歩き易い
・P1390〜北峰
尾根は細くなり、雪庇が大きく張り出しているので、出来るだけ樹林帯寄りに歩く。又、傾斜がきつくなり、クラストしてい個所も有るので、我々はワカンの爪を効かせて登ったがアイゼンの方が安全。下降時はアイゼン必要
・北峰〜本峰
Co1580ピークでアイゼンに履き替え、ピッケルに持ち替えたが、急斜面は無く、今回はクラストしている個所は無かったので結果としてワカン、スノーシュ-、ストックでも問題なかったが、ピッケルは持参したほうが良い
ファンタジ-クワッドリフト降り場で出発準備
ファンタジ-クワッドリフト降り場で出発準備
白山・別山が顔を出します
白山・別山が顔を出します
法恩寺分岐へ
P1302付近の広い尾根。細いブナが頼りなさそう
P1302付近の広い尾根。細いブナが頼りなさそう
P1390を巻きます。この辺り太いブナが混在してきて良い感じになって来ます
P1390を巻きます。この辺り太いブナが混在してきて良い感じになって来ます
P1390上部の尾根を登る。雪庇が大きく張り出しています
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P1390上部の尾根を登る。雪庇が大きく張り出しています
Co1500m付近を登る。樹林も疎らになり尾根も広がって来ます
Co1500m付近を登る。樹林も疎らになり尾根も広がって来ます
Co1580ピーク直下を登る
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Co1580ピーク直下を登る
Co1580mピークより経ヶ岳北峰と本峰間の稜線
Co1580mピークより経ヶ岳北峰と本峰間の稜線
北峰より本峰へ向かいます。先行パーティ-は既に頂上直下を登っています
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北峰より本峰へ向かいます。先行パーティ-は既に頂上直下を登っています
コル付近を登る。この辺りは未だ稜線上を歩く。
コル付近を登る。この辺りは未だ稜線上を歩く。
本峰への登り。雪庇(と言うよりは雪が吹き溜まって廊下状の台地になった様な状態)の上を歩きます。稜線との間にはクラックが入っていますが、新雪で覆われていて分かりにく注意が必要
本峰への登り。雪庇(と言うよりは雪が吹き溜まって廊下状の台地になった様な状態)の上を歩きます。稜線との間にはクラックが入っていますが、新雪で覆われていて分かりにく注意が必要
雪庇が崩壊しかけた個所に近づいて来ました。頂上の下で行手を阻む様にクラックが見えていますが、此処からでは分からない
雪庇が崩壊しかけた個所に近づいて来ました。頂上の下で行手を阻む様にクラックが見えていますが、此処からでは分からない
最後の登りの中間付近でクラックが行手を阻んでおり、リーダ−のIさんの決断で全員での登頂を断念
最後の登りの中間付近でクラックが行手を阻んでおり、リーダ−のIさんの決断で全員での登頂を断念
クラック上からコル全体俯瞰。雪庇と言うよりは雪が吹き溜まって廊下状の台地になった様な状態ですが、稜線との間にクラックが入っています。10日程前の暖かい期間にズレてその後の寒さでズレが止まったのか。暖かい日が続くと崩壊の恐れ
クラック上からコル全体俯瞰。雪庇と言うよりは雪が吹き溜まって廊下状の台地になった様な状態ですが、稜線との間にクラックが入っています。10日程前の暖かい期間にズレてその後の寒さでズレが止まったのか。暖かい日が続くと崩壊の恐れ
山頂より荒島岳(左側)銀杏峰・部子山(右奥)。先行3人パーティ-が休憩中。我々4人集合写真を撮り、他のメンバ−が待っているので早々に山頂を辞します
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山頂より荒島岳(左側)銀杏峰・部子山(右奥)。先行3人パーティ-が休憩中。我々4人集合写真を撮り、他のメンバ−が待っているので早々に山頂を辞します
クラック部を拡大。迂回したル−トが分かります。下山時に撮影
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クラック部を拡大。迂回したル−トが分かります。下山時に撮影
クラック部を下降。左端のクラックが狭まった個所を跨ぎ越す
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クラック部を下降。左端のクラックが狭まった個所を跨ぎ越す
北峰へ帰ります
Co1580mピークより白山から南へ連なる山々
2021年02月28日 11:28撮影
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2/28 11:28
Co1580mピークより白山から南へ連なる山々
下山時、P1360より白山・経ヶ岳への尾根を振り返る
下山時、P1360より白山・経ヶ岳への尾根を振り返る
ファンタジ-クワッドリフト降り場が見えて来た
ファンタジ-クワッドリフト降り場が見えて来た
午後の陽に輝く別山
午後の陽に輝く別山
バラエティ-クワッドリフト降り場へ帰って来ました。リフト終了時間に間に合いました
バラエティ-クワッドリフト降り場へ帰って来ました。リフト終了時間に間に合いました

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ ワカン ピッケル アイゼン
共同装備
無し

感想

今回の例会の経ヶ岳は2007年の同時期以来14年ぶりです。

本日は朝から快晴で7時半前にスキージャム勝山の駐車場に到着し、8時きっかりに運転を開始したリフトを2回(合計\2,000)乗り継いで標高1230m付近のファンタジ−クワッドリフト降り場に到着。

リフト降り場上部の尾根でワカンを履いて出発です。直ぐに別山が顔を表します。良く締まった雪面はワカンの爪が良く効きます。法恩寺山への緩やかな尾根を登り切ると法恩寺山への分岐です。到着の直前に法恩寺山の方向から3人のパーティ-が通り過ぎます。

尾根は此処で東向きに方向転換します。分岐からはこれから辿る尾根の奥に双耳峰の経ヶ岳が、左側には大長山、赤兎山の向こうに白山、別山が顔を見せています。尾根は更にP1360(伏拝)で南東方向に方向転換し90m程徐々に高度を下げていきますが、此のあたりのブナは細くて何となく頼りなさそうです。

P1390mへの急登に差し掛かるとブナの大木も混在してきて安定感が出て来るとともに、尾根も細くなり東側に雪庇が現れて来ます。雪庇はかなり分厚く張り出している様子でついつい端の方の歩き易い所に行きがちになるので、傾斜が付いて歩きにくくなりますがなるべく木に近いル-トを採ることが必要です。顔を上げると先行している3人パーティがCo1580mピークへの斜面を登っているのが見えます。我々もこの斜面の登りに掛かると所々ワカンの爪を蹴り込まねばならないくらいクラストしている部分も有り、下りはアイゼンが必要です。

Co1580mピークに到着すると360度の大展望で白山から野伏ケ岳までの白山連峰南部の山々、大野盆地を囲む様に浄法寺山、越前大日岳、取立山等の山々が眼の前です。先行3人パーティ-は北峰と本峰のコル付近で動きが遅くなっている様に見えます。此処で全員アイゼンを履き、ストックをピッケルに持ち替えます。

一旦下って登り返すと北峰に到着。直ぐに本峰へのコルに向けて下って行きます。初めは広い尾根も下るに従って細くなり東側の雪庇(と言うよりは雪が吹き溜まって廊下状の台地になった様な状態)の付け根にクラックが入っています。初めは稜線上を辿りますがその内に稜線上も歩きにくくなり、先行パーティ-のトレースは台地の中央付近を通る様に進み始めるので我々も恐る恐る尾根に近い方を辿ります。

コルからの最後の登りに掛かると尾根を横切るような最大幅1m程のクラックが現れます。先行パーティ-はクラック中央付近の不安定そうなスノ−ブリッジを渡り乗り越した様で、Mさんは同じ所を通って乗り越しましたが、「行きはよいよい帰りは怖い」の諺通りパ-ティ-全員が登り下りするのは非常に危険な状態です。リーダ-のIさんは此処までで撤退を決定。

しかしTさん、Kさん、私はリーダ-黙認の下、雪庇近くのクレバスの左側末端で狭くなっている所をストック、ピッケルを支点にして跨ぎ越して山頂を目指します。他のメンバ−には申し訳ないですが少し下の方で待ってもらいます。

山頂は先行していた3人パ-ティ-と青少年自然の家から登って来られた単独行者のみで、その方に写真を撮って頂き直ぐに山頂を辞します。単独行者も同じル-トで下山です。先ほどのクラックを跨ぎ越して待って頂いたメンバ-と合流しCo1580mピークまで引き返しピッケルをストックに戻して風が弱くなる高度まで下って昼食ですがリフトの最終時間が決まっているので早々に食事を済ませて再び下山です。

P1360(伏拝)までの登りは緩やかですが疲れた体には堪えます。おまけに2番目のファンタジ-クワッドリフトは下山時は乗せてくれないのでゲレンデの脇を速足で下って、下山時も乗せてくれるバラエティ-クワッドリフト終了までに間に合い、駐車場横のパトロ-ル隊事務所に下山報告して快晴の1日、全員無事にほぼ予定通り終了でが、これから3時間の運転です。

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ハイキング 北陸 [日帰り]
経ヶ岳(北岳・法恩寺山コース)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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