白神岳
- GPS
- 09:05
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
8:30登山口
9:16二股分岐
10:02最後の水場
10:47マテ山稜線
11:56夫婦ダケカンバ
13:11大峰分岐
13:30山頂
14:02下山開始
17:20駐車場
天候 | 晴れ時々霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道から約10分。駐車場から登山口記帳所まで徒歩10分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜二股分岐 まったく雪が無い。ブナの芽吹きが始まり、スミレやカタクリ、シラネアオイが咲いていた。 二股分岐〜最後の水場 登山道には全く雪が無い。登山道左手から所々流れ落ちる沢水は雪解けでいくぶん多いが、通行に支障をきたす程ではなかった。 最後の水場〜マテ山稜線 最後の水場を過ぎるとすぐに雪渓が現れる。雪渓を数十メートル登ると左手に急登する夏道が顔を現す。夏道が雪に隠れたり現れたりを繰り返しながら、中間地点の台地へ出る。この台地の名前は分からないが、急登が一段落つく場所で、スミレの群生や中間地点を示す朽ちかけた標識がある場所である。台地上は雪が多く残っていて、地面は全く見えなくなる。ここでアイゼンを装着する。 ここからマテ山稜線までの急登では、再び夏道が見え隠れするが、アイゼンを装着してしまったので、雪の残っている部分を選びながら登った。 マテ山稜線〜夫婦ダケカンバ 雪の上の楽しい稜線歩き。ブナの根開きの中を進む。 夫婦ダケカンバ〜大峰分岐 森林限界を過ぎたあたりで、風が強く、冷たくなる。上下とも冬用の上着を着る。 大峰分岐〜山頂 さらなる強風を覚悟して山頂稜線へ出たが、それほどでもない。クレバスに注意しながら残り700メートルの稜線歩き。素晴らしい景観。 山頂避難小屋とトイレ周りはほぼ雪が融け、出入りが可能な状態になっていた。 |
写真
感想
ゴールデンウィークから1週間後、天気が良かったのでリベンジ登山のつもりで登った。
下界は重い曇り空だったが、マテ山稜線からは雲海の上へ抜けた。午前中は雪が締まっていたが、
午後の下山時には融け始め、踏み抜き要注意箇所が多くあった。向白神岳方面は薮が顔を出し始めており、
縦走は既に難しい状況に思われた。
今年は雪が多く、5月中旬でもこの残雪は珍しいのではないだろうか。
下界の気温は10℃〜12℃程度だったが、森林限界を過ぎてからの寒風は冬の冷たさだった。
雪崩の恐れのある部分はなさそうだが、向白神岳側の急斜面は不用意に近づかない方が良いと思った。
また、雪をかぶったダケカンバの枝が、雪の重みから解放され、凄い勢いで起き上がる場面を見た。
ダケカンバの近くも不用意に近づかない方が良いと思った。
帰りはシリセードを楽しみながら下山した。
一週間前、下山時にシリセードを楽しみすぎて、間違えて大峰川側の峰を下ってしまったが、間違えたと思われる場所で立ち止まって現場検証をした。
夫婦ダケカンバのあたりで、登山道は一旦登り返す地点がある。この地点で私は登り返さずに、低い方へと滑り降りてしまっていた。要注意地点である。
この日、私の他に2組の人が登山していた。
一人は私の後から登って来た単独行の女性で、私よりずいぶん先に下りて行った。
もう一組は、男女4人パーティーで、私より後から登って来て、私より随分先に下りて行った(汗)。
駐車場に着くとこの4人パーティーの内、下山済みの3名がずいぶん心配そうにもう一人の下山を待っていた。
4人パーティーのうちの男性一人は、私が一週間前に通った冬道ルートを下山したようで、
夏道よりも近道のため、先に下山してもおかしくないはずだと思い、私も少し心配になった。
私は夏道を下山したため、この男性を見かけていないが、その後、無事下山されたことと思う。
今回、登山開始が遅かったため、下山は17時を回っていたが、下山が遅くなると、やはり少し不安になるものだ。
新緑はまだだったが、麓ではブナの芽吹きが始まり、福寿草やカタクリ、スミレやシラネアオイなどが咲いていた。これから新緑の峰走りが始まる。
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