筑波山に春近し

2021年03月11日(木) [日帰り]

• GPS: 04:18
• 距離: 8.2km
• 登り: 803m
• 下り: 796m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 1:08
• 合計: 4:18

距離 8.2km 登り 803m 下り 814m

9:19 筑波山神社
10:13 10:17 男女川解説板
10:39 11:10 御幸ヶ原
11:20 11:40 筑波山
12:30 12:40 弁慶茶屋跡
13:26 13:27 迎場分岐
13:34 13:36 白雲橋登山口
13:37 筑波山神社

筑波山神社を起点に御幸ヶ原コース、白雲橋コースを通って周回してくる4時間弱のコース。山頂近くの白雲橋などビギナー向けの山としては険しい箇所もあり、奇岩も頻出して短いながらも満足感は高い。

天候

快晴　風は少々　気温7℃前後

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

3/11 9:00

始発のバスに乗って9時ちょうどに筑波山神社に到着。人はそれなりにいるが、ケーブルカーでの観光客の方が多く登山者はさほどでもない。

3/11 9:04

気温は7〜8℃ほどだが、日差しには春の暖かさがある。

3/11 9:07

ちょうど梅祭りの期間中とのことで、可愛らしい限定御朱印を貰えた。御朱印を集めている人の中にはこのような書置きを嫌がる人が多いようだが、よく理由がわからない。鮮度とかそういうものか。

3/11 9:17

本殿裏のお稲荷さまにご挨拶を忘れずに。

3/11 9:22

Gフリース姿で出発。

3/11 9:47

いい天気だが、朝イチで来るほどの山ではないのでまだ登山者の姿は少ない。

3/11 10:06

4年前に来た時は同じビギナー向けの高尾山との違いに驚いた記憶がある。今見ても確かにそこそこ険しい。

3/11 10:04

ここは初めてトレッキングポールを使った山でもある。岩や木の根が多くポールの突き所に迷って疲労し、結局途中で使うのを辞めたんだった。

3/11 9:43

ずっと利用していたYAMAPの無料地図保存件数が2件に減らされたので、ヤマレコのアプリへの乗り換えを検討している。へえー、これは時刻&標高を音声で教えてくれるのか。いいかも。

3/11 10:16

男女川源流。トレーニングの為、休憩は少し腰を下ろして水を飲むだけに止めている。

3/11 10:16

気温は6〜7℃だが、少し腰を下ろす程度ならば上着を羽織るまでもない。

3/11 11:00

11時40分、御幸ヶ原に到着。雲一つない快晴だ。休憩込み1:40なのでちょっと早めくらいのペースだ。荷物は軽かったが、歩きにくい道&早歩きに向かない靴なのでこんなもんか。

3/11 10:45

今回は前回買い忘れたバッジを購入したいという目的もあった。ベンチで軽食も取り、30分ほど休憩。

3/11 11:19

ガマ石。ふてぶてしい顔をしている。

3/11 11:40

女体山山頂（877m）到着。直下にロープウェイが来ているので狭い山頂は観光客がひしめいている。小学校の遠足とかち合ってしまったようで早々に退散。

3/11 12:06

白雲橋コースで下山。前回は帰りのバスの時間を確認せずに登って来てしまったため、慌ててロープウェイで下りた。そのためこちらは初めてだ。意外にも大岩が転がる険しいコース。

3/11 12:00

大きな一枚岩の屏風岩。奇岩の傍らには大抵お社が建っており、雲に包まれた日には高天原の趣がありそうだ。

3/11 11:58

最も、上に鉄塔が建っているのではありがたみも何もない。

3/11 12:10

再び小学生の団体と行き会う。登り優先がマナーというのは勿論常識として知ってはいるが、これではいつまで経っても下りられない。申し訳ないがすれ違うように進ませてもらう。「山に大人数の団体で行ってはならない」というのもマナーに加えるべきでは？

3/11 12:08

白雲橋コースは奇岩の博物館でもある。次々と現れて退屈しない。前回来れなかったのは残念だ。

3/11 12:13

これは舟岩ということだが、よく知っている別のモノにも見える。ここは万葉の昔は歌垣の聖地として知られていた山。かつては男女和合・子孫繁栄の象徴だったのではないかなと想像。

3/11 12:17

「母の胎内くぐり」。ここは岩屋として行者の住処になっていたのだろう。

3/11 12:25

「弁慶七戻り」。ここはかつて神界と俗界の境界の門と考えられていたという。

3/11 12:27

弁慶茶屋跡に到着。三々五々弁当を広げたり寛いでいる人達がいる。日差しが暖かく、春は近い。

3/11 12:37

引き続き、年末に購入したライトアルパインブーツを慣らしている。靴底が全く曲がらず凹凸を吸収してくれないので、小石を踏んでもバランスを崩してしまう。雑な足運びは厳禁。スニーカーでも登れる筑波山には完全にオーバースペックだが、トレーニングには丁度いい。

3/11 12:47

弁慶茶屋の下あたりからはやっと歩き易い道も現れる。

3/11 13:23

白蛇弁天。弁天様ことインドの女神サラスヴァティは川の女神。蛇行する形から川とは蛇の姿にも見立てられた。従って弁天様は蛇神でもある。宗教オンチの現代人が知らないだけで、これは常識であった。

3/11 13:21

ここに住んでいる蛇を見られると幸運があるという。

3/11 13:28

つつじヶ丘方面への分岐。ここから下は整備されている。

3/11 13:35

白雲橋コース終了。入口はなんだかパッとしない。

3/11 13:41

筑波山神社に戻る。高尾山同様、充実の観光登山が楽しめる名山ですね。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

MYアイテム

inaritozan

重量：0.10kg

備考

VAAM500　麦茶650　コンビニ珈琲300　白湯480（手つかず）

感想

inaritozan

最近はあまり遠出する気になれず、近場の筑波山に散歩に行ってきた。
筑波山は二回目。ここは4年前に高尾山デビューした次に訪れ、その険しさに驚いた場所。今改めて見てもそれなりに険しい箇所があり、靴の重さも相まって意外にペースが上がらなかった。

エルブルースGVは非常に履きやすい靴でトラブルらしいトラブルはないのだが、800gの重量にはまだ慣れず、とっさの足上げの際に上がりきらずに躓きそうになるケースがある。底が曲がらないので小石を踏んだだけでバランスを崩す時もあり、歩き方を基本から学び直す必要がありそうだ。

筑波山の日差しは暖かく、山の春もすぐそこまで来ているようだ。そろそろ夏のシーズンに備えてハードなコースにも向かおうと思う。