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Yamareco

記録ID: 299306
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

石尊神社から雨乞岳 雲海の絶景と白砂の水晶ナギ

2013年05月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:19
距離
16.3km
登り
1,510m
下り
1,498m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

行程:約6時間20分(含休憩約30分)
5:20石尊(せきそん)神社-7:20ホクギノ平-8:00水晶ナギ分岐-8:35雨乞岳8:45-9:15水晶ナギ分岐-
9:25水晶ナギ9:45-9:55水晶ナギ分岐-10:25ホクギノ平-11:40石尊神社
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・コンビニ
  国道20号線沿い、サントリー白州工場の入り口横にセブンイレブンがあります。
・アクセス
  国道20号のサントリー白州蒸留所入り口のすぐ隣(諏訪方面)の信号機のある鳥原交差点を曲がって
  道なりに山を登っていくと石尊(せきそん)神社前に出ます。
  参考:サントリー白州蒸留所の「交通アクセス」のページ
  http://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/access/index.html
・駐車場
  石尊神社前に未舗装の十数台程度止められる駐車場あり。
  この駐車場が登山者の車でいっぱいになることは多分ないでしょう。
・トイレ
  駐車場、登山口、登山道にはありません。
コース状況/
危険箇所等
・石尊神社〜ホクギノ平
  緩やかに登っていく歩きやすい登山道です。
  踏み跡がしっかりついていて、ピンクのテープ、案内板も多数あり。危険個所はありません。
・ホクギノ平〜水晶ナギ分岐
  緩やかに登っていく歩きやすい登山道です。
  ホクギノ平を過ぎて約5分弱歩いたところで踏み跡が2つに分かれる場所があります。
  ピンクのテープに沿って右に進みましょう。左手に進むと崩落個所があります。
  その他は特に危険個所ありません。踏み跡がしっかりついていて、ピンクのテープも多数あります。
・水晶ナギ分岐〜雨乞岳
  しばらくは緩やかな道ですが、すぐに標高300mほどをまっすぐ登る急登が始まります。
  登り、下りともに滑らないように一歩一歩確実に進みましょう。
・水晶ナギ分岐〜水晶ナギ
  緩やかな道です。水晶ナギは滑落注意。と言っても、私は少し降りてすぐ引き返してしまったので、
  その先下まで降りていくとどうなっているのか分かりません。。。
石尊神社の正面、道沿いに広い駐車場があります
石尊神社の正面、道沿いに広い駐車場があります
石尊神社の参道入り口。奥には巨木がそびえたつ立派な神社で境内もかなり広そう。社殿が見えません
石尊神社の参道入り口。奥には巨木がそびえたつ立派な神社で境内もかなり広そう。社殿が見えません
車道を2,3分歩くと登山道入り口
車道を2,3分歩くと登山道入り口
看板もしっかりあるので、分かりやすいです
看板もしっかりあるので、分かりやすいです
まだ朝日が差し込む前の薄暗い登山道を登り始めます
まだ朝日が差し込む前の薄暗い登山道を登り始めます
少し明るくなってきました
少し明るくなってきました
広葉樹が多く、新緑がきれいです
広葉樹が多く、新緑がきれいです
所々に咲くヤマツツジがいいアクセントになってます
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所々に咲くヤマツツジがいいアクセントになってます
何の木かわかりませんが、こんなところから新芽が出ていました
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何の木かわかりませんが、こんなところから新芽が出ていました
こんな小道もあります。
普段の山道と違って気持ちいい!!
こんな小道もあります。
普段の山道と違って気持ちいい!!
落ち葉のじゅうたん。フカフカです
落ち葉のじゅうたん。フカフカです
新緑と落ち葉。こんな道が延々と続きます
2013年05月19日 16:03撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/19 16:03
新緑と落ち葉。こんな道が延々と続きます
白砂の小道、第二弾。
この辺りでは日が差し込んでいたのに、、、
2013年05月19日 16:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/19 16:06
白砂の小道、第二弾。
この辺りでは日が差し込んでいたのに、、、
気が付くと青空は消え、太陽がうす雲に隠れてしまいました
気が付くと青空は消え、太陽がうす雲に隠れてしまいました
せっかくの新緑も白い空がバックだとイマイチ。かなりテンション下がり気味。単調に続く上り坂に足取りも重くなる。。。
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せっかくの新緑も白い空がバックだとイマイチ。かなりテンション下がり気味。単調に続く上り坂に足取りも重くなる。。。
小屋が見えてくるとホクギノ平。ここまで2時間。変化のない道が続いて長く感じました。
この標識のところを左に曲がって数十m進むと三角点
小屋が見えてくるとホクギノ平。ここまで2時間。変化のない道が続いて長く感じました。
この標識のところを左に曲がって数十m進むと三角点
ホクギノ平の三角点。1600.3m。奥見えるのが小屋
ホクギノ平の三角点。1600.3m。奥見えるのが小屋
カラマツ林を先に進みます
カラマツ林を先に進みます
踏み跡が2手に分かれる場所。テープに沿って、右に進むのが正規ルート
踏み跡が2手に分かれる場所。テープに沿って、右に進むのが正規ルート
少し進むとすぐに合流します。合流地点から歩かなかったルートを見ると崩落していました。この道でも歩けることは歩けますが、正規ルートの方が安全。
少し進むとすぐに合流します。合流地点から歩かなかったルートを見ると崩落していました。この道でも歩けることは歩けますが、正規ルートの方が安全。
気が付くと雲が切れて青空になってる!
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気が付くと雲が切れて青空になってる!
一気にテンションアップ!!!
一気にテンションアップ!!!
足取りも軽くなって、明るいカラマツ林をずんずん進みます
足取りも軽くなって、明るいカラマツ林をずんずん進みます
木々の間、左手には甲斐駒ケ岳が顔を出してきました
木々の間、左手には甲斐駒ケ岳が顔を出してきました
右手には八ヶ岳
正面には目指す雨乞岳
水晶ナギが見えてきました
水晶ナギが見えてきました
水晶ナギ分岐。左が雨乞岳、右が水晶ナギです
水晶ナギ分岐。左が雨乞岳、右が水晶ナギです
水晶ナギは後のお楽しみ。まずは雨乞岳を目指します
水晶ナギは後のお楽しみ。まずは雨乞岳を目指します
登山道をまたぐワイヤー。注意しましょう
登山道をまたぐワイヤー。注意しましょう
山頂はまだあんなに遠い
山頂はまだあんなに遠い
いよいよ登り本番。文字通り直登、急登です
いよいよ登り本番。文字通り直登、急登です
きつい登りが続きます
ミツバツチグリ
雲海に浮かぶ八ヶ岳
ひたすらまっすぐ登ります
ひたすらまっすぐ登ります
最後の急斜面は、スミレやミツバツチグリが結構咲いてました
最後の急斜面は、スミレやミツバツチグリが結構咲いてました
たぶんキジムシロ。ミツバツチグリに似ています
たぶんキジムシロ。ミツバツチグリに似ています
キツイ登りで、上ばかり見ていましたが、ふと、振り返ると、雪化粧の甲斐駒がすぐ横に!
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キツイ登りで、上ばかり見ていましたが、ふと、振り返ると、雪化粧の甲斐駒がすぐ横に!
甲斐駒ケ岳、鳳凰三山と雲海に浮かぶ富士山。贅沢な眺めです!サイコー!!!
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甲斐駒ケ岳、鳳凰三山と雲海に浮かぶ富士山。贅沢な眺めです!サイコー!!!
ようやく雨乞岳山頂に到着!
誰もいない静かな山頂
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ようやく雨乞岳山頂に到着!
誰もいない静かな山頂
三角点と山頂碑
ちょうどいい感じの雲海
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ちょうどいい感じの雲海
山頂からも甲斐駒、鳳凰三山、富士山が見えます。
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山頂からも甲斐駒、鳳凰三山、富士山が見えます。
どっしりとした甲斐駒の山容。手前の木が微妙にかぶってる
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どっしりとした甲斐駒の山容。手前の木が微妙にかぶってる
八ケ岳は木があって良く見えません
八ケ岳は木があって良く見えません
雲海に浮かぶ金峰山や奥秩父の山々
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雲海に浮かぶ金峰山や奥秩父の山々
山頂は遮るものが多いので、水晶ナギ方面に少し下りたほうが眺めがいいです
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山頂は遮るものが多いので、水晶ナギ方面に少し下りたほうが眺めがいいです
南アルプスの尾根の先に富士山
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南アルプスの尾根の先に富士山
いつもとは違う角度から見る富士山で新鮮です
いつもとは違う角度から見る富士山で新鮮です
枯れ木と雲海に浮かぶ八ヶ岳
枯れ木と雲海に浮かぶ八ヶ岳
ずっと眺めていたい!
甲斐駒ケ岳と鋸岳
鳳凰三山と富士山
鋸岳。今年はここを登りたい!
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鋸岳。今年はここを登りたい!
八ケ岳と奥秩父の山々
水晶ナギ分岐まで戻ってきました。水晶ナギに向かいます
水晶ナギ分岐まで戻ってきました。水晶ナギに向かいます
10分ほど歩くと白砂が現れます。ここは水晶ナギの裏側。雨乞岳山頂から見えていた斜面です。奥に見えるのは鋸岳
10分ほど歩くと白砂が現れます。ここは水晶ナギの裏側。雨乞岳山頂から見えていた斜面です。奥に見えるのは鋸岳
さっき登った雨乞岳。すっきりとした青空
さっき登った雨乞岳。すっきりとした青空
さらに進むと、、、
水晶ナギに出ました!
向かいに見えるのが日向山の雁ヶ原
向かいに見えるのが日向山の雁ヶ原
細尾根を少し下ってみます
細尾根を少し下ってみます
なんだかこのまま吸い込まれていきそう
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なんだかこのまま吸い込まれていきそう
高所恐怖症だし、一人ぼっちだし、、、
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高所恐怖症だし、一人ぼっちだし、、、
ということで、少し降りただけで引き返します。
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ということで、少し降りただけで引き返します。
大岩山が影になって甲斐駒は見えません
大岩山が影になって甲斐駒は見えません
日向山と雁ヶ原
今歩いてきた道を戻ります
今歩いてきた道を戻ります
こんな標識が何か所もあります
こんな標識が何か所もあります
いつの間にか雲海も消えて、
いつの間にか雲海も消えて、
日が差し込む登山道をどんどん下っていきます
日が差し込む登山道をどんどん下っていきます
太陽の光を浴びる葉っぱ
太陽の光を浴びる葉っぱ
太陽の光が差し込む明るい森
太陽の光が差し込む明るい森
お気に入りの小道
無事に下山!
撮影機器:

感想

去年、ビレッジ白州から登りましたが、山頂でガスに包まれ何も見えませんでした。水晶ナギにも行っていないので、今回は山頂からの展望と水晶ナギを見る目的で石尊神社からの尾根コースで再び雨乞岳を目指すことにしました。

登りの途中、長いアプローチと雲に包まれたことで、かなりテンション下がりましたが、ホクギノ平すぎてから無事に雲の上に出て、期待を上回る景色に遭遇できました。甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、富士山の3点セットに雲海がプラスされ、予想外に素晴らしい景色に遭遇して大満足の山行となりました。

相変わらず静かな山で、週末なのに山行中に遭遇したのはたった1組。向かいの日向山とは対照的で地味な存在ですが、それもまた魅力かな。この山は新緑か紅葉の季節がおすすめです。

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コメント

遭遇した1組
初めまして、hmntさん。
下山中にすれ違った1組です。
雲海が見事ですね!
私たちが登った頃は、もう消えていました。
山頂はやっぱり誰もいません、静かなお山を独占。
また、どこかですれ違うかもしれませんね
2013/5/21 0:46
rideMさんへ
初めまして!

少しの時間差なのに雲海が消えてましたね。不思議です。

週末に誰もいない山頂でこんな景色を味わえるなんて贅沢ですよね
2013/5/21 21:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 甲斐駒・北岳 [日帰り]
雨乞岳(南側ルート、水晶ナギ経由)
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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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