泉平〜横吹山（姫城跡）〜葛尾城跡

2021年03月14日(日) [日帰り]

• GPS: 03:03
• 距離: 6.5km
• 登り: 657m
• 下り: 643m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:18
• 休憩: 0:26
• 合計: 2:44

距離 6.5km 登り 657m 下り 662m

9:46 泉平経由姫城登山口
11:00 11:14 横吹山
11:39 11:44 葛尾城跡
11:56 磯部コース分岐
12:02 12:05 陰の松
12:26 12:30 米入口
12:30 泉平経由姫城登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸倉市街から国道18号線を南下
信号「磯部南」を通過後、約300m先で左折
踏切を渡ると道はすぐ行き止まりで登山口
道脇に一台程の駐車余地があり、駐車

コース状況／危険箇所等

・登山口〜横吹山
泉平と思われる緩斜面の雑木林まで
急斜面をつづれ織りに付けられた巻き道
落ち葉が深く、隠れた石が危険なので慎重に足を置きました
緩斜面にはピンクテープが頻繁にあります
藪が茂り出した箇所、倒木等がありますが、
ほぼ水平道で葛尾城の尾根に合流
・横吹山〜葛尾山城跡〜磯部
少し踏み跡の薄い急坂を登ります
坂城神社からの登山道に合流後は
標識完備、良く踏まれた登山道
磯部に下りるコースは送電鉄塔が目印で
標識もあり、歩き易い登山道
途中、休憩所もあります

写真

3/14 9:46

登山口から岩井堂山
今日も端正な姿♪

3/14 9:46

登山口にブランコ
こんな楽しそうな登山口には滅多にお目にかかれません♪

3/14 9:46

泉平経由姫城登山口の標識があり、快適な休憩所も兼ねています

3/14 9:52

所々剥き出しの岩壁を脇に見ながらのつづれ織りの道。急斜面を上がるので、結構息が上がりました

3/14 9:53

足下に垂壁も

3/14 9:53

落ち葉のうず高く積もった道は滑りやすく、足元に石が潜んでいる危険もあり、足を慎重に置きながら前進

3/14 9:58

晴れ上がり、空が綺麗なのに大満足♪

3/14 10:10

藪に覆われかけている箇所もありますが、ピンクテープなど多数あります

3/14 10:11

樹間に四十八曲峠

3/14 10:12

泉平？
緩やかな斜面で、石垣跡があり、かつて畑があったのかもしれません。平らな場所は道を見失いやすいのですが、テープが短い間隔で付いていて助かります

3/14 10:20

林業の名残？
ワイヤーの巻取り機？

3/14 10:30

振り返った明瞭な道跡

3/14 10:33

大倒木
迂回もかなり遠回りになりそうなので、隙間を潜り抜けました

3/14 10:35

大倒木を抜けるとすぐに分岐標識！一時間足らずでしたから、意外に近かったのですね(*_*)

3/14 10:41

横吹山（姫城跡）

3/14 10:51

八頭山

3/14 10:53

白馬三山

3/14 11:15

姫城跡から更に急斜面を下り、登り返してきました（踏み跡が微かにあり、下山出来そうでしたが止めました）

3/14 11:33

坂城神社からの登山道に合流

3/14 11:39

葛尾城跡直下に三角点
二等のようです

3/14 11:39

尾根伝いに磯部に下るコースがあるようです。この道は未踏。標識もありましたが、葛尾城付近が急坂の様子で、下ると膝にかなり痛みをもたらしそう(T_T)今日は止めます

3/14 11:41

北アルプス北端から白馬三山迄、大展望

3/14 11:41

中央に爺ヶ岳、右に一寸雲のかかった鹿島槍

3/14 11:41

アップで白馬三山から乗鞍

3/14 11:41

戸隠西岳から高妻山

3/14 11:42

中央に虚空蔵山

3/14 11:43

千曲川奥に霞む蓼科山

3/14 11:53

林道終点

3/14 11:55

送電鉄塔が磯部コース分岐の目印

3/14 11:56

もちろん標識もあり、踏み跡もはっきりとした登山道です。まだ雪の残る季節に磯部から登って居るので安心な道♪

3/14 11:57

矢首平盗人窪
地名の由来に興味が湧いて来ますね

3/14 12:05

「陰の松」案内板
近くに休憩所とトイレがあります

3/14 12:18

整備された登山道

3/14 12:19

乙女の泣坂
下るには快適ですけれど…

3/14 12:27

柵が現れ、より遊歩道の雰囲気になって来ました

3/14 12:28

「米入口」の案内板

3/14 12:28

柔和な表情の観音様

3/14 12:28

素晴らしいベンチ
誘惑に負け、ちょっと休憩(^.^)

3/14 12:29

可愛らしく、ほっこりするお地蔵さんも、春のひなたぼっこ♪

3/14 12:31

形相の凄ましい鬼の石像にドキッとします

3/14 12:31

前沢砂防堰堤

3/14 12:36

中央に冠着山

3/14 12:39

マンサク？

3/14 12:39

オオイヌノフグリはネモフィラに負けない美しい青色の花♪

3/14 12:39

春爛漫の嬉しさに言葉は要りません

3/14 12:43

姫城方面
こうして見上げると急斜面

3/14 12:43

國道舗装記念碑

3/14 12:47

踏切を渡り、突き当りが登山口

3/14 12:48

今日も元気にしなの鉄道の電車が通り抜けました(^.^)

3/14 12:49

岩稜上に尖って見えている岩は比丘尼石でしょうか？送電鉄塔巡視路と思われ、葛尾城跡に繋がっている道でしょう。いずれこの道を経て葛尾城跡に登ってみたいと思います。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

横吹山に寄り、五里ヶ峯に周回した2月、農道歩きの帰り道、
ブランコがあり、休憩用の木製ベンチもある登山口を発見！
ブランコがある登山口になんて、初めて出合い
是非ともこの登山口から登ってみたいと意見が一致し
天気も良くなりそうですし、出かけてみました。

登山口の標識には「泉平経由姫城登山口」とあり、
急斜面をつづれ織りに登ると、緩やかな雑木林が現れ
藪に埋もれかけてはいるものの、石垣跡もあちこちに見られ、
かつては畑が作られていたのではないかと思います。
「泉平」という地名から、泉が湧いていたのではと、
かつての様子を想像してみるのも楽しいものです。
しかし、麓から急斜面の登下降は結構大変だったでしょうから
先人の健脚ぶりをここでも否応なく知らされます。

雑木林を過ぎると殆ど水平に巻き道が続き、
大倒木を越えるとすぐそこが葛尾城跡に続く尾根でした。
所々藪になり、倒木もあちこちで道を塞いでいますが、
急坂は麓から泉平に出るつづれ織りの道だけなので
横吹山に登るには最短で、疲労も少ない快適なコースでしょう。

五里ヶ峰までは行きたくないと連れに宣言されてしまい、
葛尾城跡三角点近くにある、標識から下る道を覗き込むと、
かなり急坂を下るように見え、膝の激痛に襲われるのは必至、
この未踏のコースは日を改め、登りに使おうと決め、
送電鉄塔から磯部に下るコースを下りました。
このコースは登山口に駐車場があり、途中に休憩所もあり
整備の行き届いた良いコースだと思います。
泉平登山口迄戻るにも左程時間もかからず、
北アルプスの稜線を眺め、短時間で楽しめる周回と思います。