ときがわ町0円ハイク・奥武蔵(慈光寺・都幾山・堂平山)
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- GPS
- 07:10
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス | 自宅から出発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
無いと言えば無いが、あると言えばあるような。 里山特有の、作業用林道の多さ。 赤・青のビニールテープと赤ペンキの矢印は、おおよそ林業用。 登山路でみかけるピンクテープは、境界線巡視道用が多く点在。 山と高原地図5万図のルート上には「ときがわトレッキングコース」(26分割の表記あり)が設置されているので、初見の場合は要確認しながら。 堂平山からの下山で使う場合は、「星と緑の創造センター」内から道がありますが、案内看板等はセンター内(トレッキングコース入口)にしか設置されていないので見つけにくい。 |
写真
感想
2013年、心機一転の体力作り。
家から見える山、奥武蔵連峰。
行くぞ行くぞと思いながら、なかなか腰が重い。
たとえビリの方でも、ハセツネ30K・奥多摩周遊99km・ハセツネカップを完歩(走りというよりは歩くスタイル)してはいるのだが。
越生ハイキング27km・22kmと七峰縦走ハイキング42km。
やはりレースやイベントハイキングにエントリーしてしまう事が、モチベーションを生んでいるのは確か。
外に出てしまえば重い腰は一変し、なんだが楽しくなってしまうのだがねぇ。
オニギリ2個とランチパック、水とポカリで1Lの水分。
ウイダーゼリーに、100円ローソンでいつも買うコーラ飴。
保冷バッグに凍ったカルピス500cc。(オニギリ等食べ物を入れます)
いざ、スタート。
平地の舗装路は、音楽を聴きながらkm7分ペースでゆるジョグ。
今日は寄り道無しで、まっすぐ堂平山を目指します。
初夏の朝は、清々しく気持ちいい。
旧都幾川村圏内に入ると、通学の中学生。
見知らぬ自分に、皆あいさつをしてくれます。
イヤホンを外し、彼らと挨拶を交わしながら進みます。
(ここで言う5万図は「山と高原地図」、2万5千図は国土地理院のものを指しています)
○慈光寺登山口−慈光寺
西平T字路、角のコンビニが潰れたのは痛い。
右折し、すぐ左手の慈光寺登山口。
砂防を左に見た先に、分岐があります。
左は行ったことが無いけど、以前から見つからないなぁと思っていた桜山があると思われます。
こちらは早々に車道にでてしまいそうなので、5万図にない右手の道を進みます。
2つあるうちの1つ目の丸太橋を越えると、分岐があります。
左の道は未走破、右の尾根道に。
この道が、正規の参道と思われます。
所々に石塔があり、○丁目と彫ってあります。
由緒ある参道だと思うのだが、道標等はいっさい無し。
まぁ・・・それが良いのかもしれませんね。
竹林が見えれば、和田の井はすぐ。
一応、マムシ等に注意しましょう。
平日なので閉まっている茶屋で、トイレ&オニギリ1個補給。
この土地に越してして34年になるが、今回初めて慈光寺のHPを見た。
詳しくは、慈光寺HP参照。
http://www.temple.or.jp/about/index.html
○慈光寺−都幾山−七重休憩所
本殿から左手、湧き水の水道で水を補給。
数名の参拝者の姿。
観音堂へ向かい、裏手にある登山道へ向かいます。
案内看板は、無し。
基本、尾根ルートです。
この区間が破線ルート指定なのは(5万図)、作業用林道が無数にあるからだと思われます。
尾根を外さないように、歩いてください。
上り詰めれば、都幾山ピーク。
小川町とときがわ町の境界線になります。
右手に踏み跡が続きますが、境界線ルートが松郷峠へ向かっている模様。
今度2万5千図とコンパスを持参し、散策してみます。
ピークを左へ折れ、境界線に沿って行きます。
だいぶ日差しが強いようでしたが、この時期は木陰がまだまだ気持ちいい。
今日は風も適度にあり湿度も低いので、汗で着衣が濡れる感じはありません。
冠岩(確認していませんが)付近、座禅岩の標識と休憩スペース。
左手の岩を巻くように戻るルートがありますが、おそらく霊山院へ向かうと思われます。
座禅岩を背中に、進むべき方向に分岐。
分岐の中央の木に、太いペンキで→と。
トレニックワールド・越生40kmのコースにもなっているようで、おりしも現在執筆中の5月26日(日)にレースが開催されています。
コース表示は左手、踏み跡を見ても本ルートは左。
しかしながら、右手の道への踏み跡は決して細くありません。
確認のために、ここは右手ルートへ進みました。
GPSロガーを持っていないので、地図上へはいつも手書き。
2万5千図も購入しているのですが、この地域は七重付近を中心に、地図が4枚必要になってしまい・・・。(買ったはいいが、どこへいったやら)
方向音痴なのであてになりませんが、感覚で記入しています。
結論から言えば、境界線ルートになります。
尾根ルートなので、余計に間違う危険性があります。
また踏み跡が、太すぎるのです。
途中から踏み跡が薄くなり始め、小さなピークが見えてきます。
あと20分ほど進んで、踏み跡が薄くなるようだったら引き返そうと思いながら、なんとなくある踏み跡を進みました。
登りつめれば、「金岳」の文字。
三等三角点もありました。
帰宅して確認しましたが、5万図にも三角点表記(539.5m)。
右手の尾根伝いにもルートがあるように思えますが、ここは境界線に沿って左へ向かってみることにしました。
地図の印象では、右手の尾根は途中Y字で折れて、左は館川ダムへ右は小門地区の林道へ出てから、出口橋を経て県道273号線で小川町市街へ向かうと予想。
金岳付近で踏み跡が太く復活しますが、境界線上に進んでいくと若干途中で薄い印象。
おそらく484m表記の小ピーク付近です。
途中、地図上では本ルートと凄く近くなっていますが、気付きませんでした。
小ピークを越えれば、眼下に林道発見。
右へ行けば、館川ダムに続きます。
左へ進めば、ときがわトレッキングコースとトレニック40kmのコース案内。
さらに少し進むと、バリケードで通行止めになっているときがわトレッキングコース(広い未舗装路)。
これは以前、秩父の吾野から自宅まで冬季縦走した時に使ったコースでした。
林道をさらに下っていくと、七重休憩所発見。
ここでトイレ&小休止しました。
○七重休憩所−堂平山・天文台
休憩時に、ポカリ500ccを紛失していることに気付いた。
どうもこのグレゴリーのルーファス8L、内側(ボトルネットが背中面でクロスして重なっています)のボトルネットに入れた物が落ちるようです。
2回目なので(前もそういえばポカリだった)、以後対策をしなくては。
保冷材代わりのカルピス500ccと、いろはすが残り300cc程。
まぁ、たしか途中に水場があったし大丈夫かと出発。
目の前に舗装路のT字路、2万5千図ではここから尾根ルートがあるようですが、帰宅して気付きました。(ヤマレコに手書き中の地図上)
松ノ木峠に続いていると、予測しています。
舗装路をT字路の標識に従って、天文台を目指します。
途中、トレッキングコースが舗装路をショートカットするように山中へ。
この辺りは、5万図通りです。
あてにしていた水場は、水流無し。
再度舗装路と合流、東屋と案内地図。
地図を持ってきていなかったので、これを画像におさめた。
舗装路はここで通行止めのバリケード、トレッキングコースに沿って未舗装路の林道を左手に入ります。
案内地図にはトレッキングAとBのコース。
地形図にある水場を頼りに、Bコースの尾根に入っていきました。
以前も思ったのですが、このときがわトレッキングコースは5万図と合致していないと思っています。
5万図は堂平山ピークへまっすぐ進んでいますが、トレッキングコースは「星と緑の創造センター」内に続いています。
GPSじゃないのですいませんが、感覚では境界線尾根と5万図尾根の間にある尾根ではないか?と。
そして2万5千図にあるルートは、おそらく境界線に沿っているのではないか?
これに創造センターからの下降部にある松ノ木峠で合流していると思っています。
Bコースの直登ルートは、最近整備というか掘り起こしたのか、酷くガレて歩きにくかった。
水場は、枯れていました。
天文台の食堂は開いていないだろうし、水がヤバイなぁと内心焦っています。
ほどなくAコースと合流。
休憩スペースのある松ノ木峠までくれば、山頂は間近です。
境界の標を確認すればよかったけど、峠の右手に踏み跡が。
帰宅して、それを境界線と思うことにしましたが(笑)
いずれ、調査に入ってみようと思います。
ここまでくれば、いよいよ堂平山へ到着です。
○堂平山頂
ここまで「星と緑の創造センター」の存在を忘れていました。
http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=11574
宿泊施設にテントサイト完備のキャンプ施設でした。
どうやら、夜間に天文台を使った星空観測もできるようです。
公衆無線LANも完備している模様。
自販機あり、トイレはなんとウォシュレットでした。
360度の眺望。
やや霞んではいましたが、皇海山から雪の赤岳と天狗岳、両神山や関八州を含む奥武蔵連峰が良く見えていました。
南側は残念ながら霞が少し濃く、富士山は見えませんでした。
西武ドームや薄っすらと東京のビル群が。
関東平野は一望できるので、夜景はさぞかし美しいでしょう。
堂平山を経て、ときがわ町を下山路に選ぶ場合は、案内看板がないので創造センターの敷地内へ。
創造センターへ戻り、オニギリとランチパックを補給。
登山者はここで1人会っただけ。
小川町から来たという方、自転車で七重休憩所まで来たようだ。
こんな静かな山が、好きでならない。
帰路はトレッキングAコース及び、七重休憩所先からはトレッキングルート・トレニック40kmコースを通り座禅岩へ。
往路と違う場所にポカリが落ちていないことを祈ったが、その先で無事回収。
後は往路と同じ道を通り、「わたなべ豆腐」へ。
いつもの豆乳ドリンクと、豆乳ソフトクリーム。
31km7時間の旅でした。
○総括
歴史を振り返れば、秩父という地域は非常に繁栄した時期があることを最近書籍等で知りました。
類にもれず、この奥武蔵連峰も数々の峠があり、その流通の中にあったと思います。
林業が盛んな時代があったせいか、里山は植林がほとんど。
決して植生を楽しめる山ではないかもしれません。
それでも歩き応えのある数々のルート、比較的公共機関へのアクセスも確保できます。
とは言っても、まったく地元に詳しいわけでもなく。
ボチボチと暇を見ては、歩いていこうと思っています。
また、GPSデータお持ちの方、ご一報ください。(笑)
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こちらにも来てみました。長い距離すごいです。。。
モバゲーは私もID持っていたような(かなりの幽霊ですが。)
また来ます、よろしくです。
kimberliteさん、いらっしゃいませ。
昨年までというか、今もどれほど変わるかわかりませんが、地図上のコースタイムで歩いたことなど皆無で。
体力に見合わない山行を繰り返してきました。
でも、山を楽しむ気持ちはコースタイムでは言い表せないと思っていますし、それは変わりません。
ちょっとの気まぐれで、今年は体力作りに。
ただトレーニングをするのは辛いので、マラソンやトレランにエントリーしてしまうという暴挙に出ております。
ただ、現在のトレイルレースのあり方自体はあまり好きになれず、来年のUTMF(ウルトラ・トレイル・マウント・フジ)を目標に、出られても出られなくても1歩引く予定です。
共に山を楽しんでいきまっしょい。
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