飯豊山(飯豊山荘〜弥平四郎)
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 3,158m
- 下り
- 3,128m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:56
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 3:24
- 合計
- 11:36
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 8:19
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ 3日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
新津駅パークアンドライド駐車場に駐車 1日300円×3日 行き 電車(羽越本線・米坂線) 新津(06:16)〜坂町(07:10) 坂町(07:42)〜小国(08:21) バス(小国町営バス南部線) 小国駅(08:25)〜飯豊山荘(09:11) ※7/1〜8/31は飯豊山荘までは運行。それ以外は飯豊梅花皮荘まで。 帰り バス(西会津町民バス)※要予約 弥平四郎(16:00)〜野沢駅(17:00)※実際は16:42着。 電車(磐越西線) 野沢(17:33)〜新津(19:14) |
コース状況/ 危険箇所等 |
本山小屋〜切合小屋の間に一か所危険な箇所あり。 慎重に進めば問題はない。 |
その他周辺情報 | とんかつ太郎 分店 タレカツ丼大盛(1,500円) |
写真
場所がわからず地元の人に聞きましたが、小学校跡がバス停になっているとのこと。
予約の時間まで時間があるので、濡れた靴を乾かします。
自由に使える水道があってありがたいです。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
テントマット
携帯トイレ
|
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感想
今年はコロナ禍の影響で南アは山小屋自体が開いておらず、北アは開いてはいるもののテント泊も予約が必要。
北アに行きたかったが、お盆は予約でいっぱいだったため、他に予約不要な山域を探していると飯豊山が見つかった。
せっかくなら縦走したい、と思い、いろいろ調べていると、新津駅に車を置くと綺麗に縦走できそう、ということがわかり、計画を立てることに。
(1日目)
新津駅から電車とバスを乗り継ぎ飯豊山荘へ。
到着時間が9時を回っているため、すでに暑い。
涼しいうちに高度を稼ぎたかったが仕方がない。
早速登り始めるが、いきなりの急登。
平坦な道などなく、ひたすら続く登り。
暑さと、久しぶりのテン泊装備でバテバテになりながら歩く。
途中、湧き水に癒されながら、5時間かけて稜線に到着。
ここからは稜線のたどる気持ちのいい道が続く。
当初は梅花皮小屋でテントを張るつもりだったが、バテバテなのと、日暮れを近づいているので、手前の門内小屋に目的地を変更する。
無事、門内小屋にテントを張ることができ、ビールを片手に晩餐。
今日は夕焼けが綺麗に見え、さらに佐渡島まで見渡せる。
日の入り後、綺麗な星空を眺めながら眠りにつく。
(2日目)
今日は飯豊山に登頂予定だが、大日岳にも行きたい。
なので、3時に起き、夜明け前に出発する。
日の出の時間帯、東側が見えなかったため、日が昇るところは見れなかったが、今日もいい天気になりそうなことを実感する。
北股岳、梅花皮岳、烏帽子岳と次々に縦走していき、大日岳の起点となる御西小屋に到着。
そこから大日岳を往復で2時間。空身だからすごく軽い。
残念ながら頂上はガスっていたが、目標の1つは達成した。
御西小屋に戻り、水の確保&昼食休憩をとり、飯豊山へ向かう体力を貯める。
飯豊山へ向かう道はなだらかな登りになっていて、すごく気持ちのいい登山道で、徐々に大きくなってくる飯豊山に高揚感が高まる。
小屋から1時間半ほどでようやく飯豊山に到着。
もうすぐ夕方になろうかという時間帯にも関わらず、幸運にも天気がよく、360度景色がよく見える。
今日のテント場はここから20分ほどのところだからあわてる必要はない。
なので1時間ほどゆっくりのんびり山頂からの景色を楽しむ。
山頂を満喫した後、今日のテント場である本山小屋に移動する。
少し離れたテント場にテントを張った後、小屋までビールを買いに来ると、小屋泊の人に”一緒に飲みましょう”と誘われたので、ありがたく相席させてもらう。
しばらく談笑を楽しんでいると、ブロッケン現象が出現。
山に登り始めて数年になるが、初めて出会えた現象に少し興奮しながら写真を撮る。
いやぁ今日はよい山行だったなぁと思いつつ、床にはいるが、それだけで終わらず。
夜中、強い雨風がベンチレーターから中に吹き込んでしまい、目が覚める。
いろいろ試してみたけど、一向に改善せず、あんまり眠れずじまい。
これは次回までになんか対策を打つ必要がありそう。
(3日目)
予報通り雨。
でも今日は下山するだけだから天気悪くても問題なし。
飯豊山を振り返ると雨雲に隠れてみえない。
またいつか来れる日が来るだろうか。
切合小屋まで降りてくると、弥平四郎登山口から出ているバスを電話予約する。
当日予約というと驚かれ、しばらくお待ちくださいという不安な言葉があり悶々とする。もし予約できなければタクシーしか交通手段がなくなる。。どうしよ。。。
結局、希望の便はダメだったが、16時の便に乗れることになり、一安心。
もっと事前に連絡しておくべきだったと反省した。
さて、16時となると今のペースで降りても時間を持て余す。
なので、ゆっくり休憩しながら降りていく。
切合小屋、三国小屋でそれぞれ1時間ほど休憩し、時間を調整。
そして、下山口近くの祓川でテントや合羽についた泥を洗い流して綺麗にする。
14時ごろ、弥平四郎登山口に到着。だが、バス停までは1時間ほど歩く必要がある。このころになると晴れ間が見えてきた。
てくてく歩いてバス停に到着。小学校跡にあるそうだ。
びしょびしょになった登山靴を乾かし、水道をお借りし、汚れを洗い流す。
16時、予定通りバスが到着し一安心。
その後電車を乗り継いて、新津駅で車の回収完了。
下山後のご褒美は、とんかつ太郎分店のタレカツ丼。
福井のソースカツ丼は何回か食べたことあるが、新潟のタレカツ丼も負けず劣らず美味しかった。
縦走してみて飯豊山の魅力が非常によくわかった。
単純なピストンだけではこれほど魅力を感じることはなかったかもしれない。
またいずれ来てみたいが、大阪から遠いなぁ。。
次に来るなら紅葉の時期に来たいところだ。
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