テン泊デビューの聖地、雲取山へ
- GPS
- 11:38
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,674m
- 下り
- 2,604m
コースタイム
26日:7:40奥多摩小屋−(まきみちコース)−9:00堂所−10:00小袖駐車場
天候 | ・25日は山頂付近でガスが出ましたがほぼ晴れ。無風。 ・26日も晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場は鴨沢BS付近や更にに上がった小袖にあります。小袖の駐車場は25日8:00時点で満車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険箇所はありません。トラバース気味に進む細い道では路肩が崩れやすいところもあるので、そこだけはゆっくりと。 ・道は整備されており、標識もしっかりしているので道迷いの心配は少ないと思います。ただし、やたらと巻道があるので、事前にチェックしておいた方がコース選択がスムーズです。 ・斜度としては堂所から七ツ石小屋までやや急ですが、それ以外は比較的なだらかです。ただ、軟弱なテン泊装備者としては、ブナ坂もかなりツラく感じました! |
写真
感想
いつかはしてみたいと思っていた山でのテント泊。
それが実現する日がくるとは…ほんとにありがたいことです。
しかし、40半ばも過ぎてテン泊デビューとはちょっと遅すぎかなぁ〜
何はともあれ、テン泊先輩二人に連れられ、初テン泊にと雲取山に行ってきました。
鴨沢からのコースは全体的に傾斜も緩やかで、危険箇所もなく、まさにテン泊初心者にうってつけのコースです。
とは言っても15KG位の荷物を背負って歩くのはつらく、斜度がちょっと大きくなっただけで、なかなか足が前に出なくなります。重力のすごさをひしひしと感じました。
小袖の駐車場の先から登山道に入ると、しばらくはヒノキの植林地が続き、単調な変化のない風景が疲れを倍増させます。七ツ石小屋が近づくと傾斜がきつくなりますが、ブナなどの広葉樹も増え、新緑に癒されます。ブナ坂からは広い尾根を行く道となり、展望が開けますが、ここの微妙な傾斜が結構きつく、周りを見る余裕はあまりなかったような。。。
奥多摩小屋のテン場は開けた尾根上にあり、展望には恵まれた場所です。
二日間ともやや霞んでいましたが、条件がそろえば雲海に浮かぶ富士山や夕日に赤く染まる山々が望めると思います。
初のテント設営も無事終え、昼食を食べていざ山頂へ!
荷物の大部分はテントに置いていったので、いままでのつらさが嘘のように身軽になり、まるで宇宙でもいくようにスイスイと登っていけましたが、しばらくするとまたつらくなるから不思議なものです。
山頂は残念ながらガスっており、あまり眺望は得られませんでしたが、とりあえず東京都最高峰制覇ですww
雲取山荘まで下り、巻道経由でテント場まで戻ってきた後は、テン泊先輩調理による山で食べるとさらに美味しいカレーを食べ、日が沈むとともに就寝。健康的な生活です。
夜遅くまで騒いで怒られていた集団もあったようですが、場所柄ですかねぇー
2日目は下るのみですが、夜明けとともに起きる健康的な生活。テン場の正面では雲海の上に満月が浮かび、何とも穏やかな光景です。朝焼けに染まる山々や雲海を期待しましたが、そこまではうまくいかず、でも、雲海に浮かぶ山々いつ見てもいい風景です。
富士山に見送られながらの下山は重力に身を任せていれば進んでいけ、登りの苦労はすっかり忘れてしまいました。
二日とも好天に恵まれ、楽しいテン泊デビューとなりました。
下山後は、いつもとは違う筋肉痛を感じながら、さて次はどこに行こうか思案中です。
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