白馬岳
- GPS
- 12:25
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,979m
- 下り
- 1,385m
コースタイム
6:45白馬山荘-8:30小蓮華山-10:20白馬大池-10:50白馬乗鞍-12:30栂池自然園
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
初めての泊りでの北アルプス登山。期待に旨を膨らませ、白馬方面へ車を飛ばす。
早朝6時に白馬駅到着。さあ登るぞと車のトランク開けたら...開けたら...ガーン登山靴忘れた!うそやろ〜。こんな大失態、あほか〜
ここまできたらあきらめきれるわけもなく、電話ボックスにあった電話帳でスポーツ用品店を探す。この近くにも2軒ほどあるようだが、この時間では電話も出来ない。
駅前のスポーツ用品店あくまで待つしかないけど、多分開店は9時頃。途方にくれつつ、駅前の朝からやってるお土産屋さんでそんなこと話してたら、お土産屋の奥さんすごくいい人で、スポーツ用品店の人に早朝にもかかわらず電話してくれて、無事靴を調達し事なきを得ました。お土産店は「おじさんの店」ご主人が山岳ガイドをしてらっしゃるそうです。スポーツ用品店は「白馬ヤマトヤ」どちらも親切な方たちでした。
9時に猿倉から出発しましたが、登山届けだすときに、これから上までだと夕方になるので早めに行って下さい。と注意を受ける。そりゃそうだ、靴忘れましたなんていえないしな。早く行こう。
前日に大雪渓で落石事故。お一人が亡くなられるという痛ましい事故があったそうで。大雪渓ではより慎重に歩を進めました。帰りのタクシーの運転手さんの話では落石の大きさは乗用車よりも大きなものだったそうです(翌週には葱平で土石流でまた死亡事故が発生しました。やはり大雪渓は雨天時は登山中止したほうがよさそうです)。
葱平で小休止。アイゼン脱いでここからは普通の登山道。小雪渓はもう分からないぐらい小さくなってます。ただここからが長くて、頂上宿舎がすぐそこに見えている(気がする)のになかなか着かない。
ヘロヘロになって頂上宿舎に到着。でも今日のお宿は白馬山荘。まだここから少し登らねばならない。それでも予定時間よりは早めに白馬山荘へ到着。
さすが日本一の巨大山小屋。横に長いし、スカイレストランなるものまである。
ただし、食事内容は......ここでは書かないことにします。
受付後、荷物を部屋において頂上までピストン。強力伝にでてくる方位盤ってこれか?ホントかな?下のほうはガスってたが、おかげでブロッケン見れた。
最初はよくわからなかったが、周囲の人が盛んに下に向かって手を振っているのでなんのことだろとおもったらブロッケンだった。ガスの日のラッキーに感謝。
日暮れまでかなり時間があるので外でコーヒー入れながら夕日をながめる。泊まりは初めてだが、この時間がなんとも言えず至福のひと時。
夜は早めに寝ようとするが、疲れすぎてるのか、い○きのせいなのか、熟睡は無理。夜明けが待ち遠しい。
ようやく夜が明けて、朝食をすませて出発。もう一度白馬岳へ登ってから今度は栂池方面へ縦走する。
途中の雷鳥坂ではその名の通り雷鳥に遭遇。子供もいて、すごく近くなのに警戒していない。ブロッケンといい雷鳥といいラッキー続きでうれしくなる。
白馬大池が見えてきたが、空の青さと池の青さがとても美しい。どこから写真撮っても絵になる構図。大池のほとりで小休止。のんびり休んだあと栂池へ向かって下降。
ただここからはゴーロの大岩連続で歩きにくいことこの上なし。またこの下りが長い長い。下りだからこんなに長く感じるのでしょうか。
栂池のゴンドラ見えたときには本当にうれしかった。ここからは一般の観光客に混ざってゴンドラで下山。楽チン楽チン
ゴンドラ終点でバス時間を見ると白馬行きまではあと1時間以上の待ち。足湯でもつかろうかとしているところへ、4人の方がタクシー乗り場へ。これだっ!!とダッシュして同乗させてもらう。この辺のタクシーは5人乗れる(ぎゅうぎゅうですけど)のでこれまたラッキー。
白馬駅到着後すぐに「おじさんの店」へ無事下山したことを報告。ついでにお土産も。
あー、それにしてもいい登山だった。これからも北アルプス行く気にさせる初宿泊登山でした。
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