扇沼山〜トムラウシ山【俵真布から】
- GPS
- 11:44
- 距離
- 42.6km
- 登り
- 2,031m
- 下り
- 2,029m
コースタイム
天候 | 快晴 / 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
快晴予報の休日だ。これは絶対に山へ行かねばならぬ。そうだ広い大雪山の稜線を歩こう。扇沼山からトムラウシ山までのルートはまだ歩いたことがない。このルートは広くて緩い稜線歩きがあって今日の気分にぴったりである。
道道718号線の通行止めゲートからスタート。除雪済みの車道には雪がなかったため道路横の森の中を進む。開けた場所に出ると正面には扇沼山の稜線も見える。2劼阿蕕た覆鵑世箸海能雪区間は終了。ようやくどこでも歩けるようになる。硬めの雪でスキーが良く滑って歩きやすかった。
橋を渡った先から尾根に取り付く。登り始めは少し急な斜面。その後は緩やかな斜面となる。あとは広い尾根ををひたすら登っていくだけ。標高1100m辺りにはクマの足跡が多数あった。樹林帯を抜けると視界が開ける。ちょっと霞み気味だけど素晴らしい景色が広がっていた。扇沼山まで登ると360度のパノラマ風景だった。オプタテシケ山が近い。
扇沼山からは稜線を進んでいく。兜岩の巻きはまだ雪が緩んでいなくて少々面倒だった。ツルツル。三川台まで登ると広い大地が広がる。正面にはトムラウシもくっきり見える。登りを感じないぐらいの超緩斜面をダラダラと進む。稜線は陽射しが暖かくて風が冷たい感じ。歩いていると丁度いいけど立ち止まるとちょい寒かった。
トムラウシ山頂からも素晴らしい風景が広がっていた。今年2月に冬尾根から登った時はガスで何も見えなかったので嬉しい。周りに見える山々は全体的に雪が少ない印象。この時期でも既に黒い部分が目立つ。雪山シーズンは残り少ないかもしれない。
山頂からはシールを付けたまま下る。南沼辺りまで戻ってそこでシールを外す。滑走開始。斜度は緩いけど良く滑る雪で快適な滑りだった。兜岩とのコルまで滑ったところで再度シールを付ける。兜岩の巻きは帰りも雪が硬かった。標高1668mピークまで登り返したところで再度シールを外す。
稜線直下の広いオープンバーンは完璧なザラメで素晴らしい滑りを楽しめた。森の中に入っても楽しい滑りが続く。斜度が緩んだところも良く滑る雪のおかげで快適に滑って行けた。尾根末端に近づくとストップ気味の雪に変わるが滑るのには問題なし。上から下までほぼ自動運転で林道まで合流できた。最後は林道歩き。微妙に傾斜が付いている林道で予想よりも楽ちんだった。
天気も良く寒過ぎず暑過ぎずで雪も腐れなくて完璧な山スキー日和だった。春は良いねぇ。
【過去の山行記録】
扇沼山 2014年01月18日(土)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-397255.html
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