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記録ID: 3041776
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ハイキング
北陸

神通峡・神通川第二ダムから小佐波御前山─御前山─猿倉山周遊

2021年04月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:29
距離
13.8km
登り
770m
下り
771m

コースタイム

日帰り
山行
3:56
休憩
0:33
合計
4:29
距離 13.8km 登り 774m 下り 771m
5:30
11
神通川第二ダム駐車場
5:41
12
おおさわの石仏の森
5:53
21
舟倉用水
6:14
19
芦生登山口
6:33
6:43
12
送電線巡視路猪谷線分岐
6:55
31
山平部落跡
7:26
10
稜線到達点
7:36
7:46
1
7:50
7:51
4
7:55
4
頂上広場
7:59
23
8:22
3
獅子ヶ鼻分岐
8:25
8:26
3
8:29
1
獅子ヶ鼻分岐
8:30
12
林道終点
8:42
8:43
29
9:12
9:22
21
9:43
5
県道65号終点
9:48
11
旧笹津橋
9:59
神通川第二ダム駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
クルマは、国道41号沿いの神通川第二ダムの駐車場に入れた。
コース状況/
危険箇所等
舟倉用水の三助隧道迂回区間は道が荒れ気味なので、特に下りには注意を要する。
小佐波御前山の頂上直下の斜面に残雪があるものの、先行者の踏み跡を辿れば特に問題ない。
国道41号沿いの神通川第二ダム駐車場からスタート。神通峡の案内図とトイレ、桜並木(苦笑)があります。
2021年04月03日 05:30撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 5:30
国道41号沿いの神通川第二ダム駐車場からスタート。神通峡の案内図とトイレ、桜並木(苦笑)があります。
ダム湖の水面を眺めながら…。
2021年04月03日 05:32撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 5:32
ダム湖の水面を眺めながら…。
ダムの堤体上を歩きます。
2021年04月03日 05:32撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 5:32
ダムの堤体上を歩きます。
ダムを渡り切った後に振り返って
2021年04月03日 05:35撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 5:35
ダムを渡り切った後に振り返って
サクラと水面
2021年04月03日 05:37撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 5:37
サクラと水面
アヤしいモノが見えて来ました。
2021年04月03日 05:41撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 5:41
アヤしいモノが見えて来ました。
B級スポットとしてその筋では有名な(苦笑)おおさわの石仏の森
2021年04月03日 05:41撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 5:41
B級スポットとしてその筋では有名な(苦笑)おおさわの石仏の森
道を間違った悔し紛れにもう1枚撮りました。
2021年04月03日 05:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
4/3 5:45
道を間違った悔し紛れにもう1枚撮りました。
舟倉用水へのヘアピンカーヴ入口。
2021年04月03日 05:48撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 5:48
舟倉用水へのヘアピンカーヴ入口。
フタした状態になっている舟倉用水。その上を歩きます。
2021年04月03日 05:53撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 5:53
フタした状態になっている舟倉用水。その上を歩きます。
今世紀になってから竣工した三助隧道区間だけは迂回を余儀なくされます。
2021年04月03日 06:04撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:04
今世紀になってから竣工した三助隧道区間だけは迂回を余儀なくされます。
三助隧道の迂回路はこんな感じ。この写真の区間はまだマシなほうで、もっと荒れているところもあります。
2021年04月03日 06:06撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:06
三助隧道の迂回路はこんな感じ。この写真の区間はまだマシなほうで、もっと荒れているところもあります。
三助隧道の反対側に出ました。歩きやすい道が復活し、ホッとした。
2021年04月03日 06:09撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:09
三助隧道の反対側に出ました。歩きやすい道が復活し、ホッとした。
芦生からの登山口。特に表示が無いため、送電線巡視路のサインを見落とさないことが必要。
2021年04月03日 06:14撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:14
芦生からの登山口。特に表示が無いため、送電線巡視路のサインを見落とさないことが必要。
もともと人が住んでた集落への生活道路のため、歩き易い。丸太橋が架かってました。
2021年04月03日 06:31撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:31
もともと人が住んでた集落への生活道路のため、歩き易い。丸太橋が架かってました。
送電線巡視路としてそれなりのメンテが入っています。
2021年04月03日 06:33撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:33
送電線巡視路としてそれなりのメンテが入っています。
巡視路猪谷線分岐
2021年04月03日 06:43撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:43
巡視路猪谷線分岐
c 400 mピークに立つ送電塔への巡視路の分岐
2021年04月03日 06:46撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:46
c 400 mピークに立つ送電塔への巡視路の分岐
これから歩くピークが見えて来ました。
2021年04月03日 06:47撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:47
これから歩くピークが見えて来ました。
山平部落跡。ここで今生津からのルートと合流。
2021年04月03日 06:55撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 6:55
山平部落跡。ここで今生津からのルートと合流。
いかにも住居跡的な平場。
2021年04月03日 06:55撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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いかにも住居跡的な平場。
小佐波御前山が見えて来た!
2021年04月03日 07:02撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:02
小佐波御前山が見えて来た!
送電線巡視路用のサイン以外の標識を初めて見た!
2021年04月03日 07:07撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:07
送電線巡視路用のサイン以外の標識を初めて見た!
小佐波御前山の頂上が近くなって来た!
2021年04月03日 07:20撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:20
小佐波御前山の頂上が近くなって来た!
いよいよ登山道にも雪が出て来た。
2021年04月03日 07:24撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:24
いよいよ登山道にも雪が出て来た。
稜線に出ました。もうちょっとで頂上!
2021年04月03日 07:26撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:26
稜線に出ました。もうちょっとで頂上!
便所分岐
2021年04月03日 07:35撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:35
便所分岐
小佐波御前山頂上広場
2021年04月03日 07:36撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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小佐波御前山頂上広場
頂上広場の案内図
2021年04月03日 07:55撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:55
頂上広場の案内図
小佐波御前山頂上広場から見た富山平野。大山のクリーンセンターの白い建物が目立つ。
2021年04月03日 07:37撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:37
小佐波御前山頂上広場から見た富山平野。大山のクリーンセンターの白い建物が目立つ。
小佐波御前山頂上広場から呉羽丘陵方面。
2021年04月03日 07:37撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:37
小佐波御前山頂上広場から呉羽丘陵方面。
拡大してみました。手前から呉羽丘陵、二上山、能登半島ですかね。
2021年04月03日 07:37撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:37
拡大してみました。手前から呉羽丘陵、二上山、能登半島ですかね。
富山平野の拡大
2021年04月03日 07:37撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:37
富山平野の拡大
避難小屋
2021年04月03日 07:47撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:47
避難小屋
展望台への分岐
2021年04月03日 07:53撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:53
展望台への分岐
立山連峰がよく見えます。
2021年04月03日 07:50撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:50
立山連峰がよく見えます。
剱岳
2021年04月03日 07:51撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:51
剱岳
鍬崎山
2021年04月03日 07:51撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:51
鍬崎山
薬師岳
2021年04月03日 07:51撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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薬師岳
小佐波御前山頂上の祠
2021年04月03日 07:58撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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小佐波御前山頂上の祠
小佐波御前山頂上の標識と三角点
2021年04月03日 07:59撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 7:59
小佐波御前山頂上の標識と三角点
視界が開けた場所から西新山方面
2021年04月03日 08:01撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:01
視界が開けた場所から西新山方面
麓に向かって下山中
2021年04月03日 08:02撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:02
麓に向かって下山中
御前山まで1.3 km
2021年04月03日 08:10撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:10
御前山まで1.3 km
視界が開けた場所から西新山と麓の国道41号。
2021年04月03日 08:12撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:12
視界が開けた場所から西新山と麓の国道41号。
獅子ヶ鼻分岐。ここはスルーします。
2021年04月03日 08:20撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:20
獅子ヶ鼻分岐。ここはスルーします。
また獅子ヶ鼻分岐。ここまでしつこいと気になるので、見に行きます。
2021年04月03日 08:22撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:22
また獅子ヶ鼻分岐。ここまでしつこいと気になるので、見に行きます。
獅子ヶ鼻の岩場
2021年04月03日 08:25撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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獅子ヶ鼻の岩場
獅子ヶ鼻の岩場から神通峡と西新山・唐堀山方面。
2021年04月03日 08:26撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:26
獅子ヶ鼻の岩場から神通峡と西新山・唐堀山方面。
獅子ヶ鼻の謂れ
2021年04月03日 08:29撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:29
獅子ヶ鼻の謂れ
林道終点に出ました。ここからしばらくは車道を歩きます。
2021年04月03日 08:30撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:30
林道終点に出ました。ここからしばらくは車道を歩きます。
御前山はこっちだそうです。
2021年04月03日 08:35撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:35
御前山はこっちだそうです。
道路の反対側にも案内標識。
2021年04月03日 08:35撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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道路の反対側にも案内標識。
林道を直進すると「まわり道」だそうです。
2021年04月03日 08:38撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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林道を直進すると「まわり道」だそうです。
御前山頂上の鉄塔が見えて来ました。
2021年04月03日 08:39撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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御前山頂上の鉄塔が見えて来ました。
トイレと猿倉山への標識。御前山はどっち?
2021年04月03日 08:41撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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トイレと猿倉山への標識。御前山はどっち?
御前山はこっち
2021年04月03日 08:41撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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御前山はこっち
御前山頂上。年代ものの遊具が置かれてました。
2021年04月03日 08:42撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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御前山頂上。年代ものの遊具が置かれてました。
御前山頂上からの眺め。歩き始めのダムサイトの駐車場も見えます。
2021年04月03日 08:43撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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御前山頂上からの眺め。歩き始めのダムサイトの駐車場も見えます。
猿倉山へ向けて出発!
2021年04月03日 08:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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猿倉山へ向けて出発!
猿倉山まで0.7 km
2021年04月03日 08:58撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 8:58
猿倉山まで0.7 km
この鉄塔を過ぎると…。
2021年04月03日 09:01撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 9:01
この鉄塔を過ぎると…。
風の城が見えて来ました。カタクリと一緒に。
2021年04月03日 09:01撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 9:01
風の城が見えて来ました。カタクリと一緒に。
北方稜線方面
2021年04月03日 09:04撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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北方稜線方面
林道に出ました。
2021年04月03日 09:06撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 9:06
林道に出ました。
風の城と猿倉山頂上の三角点
2021年04月03日 09:11撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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風の城と猿倉山頂上の三角点
展望盤。木と緑の町 大沢野。
2021年04月03日 09:11撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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展望盤。木と緑の町 大沢野。
だいぶ麓が近くなって来ました。
2021年04月03日 09:20撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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だいぶ麓が近くなって来ました。
娘たちと来た時に休憩した懐かしのあずまや
2021年04月03日 09:21撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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娘たちと来た時に休憩した懐かしのあずまや
喫茶さるくら。殆どのハイカーはここまでクルマで来て登ります。
喫茶さるくら。殆どのハイカーはここまでクルマで来て登ります。
スキー場が現役だった時にはロッジだった記憶があります。
2021年04月03日 09:34撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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スキー場が現役だった時にはロッジだった記憶があります。
猿倉スキー場跡のスロープとサクラ。
2021年04月03日 09:36撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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猿倉スキー場跡のスロープとサクラ。
県道65号に出ました。
2021年04月03日 09:42撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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県道65号に出ました。
国道41号に出ます。
2021年04月03日 09:42撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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国道41号に出ます。
登録有形文化財の旧笹津橋
2021年04月03日 09:47撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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登録有形文化財の旧笹津橋
JR高山本線の橋梁
2021年04月03日 09:48撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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JR高山本線の橋梁
神通川第二ダムが見えて来ました。
2021年04月03日 09:53撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 9:53
神通川第二ダムが見えて来ました。
元の駐車場に戻り、一周が完成しました。
2021年04月03日 09:58撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/3 9:58
元の駐車場に戻り、一周が完成しました。

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル スパッツ アームウォーマー 半袖シャツ

感想

 地元・富山県の神通峡に近い小佐波御前山に行って来た。手頃なハイキング先として地元で人気のこの山に、富山に長らく住んでいながら今まで一度も登ったことが無かった(苦笑)。今回、メジャーな猿倉側からではなく、最新のヤマケイ分県登山ガイドからも抹殺された神通峡側からのルート('96年の初版では紹介されてた)で登ってみた。
 そろそろ暑くなって来たので、ウール入りの長袖シャツは今回からはヤメて、半袖シャツ+アームウォーマーとした。
 4時起床で4:40に『キャラメルハウス』(自宅)を出発し、5:20に国道41号線沿いの神通川第二ダムの駐車場に到着。ダムの堤体の上が歩行禁止だったら笹津橋に廻らなければならないけど、堤体上の歩行はOK。5時半スタートで堤体上を歩き、神通川の右岸に渡る。神通川第二ダムの駐車場にクルマを入れたのは、全く下見をしていないため駐車場所に困る可能性があったからだけど、どこにでも駐められそうだった。おおさわの石仏の森の近くとか(苦笑)。
 舟倉用水へのヘアピンカーヴを登って、舟倉用水に出る。「用水」といっても、暗渠になっており、フタをした用水の上を歩くので、舗装道路を歩くのと大差は無い。しかし、2002年竣工という三助隧道の迂回路だけは荒れかけた山道で、踏破に神経を使う。迂回路が終わると、もとの「フタつき用水」に戻った。
 小佐波御前山への入口には特に案内板は無かったけど、送電線巡視路のサインがあったので、その道に入る。もともと山平部落の住人の生活道路だったため、歩き易い。送電線巡視路笹津線分岐のサインがあったところで休憩。
 さらに直進してくと、目の前が開け、これから歩く山並みが見えてくる。山平部落跡からさらに山に入っていくと、小佐波御前山の頂上が見えて来た。急な登りは稜線までで、稜線に乗ってしまえば頂上はすぐ。心配してた残雪も問題になるような箇所は無し。唐突に「便所→」の標識が現れ、すぐに小佐波御前山の頂上広場に出た。7:36着。誰も居ない。この時間にここまで来るひとはそうは居ない…と思ってたら、兄チャンが1人、私の目の前を横切ってった。
 頂上広場からは富山平野や、富山湾の向こうの能登半島まで見えた。平和堂のくらしモアの豚骨ヌードル喰ってから、頂上付近を探検。まず、避難小屋。流石に、宿泊者は居ない(苦笑)。次に展望台。立山連峰が丸見えだったけど、位置的に鍬崎山と薬師岳の存在感が凄い。
 頂上広場に戻り、縦走を再開。まずは、不遇な小佐波御前山の祠と頂上に出た。ベンチ類が整備された頂上広場に比べ、この雰囲気からすると休憩するひとも少ないと思われる。北面の下りになるので、雪がそれなりに残ってるけど、問題にはならない。獅子ヶ鼻への分岐の案内があったけど、先を急ぐので一回は無視。しかし、なおも分岐が現れたので、気が変わって(苦笑)見に行った。ここは凄い! 絶壁の岩場で、足元に神通峡が丸見え。落ちたら死ぬこと、間違いなし!
 獅子ヶ鼻の分岐からすぐに林道終点に出て、しばらくは車道歩き。車道のほうが登山道よりも雪が残ってる。標識に従い歩いていくと、8:42、御前山の頂上に到着。御前山の頂上はかつて小規模な遊園地に整備されてたようで、サビサビの遊具や落書きだらけの休憩所が残ってた。今回の山歩きのスタート箇所の神通川第二ダムがよく見えた。
 御前山からはまた遊歩道に入り、猿倉山を目指す。御前山の手前から他のハイカーとすれ違うようになってたけど、時間的な要因か、さらにすれ違うハイカーの数がやたらと増えた。だいぶ標高を落としてるので、雪は全く見なくなった代わりに、カタクリの花を見かけるようになる。猿倉山に建つ風の城が見えるようになるとやがて歩道は終わりで、車道に出て、ひと登りで風の城に到着。まだ、冬季のためかトイレは閉鎖されてた。猿倉山の三角点のそばにあずまやに9:12到着。まだ娘たちが4歳と2歳だった時にこのあずまやで休んだよなぁ〜…と感慨に耽りながら、クッキーとサラミとチーズ喰って、この日初めて(豚骨ヌードルのスープ以外の)純粋な水分補給をした。
 あとは喫茶さるくらまで階段を下り、車道を神通川第二ダムまで歩くだけだけど、今回の逆コースを歩く場合、この車道の上りが一番堪えることになると思う。国道41号に出て、旧笹津橋え神通川を渡り、9:59に元の駐車場に戻った。くしくも、ちょうど1週間前の西方が岳(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3028194.html)からの下山の常宮バス停到着時間と全く同刻(苦笑)。
 「風の城の駐車場までクルマで上がれて楽に登れる」というイメージに反し、逆から登ると想定外に手応えのある山歩きとなった。スマホのバッテリーに余裕があったら、池原隧道群に廻ってみよう…と思ってたけど、12%まで落ちてたので断念(苦笑)。

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