神通峡・神通川第二ダムから小佐波御前山─御前山─猿倉山周遊
- GPS
- 04:29
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 770m
- 下り
- 771m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
舟倉用水の三助隧道迂回区間は道が荒れ気味なので、特に下りには注意を要する。 小佐波御前山の頂上直下の斜面に残雪があるものの、先行者の踏み跡を辿れば特に問題ない。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
スパッツ
アームウォーマー
半袖シャツ
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感想
地元・富山県の神通峡に近い小佐波御前山に行って来た。手頃なハイキング先として地元で人気のこの山に、富山に長らく住んでいながら今まで一度も登ったことが無かった(苦笑)。今回、メジャーな猿倉側からではなく、最新のヤマケイ分県登山ガイドからも抹殺された神通峡側からのルート('96年の初版では紹介されてた)で登ってみた。
そろそろ暑くなって来たので、ウール入りの長袖シャツは今回からはヤメて、半袖シャツ+アームウォーマーとした。
4時起床で4:40に『キャラメルハウス』(自宅)を出発し、5:20に国道41号線沿いの神通川第二ダムの駐車場に到着。ダムの堤体の上が歩行禁止だったら笹津橋に廻らなければならないけど、堤体上の歩行はOK。5時半スタートで堤体上を歩き、神通川の右岸に渡る。神通川第二ダムの駐車場にクルマを入れたのは、全く下見をしていないため駐車場所に困る可能性があったからだけど、どこにでも駐められそうだった。おおさわの石仏の森の近くとか(苦笑)。
舟倉用水へのヘアピンカーヴを登って、舟倉用水に出る。「用水」といっても、暗渠になっており、フタをした用水の上を歩くので、舗装道路を歩くのと大差は無い。しかし、2002年竣工という三助隧道の迂回路だけは荒れかけた山道で、踏破に神経を使う。迂回路が終わると、もとの「フタつき用水」に戻った。
小佐波御前山への入口には特に案内板は無かったけど、送電線巡視路のサインがあったので、その道に入る。もともと山平部落の住人の生活道路だったため、歩き易い。送電線巡視路笹津線分岐のサインがあったところで休憩。
さらに直進してくと、目の前が開け、これから歩く山並みが見えてくる。山平部落跡からさらに山に入っていくと、小佐波御前山の頂上が見えて来た。急な登りは稜線までで、稜線に乗ってしまえば頂上はすぐ。心配してた残雪も問題になるような箇所は無し。唐突に「便所→」の標識が現れ、すぐに小佐波御前山の頂上広場に出た。7:36着。誰も居ない。この時間にここまで来るひとはそうは居ない…と思ってたら、兄チャンが1人、私の目の前を横切ってった。
頂上広場からは富山平野や、富山湾の向こうの能登半島まで見えた。平和堂のくらしモアの豚骨ヌードル喰ってから、頂上付近を探検。まず、避難小屋。流石に、宿泊者は居ない(苦笑)。次に展望台。立山連峰が丸見えだったけど、位置的に鍬崎山と薬師岳の存在感が凄い。
頂上広場に戻り、縦走を再開。まずは、不遇な小佐波御前山の祠と頂上に出た。ベンチ類が整備された頂上広場に比べ、この雰囲気からすると休憩するひとも少ないと思われる。北面の下りになるので、雪がそれなりに残ってるけど、問題にはならない。獅子ヶ鼻への分岐の案内があったけど、先を急ぐので一回は無視。しかし、なおも分岐が現れたので、気が変わって(苦笑)見に行った。ここは凄い! 絶壁の岩場で、足元に神通峡が丸見え。落ちたら死ぬこと、間違いなし!
獅子ヶ鼻の分岐からすぐに林道終点に出て、しばらくは車道歩き。車道のほうが登山道よりも雪が残ってる。標識に従い歩いていくと、8:42、御前山の頂上に到着。御前山の頂上はかつて小規模な遊園地に整備されてたようで、サビサビの遊具や落書きだらけの休憩所が残ってた。今回の山歩きのスタート箇所の神通川第二ダムがよく見えた。
御前山からはまた遊歩道に入り、猿倉山を目指す。御前山の手前から他のハイカーとすれ違うようになってたけど、時間的な要因か、さらにすれ違うハイカーの数がやたらと増えた。だいぶ標高を落としてるので、雪は全く見なくなった代わりに、カタクリの花を見かけるようになる。猿倉山に建つ風の城が見えるようになるとやがて歩道は終わりで、車道に出て、ひと登りで風の城に到着。まだ、冬季のためかトイレは閉鎖されてた。猿倉山の三角点のそばにあずまやに9:12到着。まだ娘たちが4歳と2歳だった時にこのあずまやで休んだよなぁ〜…と感慨に耽りながら、クッキーとサラミとチーズ喰って、この日初めて(豚骨ヌードルのスープ以外の)純粋な水分補給をした。
あとは喫茶さるくらまで階段を下り、車道を神通川第二ダムまで歩くだけだけど、今回の逆コースを歩く場合、この車道の上りが一番堪えることになると思う。国道41号に出て、旧笹津橋え神通川を渡り、9:59に元の駐車場に戻った。くしくも、ちょうど1週間前の西方が岳(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3028194.html)からの下山の常宮バス停到着時間と全く同刻(苦笑)。
「風の城の駐車場までクルマで上がれて楽に登れる」というイメージに反し、逆から登ると想定外に手応えのある山歩きとなった。スマホのバッテリーに余裕があったら、池原隧道群に廻ってみよう…と思ってたけど、12%まで落ちてたので断念(苦笑)。
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