南ア・塩川小屋─三伏峠─悪沢岳─二軒小屋─転付峠─新倉

2001年08月14日(火) ~ 2001年08月17日(金)

• GPS: 80:00
• 距離: 38.3km
• 登り: 3,604m
• 下り: 4,438m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:30
• 合計: 2:10

13:35 塩川バス停
14:25 尾根取付
14:35 14:45 休憩
15:00 15:20 休憩
15:45 水場

2日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 2:52
• 合計: 8:44

4:31 水場
4:42 4:49 休憩
5:18 5:28 休憩
6:08 6:28 休憩
6:36 塩川・鳥倉ルート合流点
7:00 8:00 三伏峠小屋
8:02 塩見岳方面分岐
8:07 三伏沢コース分岐(峠側)
8:32 三伏沢コース分岐(烏帽子側)
8:42 8:57 烏帽子岳
9:33 9:43 前小河内岳
10:15 小河内岳避難小屋分岐
10:17 10:27 小河内岳
11:27 11:47 休憩
12:17 12:37 休憩
12:42 板屋岳
13:15 高山裏避難小屋

3日目

• 山行: 9:09
• 休憩: 3:20
• 合計: 12:29

5:03 高山裏避難小屋
5:23 5:27 高山裏縦走路水場
6:00 カール底
6:07 6:17 休憩
7:07 7:17 休憩
7:36 主稜線
7:49 7:59 前岳
8:04 荒川小屋分岐
8:11 8:21 中岳
8:24 荒川中岳避難小屋
9:23 9:43 悪沢岳
10:04 丸山
10:34 10:49 千枚岳
10:58 千枚小屋分岐
11:34 11:44 休憩
11:57 万斧沢ノ頭
12:15 広場
12:28 謎の建物
12:29 12:39 休憩
12:58 「ロボット→」殴り書き
13:24 13:39 休憩
14:06 吊り橋
14:17 二軒小屋ロッジ
14:20 14:30 伝付峠登山口
14:45 15:05 休憩
15:45 15:55 休憩
16:14 水場跡(ベンチ)
16:15 16:35 休憩
16:55 17:05 休憩
17:10 17:26 伝付峠
17:32 伝付峠水場

4日目

• 山行: 3:39
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:09

5:13 伝付峠水場
5:50 出合
6:14 6:24 休憩
6:29 東京電力管理小屋
7:24 7:34 No.20
7:58 転付峠登山道入口
8:05 広河原発電所
8:31 第三号橋
8:33 8:43 第二号橋
8:54 第一号橋
9:03 63号橋
9:09 田代入口
9:22 新倉バス停

新倉0952＝1040クラフトパーク入口
1049クラフトパーク入口バス停 発
1103富山橋 レ
1107波高島駅 着

天候

(1日目)晴れ
(2日目)晴れのち雨
(3日目)晴れ
(4日目)晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

クルマで塩尻市の道の駅小坂田公園まで行って、クルマを置き、JR中央本線みどり湖駅まで徒歩移動。
転付峠から下山して新倉から乗ったバスはクラフトパーク入口で下車し、JR身延線波高島駅まで歩いた。波高島駅からは『青春18きっぷ』による普通列車乗り継ぎで、みどり湖駅へ移動。

＜ゆき＞
みどり湖━岡谷━伊那大島＝塩川

＜かえり＞
波高島1227━1335甲府1356━1437小淵沢1529━1635みどり湖

コース状況／危険箇所等

転付峠からの下山路が凄かった!

写真

烏帽子岳頂上

烏帽子岳頂上から小河内岳

烏帽子岳頂上から三伏峠

小河内岳頂上

悪沢—荒川方面?

烏帽子岳—塩見岳方面。ガスが出てきた。

荒川前岳を登る途中からの小河内岳

横にして小河内岳

小河内岳から高山に至る稜線

高山をメインに

歩いて来た稜線

荒川前岳頂上

富士山

赤石岳

荒川中岳

悪沢岳

塩見岳。左に仙丈。右に間ノ岳。

塩見、間ノ岳、農鳥。

仙丈

荒川中岳頂上

中央アルプス

北ア方面

これまで歩いて来た山並みを見下ろす。

仙丈(左)と塩見。

塩見岳。左に仙丈。右に間ノ岳。

悪沢岳頂上

赤石岳方面。ガスってきた。

さっきまで居た荒川前岳と中岳。

千枚岳頂上

早川町側の転付峠入口まで下りて来ました。

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 時計 タオル カメラ ポール テント テントマット シェラフ

備考

入山前に所持金は確認すること。

感想

yamabushi6295

　8月14日から4泊5日の予定で南アルプス方面に登山に出かける。
　クルマで信州の塩尻市に出て、小坂田公園にクルマを駐める。ここから歩いて中央線のみどり湖駅へ。みどり湖から岡谷に出て飯田線方面に乗り換え。伊那大島駅から塩川行きのバスに乗り、終点で下車。三伏峠に向かって登山開始。だけど、体力的にキツくて途中で沈没...。三伏峠の登りの途中にある水場で今日の行程はおしまい。ここでテント泊。根性ないッス(苦笑)。
　翌8月15日は、前日早めに切り上げたぶんを挽回すべく朝早く行動開始。挽回出来るかって???(笑)。朝4時半に水場を出発。だけど、体調悪い...。前日のうちに着くはずだった三伏峠には7時着。もう最初の予定地・荒川小屋にこの日のうちの到着はムリだ。10時17分、小河内岳に到着。こりゃあ、高山裏までですな。
　板屋岳の手前辺りから雨がパラつく。本降りになる前に高山裏に到着。ここで今日はテント泊。高山裏の水場は、遠いねえ...。
　テン場代\600とビール代\600を小屋の管理人サンに支払う。で、改めてサイフのなか見たら、\1,350しかないことが発覚!!!　入山前にお金降ろしてくるの忘れてた...。汗タラ〜...。帰りのバス賃しか無いじゃん!!!　350 ml で\600もするビール飲んでる場合じゃなかった...。翌日はどこかテント場代が不要ないところまで行かないと...。次の日に1日で歩いてたどり付けそうなテン場代が不要なところは小渋川上流の広河原か、転付峠。翌日も夕立ちがありそうだから川沿いの広河原は不適で、行き先は自ずから転付峠に...。もともと、三伏峠—荒川小屋—聖平…の3泊の予定だったけど、三伏峠登り途中の水場—高山裏—転付峠…の3泊に、計画大幅変更だな...。
　8月16日の朝は、5時3分、高山裏出発。『南アルプスいち苦しい登り』の(笑)奥西河内(荒川前)岳の登りにかかる。8時前に奥西河内(荒川前)岳頂上着。前日と違って、風は強いけどイイ天気。富士山も見える。魚無河内(荒川中)岳頂上を経て、9時半前に3,141 m の高峰・悪沢(荒川東)岳頂上着。この3,141 m の悪沢(荒川東)岳の頂上から、標高1,390 m の大井川上流・二軒小屋まで、標高差にして1,750 m を一気に下る。天気予報はハズレたみたいで、夕立ちの気配はまるでナシ。
　2時10分頃に大井川上流・二軒小屋到着。本来ならばここのキャンプ場でテント泊なんだけど、テン場代が払えない私は、ロハのキャンプ適地がある転付峠(標高1,990 m)まで標高差600 m を登り返す。下りのリズムに慣れたカラダには、午後2時を廻ってから600 m の登りはキツいモノがある。5時10分、ヘロヘロになりながら転付峠に到着。さらに水場のあるところまで移動。転付峠の水場前の物置き小屋の前で幕営。いろいろあった長い一日。
　最終日の8月17日は、朝5時13分に転付峠発。内河内川沿いの道をゆく。この道、スゲエ...(笑)。9時22分、新倉のバス停に到着。1日4往復しかバスがないのに、ちょうど9時52分発身延駅ゆきのバスがあったのでコレに乗る。
　さて、問題は私の所持金の1,350円でどこまでバスに乗れるかだけど...もし、登山リュック代(概して、小児運賃と同額)が別途かかる場合、ちょうど\900区間分しか乗れないことになるんだけど、運のいいことに、山交タクシーさんのバスは登山リュック代が不要ないってハナシで、なんとかJR身延線沿線までバスで出て来れた。クラフトパーク入口バス停までの運賃\1,080ナリ。このクラフトパーク入口バス停から、JR身延線の波高島駅まで徒歩20分。『青春18きっぷ』持ってるから、JRの運賃は気にする必要ナシ。波高島駅から甲府ゆきの電車に乗る。甲府駅でようやくお金をおろして、極貧常態から脱出!!!
　甲府から小淵沢乗り換えで、元の中央線・みどり湖駅に戻る。みどり湖駅からクルマの置いてある小坂田公園へ歩く。そしたら...今日は小坂田公園の花火大会の日じゃないか!!!　大勢のお巡りさんが出て、クルマの通行規制や駐車規制をやっている...。小坂田公園に駐めたまんまになってる私のクルマはどうなった???　もしかしてレッカー移動!?　汗タラ〜...。私のクルマはちゃんと駐めたところにあった。けど、後輪にはしっかりチョークで『8/14から駐車』って書かれてる...。けど、ステッカーはナシ。地元の塩尻警察署に電話したら「今度やったら、摘発...っていう警告」って、ゆわれた...。けど、とりあえず出頭しなくてもいいし、罰金もかからないそうです...。ああ、よかった...。

(当時の『GRACE UNDER PRESSURE』の記事をほぼ原文のまま編集)