霊峰剣山 〜雪のない日高の山を求めて〜
- GPS
- 04:36
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<コースの状態> 99.9%以上夏道が使えます。残雪もありますが長くても数m踏むぐらいです。山頂までハシゴが4つ掛かっています。最後のハシゴが急で足掛かりが悪いですが、高所恐怖症の私ですら問題なく登り降りできるレベルです。その名の通り剣先のような山頂で、山頂領域は極めて狭く、混雑する時間帯だと居場所がないかもしれません。 <下山後のお楽しみ> 一番近くの温泉はどちらも芽室町内。川北温泉「ゆもーる川北」か、スーパー銭湯「温泉鳳乃舞」。今回は山頂で会った地元の方に教えて頂いたスーパー銭湯「温泉鳳乃舞」へ。芽室駅近くの銭湯。駅前からの通りから行くと、入口が一段下がっていて少しわかりづらい。入浴料400円。泉質はモール温泉。根室本線の線路が見える露天風呂もGOOD。 |
写真
感想
土日ともに好天ということで山小屋芽室岳一泊で、一日目ペケレベツ岳、二日目芽室岳か剣山という計画で、ペケレベツ岳を登った翌日、山小屋芽室岳で朝を迎える。見事に晴れている。室温13℃。少し肌寒いので、朝食の前に薪ストーブを焚いてみる。すぐに室温が上昇して快適。火を起こしてから外に出てみると、山小屋の煙突から煙が出ていて絵になる。熊は鼻が効くらしいし、薪ストーブの匂いは熊除けにも効果あるかもなどと思いつつ朝食にする。せっかく芽室岳の登山口にいるのだからと、一晩寝て体調が良ければ芽室岳にと思ったが、やはり身体が重い感じなので剣山に向かうことにした。
剣山の登山口は立派な神社が立っている。もちろん御参りしてからスタート。登山口を進むといきなり道が二手に別れて驚いたが、よく地図を見てみると、右の道は何かの作業道のようで地図には乗ってないことがわかったので左手に進む。登山道は良く整備されていて快適そのもの。時折、御見掛けする御地蔵様のような小さな観音像が登山道を見守ってくれている。
途中ドラミングの音が聞こえたので周囲を探してみるとアカゲラを発見。写真はトラミングじゃなくてトリミングしたもの(^^;。こういう嬉しい出会いはあったものの、昨日のペケレベツに引続きのニ座目ということで結構しんどい。ただ、登り初めてわかったが体調は昨日よりは随分いいようだ。
標高906mの一の森に着く。地図を確認し、正直ここまでくればもう楽勝と思ったのだが、平坦な道が続いて再び登りが始まりニの森を過ぎると、険しい稜線を巻いて巻いての繰り返し。地図の距離以上に歩いている気がするが一向に山頂が近づかず不思議に思っていたが、後日、GPSログを確認してわかったが、国土地理院の地図を大きく外れて道が巻くように着いていて、やはり自分の感覚は間違っていなかったと感じた。
剣山というだけあって最後はハシゴを4本登って山頂。ニの森近くで先に行ってもらった地元男性が岩場に絵になる感じで腰かけていたので写真を撮らせてもらった。彼は足慣らしと言っていたが慣らす必要もないんじゃというほど速い(^^;。狭い山頂でしばし互いの山行の話などしつつ、朝食とも昼食とも言えない微妙な時間にカップめんを頂く。
剣山の山頂は名前のように剣先のように尖っていて、丁度、先端には有名な剣が刺さっている。すぐ向こうは崖、手前も崖...何というか圧巻。山頂から芽室岳へと続く稜線の景色も美しい。ここに道がついていてくれたら、どれほど楽しいのかと思いつつ写真を撮る。
下山時に剣山山頂が見えるポイントを発見。ついさっきまで、こんなところの先端に立っていたとは自分で自分が信じられない。山頂にいた時は高所恐怖症の癖に全然平気だったが、こうやって見ていると段々恐くなってきた(^^;。下山時に一の森展望台に寄り道。薄曇りの空ながら、登る時に雲に覆われていた十勝平野がきれいに見えていた。
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