朝日岳北尾根 兜岩
- GPS
- 08:03
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 683m
- 下り
- 694m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
朝日岳北尾根にある兜岩、川上村川端下集落から見ると奇妙な岩峰が飛び出しているのが見える。まるで妙義山の丁須ノ頭みたいな特徴のある形で、どこから見てもよくわかる。機会があればいつか訪れてみたい場所
と思っていたが雪が解けたので行ってみました。
前回は東尾根をダイレクトに挑んだが、尾根が途中で切れており撤退。
今回はP2218との鞍部から挑んでみた。
この時期になると雪も少なく沢からのルートも可能、最初は沢から入り尾根に取り付き高度を上げて行く。
p2218から東に張り出した岩峰を右に見て岩峰基部を進む、概ね予想した地図通りの地形で鞍部到着。
鞍部から少し右に進むとP2218の岩峰到達、いくつもの岩峰が林立し東に尾根が伸びている。せっかく来たのだから東に延びる山頂の末端まで藪と迷路をたどる。ほれぼれするような岩峰が目を楽しませて、飽きることがない。
探索を終了し目的の兜岩に向かう、高低差で100m程度だがきついシャクナゲの藪が行く手に立ちはだかる。
兜岩岩峰群の中でもひときわ目立つ兜岩は西から見ると、下から見るのと姿かたちが全く異なり別人のようだ。いくつもの岩峰からなる兜岩岩峰群は西から東へ連なり見事な景観をなして、見るだけで感動を与えてくれる。
東に延びている岩峰を探索するため、藪を越え、岩の迷路を通り足を延ばす。
東嶺の山頂まで進みたいがどうしても進めない。これ以上はクライミング装備で支点設置のために、ハーケン等を用意しなければ無理というところまで進んで、今回は東嶺はあきらめる。
岩峰群のど真ん中で絶景を見ながら、ゆっくり昼食をとり帰路に着く。帰りはもののけ姫の世界のような美しい苔の世界を下る。今度来ることがあればこちらから登ってもいいかもしれない。
里から見ると兜岩は登ってみたい、近くに行ってみたいという気にさせてくれる。
これまで誰かが訪れていると思うが、人の痕跡は感じられない、隔絶された別世界でした。
コメント
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兜岩の記録大変興味深く拝見いたしました。屋根岩に登った際に見えた兜岩がずっと気になっておりました。他の記録を探しても冬季の通過記録しかなく悶々としておりましたが、兜岩の近影を見ることが出来て感激です。
私は現在家族の体調の都合で山登りは出来ない環境でして、こうした山行記録を見るのが楽しみとなっております。当時は朝日岳あたりからアプローチすればどうかなどと考えておりましたが、山行困難な状況となり残念な思いでおりました。
久しぶりに兜岩を検索してみてこの記録を見つけ胸躍りました。貴重な記録有難うございました。
朝日岳北尾根にはいくつかの岩峰がありますが、兜岩は一番目立ちますね。
見ているとどうしても行きたくなる性分なので、最初は直登で敗退、二度目に手前の岩峰経由して到達できました。
こんなに目立つ場所なのに、人の痕跡がなく素晴らしい場所で感動しました。
残念ながらロープのみ持参しただけで、クライミング用具が無かったので兜岩から先の岩峰は訪問することが出来ませんでした。
この次訪問しようと思っていますが、時間(年齢)との競争となりそうです。
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