最高っ!会津駒ヶ岳~中門岳(東北の百名山チャレンジ10/15)
- GPS
- 07:03
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
東北の百名山十五座のうち、燧ケ岳(2,356m)、鳥海山(2,236m)に次いで標高の高い会津駒ケ岳(2,132m)。新潟にも近くまだ雪がかなり残っており、今回は滝沢登山口に近い「道の駅 尾瀬檜枝岐(おぜひのえまた、と読みます)に車中前泊。この道の駅はとてもトイレがきれいで、車中泊車両がたくさん停まってた。日曜は晴天予報だが、さすがに深夜の車中泊は結構寒い!。
駐車場はそこから少し登山口側の野球場の駐車場。20台ほど停まれそうだけど、朝、5時くらいに移動したら結構一杯になってた。今日の会津駒ケ岳はてんくらA、登山天気Aの登山者天国の日。山スキーやボードを担ぐBCの方も。
せっかく車中前泊したので早朝スタートし、会津駒ケ岳の先の稜線を歩き中門岳(ちゅうもんだけ・2,060m)にも足を伸ばしたい。冬道は夏道と違いショートカットし急坂を登っていく。前々日に降雪があり、昨日の早朝はノートレースだったようだが、昨日のみなさんのおかげでしっかりトレースがあり、結構な急坂がずっと続く感じ。途中の階段過ぎしばらく雪解けで夏道になっているが、1,470mくらいでアイゼン装着。早朝は寒さで雪が締まっており歩きやすい。
さすが百名山、なかなかキツい。ただ、登り返しがないので体力があれば登りやすいはず。途中からお向かいの燧ケ岳がはっきりきれいに望める。今日の山頂は絶景の期待大。駒ノ小屋は半分埋まっており、小屋に寄らなければかなり斜めにトラバースできる。小屋手前の森林限界から先はきれいなトレースが山頂まで続いており、ヒーヒーいいながらがんばって登る。
山頂は360度の絶景。山頂標は雪に埋まって「会」しか出てない。残念ながら富士山は心の目でしか見えないけど、こういう景色を見ると山登りをやめられない。奥さんにも見せたかった抜群の景色。ここでまったりしていると中門岳に行けなくなるので一休みしたら雪庇が張り出た稜線にきれいなトレースがついている中門岳へ。昨日、そして今日の先行者の方、トレースありがとうございます。
晴天の中、トレースを一歩一歩踏みしめ絶景の山並みのなか中門岳に。ここは山頂標が見当たらず、GPSで座標を確認。だいたい1時間半で会津駒ケ岳へ戻る。下りは雪が緩んできて歩きにくい。駒ノ小屋をショートカットするスノーシューのトレースがあったので、念のためと背負ってきたワカン(カジタックスアルパインライトスノーポン)をアイゼンをつけたまま装着。これが大正解。雪が緩んで登山者が耕したようになっているトレースを真っ直ぐ下れる。
調子に乗っていい気になってガンガン下っていたら、急な斜面ですっころび、かなり滑り落ちる。こらこら言わんこっちゃない。(ちなみにピッケルは使うところがなかった。ダブルストックがよい。急坂が結構ありアイゼンは、チェーンスパイクや軽アイゼンより12本爪のほうが登りやすいかもしれない。)
でも、おかげで下りはすごく早く下れたので、燧の湯(午前は12時半までに入館、午後は14時から)に間に合うかぁ、と思っていたら、最後にミスコースして沢沿いの夏道に大回り。ここは途中の斜面が崩落していて、なんだか危ないなぁと思っていたんだけど、ふとGPSをみると行きの道と違っていた。あじゃぱー!
先人のトレースとこれ以上ない好天で12時半無事に下山。燧の湯に間に合わずふて腐れてたら帰途に「道の駅 日帰り温泉 きらら289(山口温泉)」ののぼり旗が見えたので、半信半疑でのぞいたところ700円で露天風呂も水風呂もサウナもあって、登山後には最適の温泉!。さらにここの食堂でかけそばとミニわらじ丼を。1,300円は高いなぁ、と思っていたら、わらじ丼は全然ミニじゃなかった。温泉と食堂でほっこり満腹の道の駅で山行終了でした。
コース定数はヤマケイのヤマタイムで29 (訂正29は会津駒ヶ岳まで。中門岳までは35)。雪道で累積標高1400mはなかなか登りがいのある山で、山、天気、温泉とこれまでの三本に入る山でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する