残雪の谷川岳 西黒尾根〜トマの耳〜オキの耳〜天神平

2021年04月11日(日) [日帰り]

• GPS: 07:43
• 距離: 7.7km
• 登り: 1,440m
• 下り: 868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:42

距離 7.7km 登り 1,440m 下り 875m

6:33 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
6:38 6:54 西黒尾根登山口
9:53 9:54 ラクダの背(ラクダのコブ)
9:57 ラクダのコル
11:23 11:25 ザンゲ岩
11:50 谷川岳・肩の小屋
11:57 12:02 トマノ耳
12:19 12:36 谷川岳
12:51 トマノ耳
12:55 12:56 谷川岳・肩の小屋
13:01 天神ザンゲ岩
13:10 13:11 天狗の留まり場
13:23 13:24 熊穴沢避難小屋
13:42 天神平・天神峠分岐点
14:15 天神平
14:15 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越道 水上IC、土合駅にて前夜泊、駐車場：谷川岳ベースプラザ 500円。

コース状況／危険箇所等

鎖場付近は雪が解けており通常歩行可(簡易ハーネス等持参したが使わず)。鎖場からしばらく進んだ急斜面、融雪が進み、コース取りに迷うところあり。

その他周辺情報

湯テルメ谷川 630円。

写真

4/11 5:55

土合駅。ここに寝袋を敷いて前夜泊。寒かったです。

4/11 5:56

土合駅の外観。

4/11 6:32

駐車場。土合駅から近い。

4/11 6:36

最初は車道を歩きます。

4/11 6:41

しばらく歩くと登山口。

4/11 6:47

いきなり急登。

4/11 6:53

滑るので、すぐにアイゼンを付けることに。私は鉄塔まで我慢しました、

4/11 7:11

鉄塔。

4/11 7:13

鉄塔から先は雪がしっかり残っています。

4/11 7:50

ひたすら上る。

4/11 8:01

標識。

4/11 8:02

前方に谷川岳が見えます。左側がこれから登る道。

4/11 8:16

ひたすら上ります。

4/11 8:27

上りが続きます。

4/11 8:43

ひたすら上ります。それにしても素晴らしい天気。暑くてTシャツだけで歩きます。

4/11 9:10

最初の鎖場。この後、何か所かあります。

4/11 9:13

かなりの高度感。

4/11 9:40

岩場。下を見ると結構えぐい。

4/11 9:40

私が下りところ。下の人が小さく見える。確か、ここは鎖がなかった気ががします。

4/11 9:45

今度は上り。なかなかしびれます。

4/11 9:49

岩場を抜けました。

4/11 9:50

右から白毛門、朝日岳、笠ヶ岳。

4/11 9:53

頂上へはまだまだ厳しい登りが続きます。

4/11 10:07

険しい上り。前方の岩のところは足場が悪く、どのように切り抜けるか判断に迷ったところです。

4/11 10:16

浮石もありやや危険な箇所。ルートを確認します、雪の状態も考慮し、左側にルートを取ります。

4/11 10:20

雪が解けかけており、少し危険です。

4/11 10:23

無事通り抜けた。

4/11 11:08

手前から奥に続く尾根が登ってきた西黒尾根。遠くに見えるのは、右が上州武尊(ほたか)、左が尾瀬の山々。

4/11 11:14

ざんげ岩が近づいてきた。

4/11 11:36

頂上もだいぶ大きく見えてきた。

4/11 11:47

ここを登り切ると天神尾根と合流。

4/11 11:50

標識。ここで天神尾根と合流。

4/11 11:52

山頂までもう少し。

4/11 11:56

トマの耳到着。

4/11 12:00

正面に苗場山。左側は平標山へと続く尾根。

4/11 12:03

トマの耳から見たオキの耳。

4/11 12:09

雪が花のように見える。

4/11 12:16

オキの耳へ向かう道。雪がかなり解けています。

4/11 12:16

あと少しで山頂。雪の付き方がおもしろい。

4/11 12:17

オキの耳到着。

4/11 12:18

オキの耳から見たトマの耳。

4/11 12:29

オキの耳から見た苗場山方面。

4/11 13:00

帰りは天神平の方へ。

4/11 13:21

正面に熊穴沢避難小屋。

4/11 13:34

一か所鎖場があります。

4/11 13:55

谷川岳を振り返る。

4/11 14:05

ロープウェイ到着。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

hiro_099

残雪期の谷川岳。日本三大急登の一つ西黒尾根を行きます。自分の中の目標の一つでもあったコース。しかも、今年から始めた雪山での挑戦。気持ちが引き締まります。

登山口から、いきなり急登が始まります。滑る人も出始め、開始早々アイゼン装着。鉄塔まではミックスで、鉄塔から先はしっかり雪が残っていました。鎖場付近まで急登が続きます。

鎖場は、これまで経験したものとは明らかにレベルの違うものでしたが、足場の確保に困ることはなく、割とすんなりいけました。鎖場付近の雪は消えており、普通に通れます。三点支持をしっかり確保すること。

鎖場を越えてから、一段と斜度がきつくなり、ピッケルを駆使した歩行となりました。滑らないようアイゼンを利かせ、ピッケルのピック側を雪に刺しながら、重心を低くして歩きます。今回初めての経験でした。

景色は素晴らしいの一言です。白毛門や上州武尊側は、登る途中もずっと見えています。山頂は360°の絶景。苗場山側の景色は、山頂に到着してからようやく見ることができます。

下りの天神尾根はポピュラーなルートで、難所はないですが、傾斜がきつく、足に応えます。意外と侮れないと思います。

念願の西黒を初めて登った感想ですが、聞きしに勝る急登、本格的な雪山を経験できたというのもありますが、体力面、技術面等において、自分で納得できる登山ができたというのが、大きかったと思います。また、天候に恵まれ、心ゆくまで絶景を堪能できました。学ぶことはまだまだありますが、充実感でいっぱいです。ひときわ感慨深い山行となりました。