赤岳に向かおうとしてツルネの手前で雷撤退
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,482m
- 下り
- 1,466m
コースタイム
観音平8:35 - 雲海展望台 9:25 - 押手川 10:10 - 11:45乙女の水 11:55 - 権現岳 13:35 - 14:25 ツルネ手前 14:35 - 15:40 権現岳 15:55 - 青年小屋 17:00
6/6
青年小屋 6:20 - 7:00 編笠山 7:10 - 押手川 8:25 - 雲海展望台 9:05 - 観音平 9:55
天候 | 6/5 晴、15時〜17時に八ヶ岳周辺で雷 6/6 曇一時晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車台数は50台弱? |
コース状況/ 危険箇所等 |
[観音平-雲海展望台] 整備された遊歩道 [雲海展望台-押手川] 整備された登山道 [押手川-青年小屋] 整備された登山道。青年小屋近くで一部積雪があるがアイゼン不要 [押手川-編笠山] 整備された登山道だが、登山道が谷中に分散しルートがやや分かりにくい箇所が数箇所ある。積雪無し。 [編笠山-権現岳] 整備された登山道。青年小屋近くの樹林帯に一部積雪があるがアイゼン不要。 急登部に鎖場あり。鎖を使わなくても上り下りできなくもないが、というレベル。 [権現岳-ツルネ付近] 整備された登山道。長いはしごが一箇所。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図
ガイド地図
コンパス
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
テント
シュラフ
|
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共同装備 |
ツェルト
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
車
|
感想
「前泊して朝一で出発」という予定だったんですが…向かう途中で寝てしまい、観音平についたのは8時過ぎ。
出発の用意をしているとパトカーが。「遭難かなにかか?」と思っていたら「昨日、クマに襲われた人が出た」との話。…天候や体調の撤退はあり得ると思ってましたが…まさかクマの行き先の心配をしながら山に登ることになるとは…(苦笑)
観音平からはハルゼミがうるさい広葉樹林の道を歩く。道はゆるやかで歩きやすい。青年小屋の手前でちょっと残雪がでてきたものの、アイゼンなしでもまったく問題ない。
乙女の水は身を切るような冷たさ。とはいえ、山の稜線近くでここまで豊富な水量があるのはほんとにありがたい。冷たさと暖かさが混在するところが、まさに乙女の水なのか?
小休止ののち、そのまま権現小屋へ。
鎖場なども出てきますが、正直「なかったらなかったで歩ける」レベル。権現小屋までは至って順調。「よしこのままキレット小屋までいってテント泊だ!」と思っていたのですが…権現岳に着いた辺りから雷がゴロゴロいいだした。権現小屋からキレット小屋に向かって歩くごとに黒い雲が赤岳方向に集まり、ちょうど雷雲へ向かって歩くような状況。
「多分大丈夫だ」と思いつつ…山的にも里的にも思い残すことがあるな〜、ということでツルネの手前で撤退決定。権現小屋に向けて全速力で登り返す。
「2700m級の山で本気登りしてなんとかなる、と言うことは今年は高地順応がうまくいってるらしい」などと自分の中で言い訳をしつつ権現岳まで戻ると、だんだん赤岳方向の雲が晴れてきた(苦笑)
まだ6月だから、と油断してたとはいえ、午後に小屋のない尾根筋を延々と歩くプランというのはいろいろとリスクが高い。セオリー外しな山行計画だった、とやや反省orz
あとはやる気なく青年小屋まで戻り、本を読みつつ固形燃料&コッフェルでご飯炊きに成功した辺りでかなり機嫌が戻り、そのまま就寝。
翌日は編笠山経由で下山するのみ。
この編笠山が思ってたよりも景色がいい。この編笠山だけを狙いに日帰り登山する人が結構いるようなんですが納得。アクセスも登山道の整備もよく、それでいて四方に山を拝めて、この日は雲海も見られた。今回は編笠山に登るついでに、権現岳の先まで足を伸ばしたのかもしれない(苦笑)
下山後は、道の駅おぶちざわの温泉で汗を流し、小渕沢駅の名物駅弁「元気甲斐」を購入し昼ご飯に。豪華駅弁のはしり、として有名ですが、居住地の問題でいままで食べてなかったお弁当。
…登山趣味を復活させてなかったら小渕沢に寄る機会もなかったかもしれん、と思うと…それだけでも登山をやるようになってよかったな、と(^_^;)
登山ログとしては惨敗、しかしアウトドア&レジャーの日記としては大勝利。
ヤマレコ的にはどうなんだろうか?と思いつつ、なかなか満足度の高い山行でした。
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