記録ID: 3081463
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川岳 西黒尾根 崩れ行く雪景色
2021年04月15日(木) [日帰り]
yamamossan
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:45
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 869m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:41
距離 8.8km
登り 1,416m
下り 871m
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●西黒尾根 登山口から鉄塔まではほぼ雪無し。鉄塔から先は部分的に登山道が出ている所もありましたが、岩場以外は大体雪で覆われています。 鎖場はほぼすべて岩が露出しており、アイゼンを装着した状態で登る為、フレークに前爪で立ち込む等の技術が必要かもしれません。 ラクダのコルから先に一部登山道が露出している箇所が有りますが、アイゼンで岩場を通過するのを避けるため、左側の雪が繋がっている部分を登りました。 ルートの取り方によりクレバスの断面や、たわんだ雪の谷側を登る事もあるので急斜面のアックス技術が必要かもしれません。 ●山頂部分 オキ〜トマ間はかなり雪解けが進んでおり、アイゼンギシギシで通過しました。 ●天神尾根 わずかに雪が無い箇所が有りましたが、大部分雪が繋がっています。アイゼン無しでグリセードを交えて快適に下れました。 |
写真
感想
2年ぶりの谷川岳西黒尾根。3月に登れば快適だと判ってはいたんですが、他の山に掛かりっきりだったりでチャンスが無く、やっとこ行けました。
良いシーズンは過ぎちゃっただろうと思って入山しましたが、確かに下部のドロドロ道とか予想通りでしたが、崩れつつある雪稜の景色は廃墟写真のようでもあり、自然の造形のダイナミックさと終わり行く寂しさで味わい深い景色。
また、完全に露出した鎖場の通過はアイゼンの前爪で岩に立ち込んだり、クラックにピックをトルキングしたりと、ドラツーのテクニックを楽しめたり、たわんだ雪斜面を乗り越したり、クレバスを這い上がったりは雪壁登攀的でもあり、意外と色々なテクニックの使いどころが有ったのは楽しめました。
とはいえ、一般的には天候が安定し鎖場が雪で埋まっていて、雪も固めでアイゼンが良く効く3月が快適なので、本来はそっちをお勧めします。
本当は帰りも西黒尾根を予定していましたが、嫁さんが阿弥陀北稜と同じ位怖いというので、帰りは天神尾根を降りました。ってか嫁さんがこんなに怖がると思わなくて、ロープ持って来なかったのは反省点でした。
天神尾根はグリセードで遊べて、これはこれで楽しめました。
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