破線ルートの先に(行者還岳、七曜岳)



- GPS
- 06:57
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 6:53
天候 | 曇、霰 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【トンネル西口駐車場-奥駈道分岐】八経ヶ岳への道と同じ。多少急だが、どうということはない。 【奥駈道分岐-行者還小屋】道は明瞭で迷う心配はない(1箇所急カーブがあるが、道標がある)。降雨の翌日であるが、泥濘にはなっていない。さほどの急坂もなく、歩きやすい。 【行者還小屋-七曜岳】何ヵ所か梯子がある。梯子は一部傷んでおり、また濡れると滑りやすい。七曜岳付近は急坂がある。行者還岳を巻く付近で、トラバース区間があり、雪が降ると危険なように思った。 【しなの木出合-駐車場】最初は尾根を降りていきますし、テープも多いので、迷う心配はありません。ただ、途中から斜面に折れてからテープが減ります。虎ロープがあるのでそれに沿って降ります。この箇所が足場も悪く、注意が必要です。 |
写真
感想
最初は比良方面に行く予定でしたが、想定コースに激下りがあり、前日17日の降雨量が相当多いことから、どろどろずるずるになるのではないかと回避することにしました。プランBとして挙げた中に、ちょうど見頃を迎えているらしいナメゴ谷に、行者還岳を絡めようかということになりました。
ところで、私は八経ヶ岳には3回登りましたが、全て川合からのルートです。多くの方は行者還トンネル西口からおいでになるだろうところ、どうして川合ルートばかり歩いているのかというと、隘路で有名なR309が、私にとっては「破線ルート」であるからという理由です。今回、職場の軽自動車を借りることができたので、この車だったらR309に挑むことができるのではないかと考えました。
R169から回り込んで、ナメゴ谷展望所に到着したのは4時過ぎ。途中で対向車は来ませんでしたが、展望所に近づくと路肩にたくさんの車が駐車中。中には北陸や東海ナンバーの車もありました。また、夜明けを待っている間にも続々と自動車が到着していきました。幸いなことに結構いい場所に三脚を立てることができ、20秒露光で写真を撮ったら、きれいな天の川が撮れました(肉眼でも見えました)。
その後、夜明けとともにナメゴ谷の尾根を彩る桜が、朝日に染まっていくさまを見ることができました。いや、感動的。
名残惜しかったですが、適当に退散することとして、行者還トンネル西口の有料駐車場(1,000円。有料ながらお手洗いあり)に移動。準備を整えてスタート。本当は行者還岳へ直接向かうルートを通りたかったのですが、駐車場の係員の方に何か言われたのが聞き取れず、結局八経ヶ岳に登る道を稜線まで上がって、そこから奥駈道を辿ることになりました。私は「どうせ樹林帯だし」とあまり気にしてなかったのですが、ゆきさんが予想しておられた通りの烈風が吹きすさび、飛ばされるほどではないにせよ、歩きにくいし寒い。結局、ナメゴ谷用に持ってきた服を着込んだまま終日行動しました。
途中霧氷も見ながら行者還岳の小屋へ。ここで休憩して七曜岳まで。奥駈道の軌跡をつなぎました(とはいえ、五番関から山上までは抜けてるのですが)。ここで引き返して、帰りに行者還岳に寄り、今度は霰に降られながら帰路を辿りました。最初のプランでは八経まで往復することも考えていましたが、いい加減消耗したので、ここまで。その後、天の川温泉に入り、温泉の隣の食堂でアマゴ丼を食べました。当たりでした。予想より寒い一日でしたが、楽しかったです。
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