霧島山（韓国岳〜大浪池周回：鹿児島県・宮崎県）

2021年04月19日(月) [日帰り]

• GPS: 03:56
• 距離: 9.7km
• 登り: 705m
• 下り: 699m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:55

8:31 韓国岳登山口
9:21 韓国岳五合目
9:33 韓国岳七合目
9:54 10:02 霧島山
10:34 10:35 韓国岳避難小屋
10:56 大浪池
11:13 11:19 大浪池休憩所
12:21 つつじヶ丘登山口
12:26 韓国岳登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

えびの高原駐車場（有料500円）

コース状況／危険箇所等

韓国岳→大浪池（韓国岳避難小屋）までの木道は急なうえにステップが小さいため、雨で濡れている場合などは危ないと思う

その他周辺情報

隼人町の日当山温泉「花の湯」。鹿児島空港から車で15分ほどのところ
ラーメン峠。鹿児島空港すぐ近くの住宅街の中。お昼は順番待ち

写真

えびの高原駐車場。平日8:30でこんな感じです。「よく晴れたので、地元の方が結構きている」と駐車場管理の方がおっしゃっていました

えびの高原駐車場のトイレ

韓国岳登山道入口。硫黄山の噴火により、半径1kmは立ち入り禁止となっているので、写真左の県道は通行止めです

これから登る韓国岳

ここも硫黄山噴火の影響で、登山道付け替え。新しい登山道は右側に入っていきます

階段やロープもしっかりと取り付けられており、道に迷うことはありません

硫黄山展望ポイントからの眺望。今も盛んに噴気をあげています。ここで、旧来の登山道（硫黄山から延びる登山道）に合流します

旧来の登山道に乗ったので、3合目からは標識が出てきました

大きな石や小さな石がゴロゴロしています。火山の道です

今朝は放射冷却で冷え込んだため、日陰になるところには立派な霜柱があちこちに残っていました

頂上を目指して登ります

8合目付近から、ようやく大浪池が見えてきました

旧火口の外縁に到達。大きな火口ですね

9合目

ここまで登ってくると、大浪池もくっきり

登山道には、赤茶けた岩がゴロゴロしています

大浪池への分岐に到着。目の前には韓国岳の頂上が

韓国岳山頂に到着！

山頂標識背後から火口を望む。切り立った崖に足がすくみます

高千穂峰、新燃岳、大浪池。新燃岳からはゆらゆらと噴気が上がっていました。新燃岳が300年振りに噴火したニュースを思い出し、今だこの辺りは活きているんだなと感じさせます

韓国岳山頂から見る大浪池。私には韓国岳の溶岩が大浪池を一層引き立てているように見えました

さて、大浪池に向かって下りていきます。最初は岩がゴロゴロ。滑りそうなので慎重に

途中、木道がありましたので、そちらにエスケープ

木道がなくなったので、また、岩ゴロゴロ

木道が出てきましたが、今度は急斜面の木道。グラグラなものや、床板が割れているのもあったので、慎重に下りました。階段の連続となるので、膝にもきます。これは登りたくない

大浪池周回路との分岐ポイント

韓国岳避難小屋

大浪池周回路（東周り）に入ります

ちょうど半分あたりのところ。大浪池がきれいに見えるポイントがありました

その反対（東）を見ると、新燃岳が間近に見えて迫力がありました。周回路は標高1300m程度なので、新燃岳の標高と同じくらいですね

霧島連山の案内版

大浪池登山口と周回路の分岐付近から韓国岳を望む

大浪池園地休憩所

「ここは休憩所であって避難所ではありません」といいつつも、噴火が発生したら、一時的にここに逃げ込み、噴火が落ち着いたら直ちに下山、と。噴火には遭遇したくないものです

大浪池周回路（西）の中間点付近。東側からとはまた違った趣があります

大浪池周回路（西）から韓国岳を望む

大浪池周回路（西）と県境登山口への道の分岐。ここから県境登山口を目指します。山と高原地図では「あまり使われていない」と書いてあるので、ちょっと心配していました

なんのことは無い、しっかりと整備された良い道です

県境登山口に近づくにつれ、落ち葉などで道（踏み跡）はわかりにくくはなりますが、ピンクテープもしっかりと付けていただいているので、迷うことはないと思います

県境登山口に到着しました

ホテルの受付の方に教えてもらった日当山温泉「花の湯」。湯質も申し分なく、源泉かけ流しの露天風呂でゆっくりできました。鹿児島空港から車で15分程度なのもありがたかったです

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

gakiina

今日は天気も良く、遠く桜島や阿蘇もうっすらと見え、最高の登山日和でした。
昨日の開聞岳は既に初夏の風情だったのですが、えびの高原や韓国岳の一帯は、朝方には霜が降りるなど、まだ初春といった感じで、同じ南九州でも標高差でかなり違うものだなと実感しました。
また、硫黄山や新燃岳など、今なお活きている大地も体感でき、よい山行となりました。
鹿児島のうまいもんもたくさんいただきました。
ラーメン峠、うまかった