岩木山
- GPS
- 01:35
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 376m
- 下り
- 376m
コースタイム
- 山行
- 1:20
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 1:35
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
「十和田湖」からR454を西に走り、黒石あたりから目指す「岩木山」の裾野が目に入りました。頭に少し雲を冠していたものの、写真で見るそれに寸分の狂いもないことがうれしくて、アクセルを踏む足にも自然と力が入りました。
秋真っ盛りの弘前からは、朝日に照らされて、まるで山が燃えているよう。麓のりんご畑にたわわに実るりんごの赤に劣らない色付きに感動しました。
お山参りするからには、礼法に忠実に従い、「岩木山神社」に詣でたら、思いがけず、ロケ中の「間寛平」さんと遭遇し、息子は一緒に記念写真を撮ってもらいました。
「嶽温泉」を越して、「岩木山スカイライン(1700円)」で8合目まで上がります。中腹の紅葉は青空に映え、すごいを通り越して唖然。色彩といいスケールといい、「月山」も敵わぬ実力でした。青森県の紅葉は、「八甲田」や「十和田湖」ばかり評価が高いですが、この山はもっと取り上げられてしかるべきだと思います。
8合目駐車場は風もなく眼下に紅葉と日本海が美しかったのですが、今日が今年のリフト営業最終日だというのに、「山頂部がガスのためリフトは運行していません」とスタッフに言われ、「往復2時間30分です」の言葉に迷わず直登することにしました。
いきなり急坂でしたが、案外楽にリフト道と合流。9合目の「大倉石」の鞍部に、1969年の「大館鳳鳴高校4君遭難死事件」を契機に建てられた「館鳳ヒュッテ」で鐘をつき、いよいよ最後の危険な登りにアタックしました。空身で軽い息子は父の心配をよそにどんどん高度を上げようとするので、時々注意しました。
ガスが晴れ、眼下に光る鰺ヶ沢や深浦の海に驚きながら山頂に着きました。昨晩降ったのか少しだけ積雪はあったものの、風はないし寒くもありませんでした。まずは「奥宮」に拝礼し、「山頂避難小屋」で一服。大学生のおねえちゃんたちが賑やでした。
それにしても9合目からはダケカンバだらけで、背が低いので一面ダケカンバ畑といった感じです。下りは念には念を入れさせて無事8合目に到着。なんと、リフトが動いていました。でも、「リフト代が儲かった」と息子に諭され、往復2時間もかからなかったのだから良しとしなければ…。今度は一点の雲もない日に立ちたいと思います。
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