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Yamareco

記録ID: 30906
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積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山「吉田口馬返から日帰り」(2007.11)

2007年11月25日(日) [日帰り]
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GPS
8794:20
距離
17.3km
登り
2,382m
下り
2,383m

コースタイム

吉田口馬返6:10―8:00五合目佐藤小屋―9:40海抜3000m地点―11:45吉田口頂上―12:20最高点・昼食13:10―13:35吉田口頂上―15:30佐藤小屋―16:30馬返
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2007年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・ 馬返までは普通車で問題なく入れた。馬返には「車上荒らしが多発しています」の看板。それは困るなあと思うがどうしようもない。外から見える所に物を置かないくらいか
・ 五合目までの登山道は久々だったが、大分整備されたようだ。世界遺産の関係なのでしょう。途中の廃屋などは昔のままでタイムスリップしたような感慨を覚える
・ 五合目の佐藤小屋は健在で元気に?営業中。この小屋がオフシーズンの富士山の拠点であることは昔も今も変わらないのだろう。小屋周辺には、何台もの県外ナンバーの車が駐まっていた。昨日頂上を往復したという単独の男性と少し立ち話をする。滝沢林道から車で入ったのかと思ったら、スバルラインからとのこと。オフシーズンはその辺も少し緩いのでしょうね
・ 吉田大沢の脇を通る六合目周辺は、幾重にも落石防護壁が張り巡らされていた。昔はなかった物だ。大分前にあった吉田大沢の落石事故後に作られたのでしょう
・ 七合目辺りまではほとんど夏道と変わらない
・ 八合目周辺にテントが数張り。雪の斜面で雪上訓練をするグループを見かける
・ 本八合目(確か?)からはクラストした雪面となった。購入したばかりのセミワンタッチアイゼンを装着する。うわあ簡単だなあ!とちょっと感動。昔はアイゼンの装着訓練とかもしたのになあ…
・ サクサクと雪面にアイゼンのツァッケが刺さる感触を楽しみながら登ってゆく。微風快晴、最高のコンディションだ
・ 吉田口頂上では少し前を歩いていたスイス人から笑顔と握手で祝福された。わざわざスイスから富士山を登りに来るとは、どれだけ山好きなのだろう。もう少し雪の多い時期にこのスロープをスキーで降りたいと分かりやすい英語で話してくれた
・ 反時計回りでお鉢を回って最高点を目指す。今は無人となった測候所の脇が展望テラスのようになっていて、そこでお湯を沸かして昼食にする。それにしても絶景だ。足下の大沢崩れの向こうには毛無山がまるで飛行機から眺めたように低く横たわっている。富士山って高いんだなあと実感する
・ 富士宮口周辺の火口側ではやはり雪上訓練のパーティーを見かけた。吉田口頂上付近にはスノーボーダーがいた。北富士演習場に影富士が伸びてゆくのを見ながら下山。佐藤小屋は夕飯の支度に忙しそうだった。最後は小走りに下って日没直前に馬返に戻った
・ 帰りの車の中で少し頭痛。高山病の症状は出るまでに少し時間差がある。頂上で空けたペットボトルが半分位につぶれてペチャンコになっていた。それを見て頭くらい痛くなるのも仕方ないなと納得したのだった
予約できる山小屋
里見平★星観荘
吉田口三合目の廃屋。この小屋が営業していたのはいつ頃のことなのだろうか?
吉田口三合目の廃屋。この小屋が営業していたのはいつ頃のことなのだろうか?
五合目井上小屋。私が小学生の時からこの小屋は変わっていない
五合目井上小屋。私が小学生の時からこの小屋は変わっていない
五合目佐藤小屋。山小屋特有の懐かしいニオイがした
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六合目へ向かう道。正面が吉田大沢
六合目へ向かう道。正面が吉田大沢
六角堂も変わらない
六角堂も変わらない
六合目から七合目の道。幾重にも連なる落石防護壁
六合目から七合目の道。幾重にも連なる落石防護壁
スバルライン五合目方面
スバルライン五合目方面
山中湖、丹沢方面
山中湖、丹沢方面
落石防護壁を行く
落石防護壁を行く
もうすぐ七合目
雪訓するパーティー
雪訓するパーティー
本八合目より上は雪の斜面
本八合目より上は雪の斜面
八合五勺
吉田口頂上へ最後の斜面
吉田口頂上へ最後の斜面
吉田口頂上の鳥居
吉田口頂上の鳥居
吉田口頂上から火口の向こうに剣ヶ峰
吉田口頂上から火口の向こうに剣ヶ峰
頂上付近から西側のパノラマ
頂上付近から西側のパノラマ
富士山の火口
剣ヶ峰から駿河湾と伊豆半島
剣ヶ峰から駿河湾と伊豆半島
富士山測候所
測候所テラスで贅沢な昼食
測候所テラスで贅沢な昼食
吉田口を下山

感想

そうだ富士山へ行こう!
登山靴とアイゼンを買ったのだ。冬前にどこかで試してみたかった。
二十数年ぶりの富士山だ。
学生の頃、冬山前の富士山は定例行事だった。頂上まで登ったのは1回だけだが、雪上訓練やらビバーク訓練等々、大して面白みのないことを毎年繰り返していたのだ。
その頃バイトして買ったプラスチックの登山靴は、冬山など行かなくなって久しいある時ふと気づけば割れて使い物にならなくなっていた。
今年は少し冬山にも登ってみようかなと思ったのだ。

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