雨飾山・荒菅沢でリベンジ!
- GPS
- 05:55
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,077m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨飾荘から先の車止めを少し歩くと雪は林道上、山肌にもつながるのでスキーで歩けた。 大海川は雪解けが進み、1200m付近ではスノーブリッジがなく遡行できなかった。 夏道付近の尾根沿いは東面のため、まだ雪は豊富にあり、藪も出ていなかった。しかし沢は滝が出ている箇所もあるので注意。 1500mからジャンクションまでは尾根上には雪がないところもあり夏道を歩いた。山頂直下も夏道が露出しているので歩く。 荒菅沢は雪は豊富だが、落石が多く地雷注意。滑降自体は雪も安定しているので快適に滑ることが出来る。 |
写真
感想
今日は水曜友の会、当初小滝から中俣新道-栂海新道経由で朝日岳をピクるつもりだった。23時医院待ち合わせでコーエーをヴェルファイアに同乗して糸魚川に向かった。しかし発電所よりかなり手前でゲートが閉じてる上に木も倒れていて今日はかなり難儀しそう。協議の上木地屋から蓮華温泉経由で朝日岳に向かうことにした。過去の経験から除雪もそこそこ進んでいるだろうし、チャリで楽勝だろう。
しかしここも想定外で木地屋から全く除雪はされてなくてチャリは100mほどただのお荷物だった。ここから長い長い林道を歩いて行く。雪は繋がっていた。しかし今日はカチカチの上林道は片斜面になっている区間が多くてめちゃくちゃ大変だった。それでも頑張って前進した。5時過ぎ朝日岳に朝日が当たる。ヒワ平を過ぎて片斜面は解消されるかと思いきや果たしなく続く片斜面に痛めてた左足首が悲鳴を上げだしてきた。右腕もジンジンする、頑張りたいが蓮華温泉まで6.5kmの看板を見て完全に心が折れた。このカチカチ片斜面が6.5kmあり得ない、もうプッツンして帰ることにした。
空は快晴、ここまで来て成果無しで帰るわけにはいかない。7時半木地屋に着いてコーエーにどこへ行きたいかと聞いたら、雨飾山は登ったことがないと言う。じゃあそうすっか、雪があるかどうか知らないが行くしかない、小谷温泉に移動して雨飾荘まで車は入れた。さあこここからいざスタート、時刻はちょうど9時だった。もう日は上がりめちゃ暑い、おまけに雪はズブズブだった。雪は林道からずっと繋がっており、問題なくピクれそうだ。
夏道をパスして大海川河原沿いをドンドン進み沢沿いに雨飾を目指そうとしたが途中でブリッジが切れて対岸に渡れなくなり仕方なく引き返して夏道を進むことにした。先日降った降雪で山は少し生き返っていた。尾根は所々雪が切れていたので板を担いでツボで歩いた。笹平に着けば正面に雨飾がドン、ラスト急登を登りあげれば山頂だった。朝日岳が恨めしく聳えていた。
さあ山頂直下からゴー、雪は緩んでいて急斜面も快適、荒菅沢も快適に落ちていけた。うまく尾根を巻いて大海川河原まで楽勝と思いきや最後滝が出てアドベンチャークライムダウンになった。後は林道をかっ飛ばして無事雨飾荘へ、コーエー百名山棚ボタと喜んでくれた。小谷の露天風呂で汗を流して帰路を急いだ。まあ今日は色々あったが3度目の正直であった。
2週間ぶりの水曜友の会、その間悪天もありスキーも行けていなかったので快晴予報も出ているので完全燃焼の小滝から朝日岳と決まった。核心は林道と思っていたので緊張して眠れなかった。1時間ほどウトウトして23時に医院に待ち合わせて先生のヴェルに乗り合わせて出発。
林道は通行止めとなっていた。迂回路もあったのでそちらに向かうも通行止め、協議の結果木地屋から登ることとなった。しかしこちらも除雪が進んでいなく、自転車も使えないので長い林道歩きを強いられた。放射冷却で雪面は固く、今年は雪が多かったので片斜面が多い。すっかり明るくなり、蓮華温泉まで6.5kmの看板を見てがっくり…そこからは片斜面、雪切れの着脱地獄が始まるらしい。さらに朝日岳をめざすと帰りはいつになるかわからない。ここで転戦することを決断。そうと決まれば退散は早かった。ガリガリを一気に滑り車に帰還。
さてどうするか。行きの車中で何気なくまだ雨飾山登ったことないんですよねぇ〜と話したところ、じゃあ雪あるかわからんけどいってみっかということで雨飾山に決まった。
小谷温泉あたりは雪が全然なかったので大丈夫かなと思っていたが、雨飾荘を過ぎてしばらく歩くと雪が出だしてきた。そこからは快適にスキーハイクすることが出来た。まだ賞味期限は先だと思った。地形もルートも全くわからないのでたった2,3kmの林道歩きも長く感じた。沢を詰めていくルートはブリッジがないため却下となり尾根に取りついた。ここからはなんとなく地形も把握できてきて進むルートもつかめてきた。
順調に進み無事登頂。思いがけず百名山をゲット出来て嬉しかった。山スキーをするようになって無雪期に登ったことがない山が多い。雨飾山もそうなってしまったので次回は無雪期に大周回で再訪したい。
荒菅沢はまだまだ雪多いので思う存分楽しみ、癒しの滑りを楽しんで、下部の尾根上は雪が少ないので沢沿いを滑っていくと最後で滝になった。まあ想定はしていたので行くしかない。しっかりホールドとステップを確認しながら慎重に行くと無事に巻くことが出来たのでホッとした。
今回は朝日岳は行けなかったが残雪の雨飾を存分に楽しんだので遠征もただのドライブにならなくてよかった。引き出しの多い先生のおかげで一人だったら温泉に浸かり帰っていたかもしれない。朝日岳はまた今度!
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