記録ID: 3096013
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ハイキング
東海
三ツ瀬明神山・乳岩峡〜愛知県の屋久島・花咲く展望の岩稜歩き
2021年04月22日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:30
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,274m
- 下り
- 1,268m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 7:16
距離 11.1km
登り 1,274m
下り 1,275m
14:43
ゴール地点
天候 | 晴れ。遠望バツグン。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
20台駐車可能。水洗トイレあり。 下山時刻では満車。 最終コンビニ、GSともに、 飯田線、三河川合駅近くの 国道151線沿いにあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
乳岩峡〜乳岩口) 「凝灰岩の渓谷歩き」 入山直後、最初の見所、 「桟敷岩」と呼ばれる、 凝灰岩の一枚岩の上の 歩きと歩きとなります。 渓流を滑らかに流れる水流、、 エメナルドグリーンの 滝つぼなどを楽しみながらの歩きです。 乳岩峡の雰囲気だけでも、 訪問する価値は十分あると思います。 乳岩口〜鬼岩) 「愛知県の屋久島」 乳岩周回コースと、山頂方面との分岐以降 鬼岩までの区間は、「愛知県の屋久島」と 称されている、森林浴の区間になります。 渓流沿いに針葉樹が茂る森は、 苔とシダ類の濃い緑色に覆われ、 しっとりした雰囲気のいい登山道です。 この区間の景観が、屋久島の「白谷雲水峡」に 似ているそうです。 鬼岩〜六合目合流点) 急坂「胸突き八丁」 ゆるゆる登山は、鬼岩、笠石などの 奇岩ポイントまでで終わりです。 ここより上は、岩登り要素が加わり、 登山的な難易度が上がります。 木の根がむき出しの道が多く、 下りは足元注意です。 ちなみに、鬼岩周辺は「イワタバコ」の 群生地のようです。 六合目〜山頂) 「花の稜線は展望も良好」 大きな鎖場は二か所。 足場は安定していますが 慎重に通過しましょう。 馬の背と呼ばれる ナイフリッジのヤセ尾根は アカヤシオ、ホソバシャクナゲ イワカガミなどが咲く 花の稜線歩きです。 シロヤシオも芽吹いていました。 山頂展望は一級品。 南アルプス、富士山が一望です。 乳岩周回コース) [凝灰岩が演出する絶景」 時計回りに、ルートが限定されています。 巨大な乳岩の内部へと、垂直な梯子に つかまりながら登ります。 腐食箇所があります。通過注意です。 最大の見所は、大きな岩を丸くくりぬいて 穴があけられたような「通天洞」。 浸食のスケールに驚きます。 ぜひ、立ち寄りをオススメします。 ◎屋久島と、三ツ瀬明神山の共通点は ルートの構成が 乳岩峡=白谷雲水峡、乳岩=太鼓岩、 三ッ瀬明神山=宮之浦岳と 雰囲気が被るとの説によるとのことです。 (ネット情報) |
その他周辺情報 | 温泉→梅の湯、モリトピアなど。 この日は全てお休みでした。 |
写真
感想
4月22日(木)、三河山地の盟主の山
「三ツ瀬明神山」に登ってまいりました。
現在、各地で最盛期を迎えている
名花「アカヤシオ」。
毎年欠かさず、鈴鹿の山で
鑑賞していましたが
昨年は、緊急事態宣言発出に伴い
鈴鹿の山の登山口は閉鎖され、
鑑賞の機会を逸してしまいました。
今年こそと思っていた矢先に
再び、愛知県において
まん延防止等重点措置の実施。
「県境を越える移動は自粛してください」
そこで、愛知県内で、
アカヤシオが咲いてる山を探したところ、
このたびの三ツ瀬明神山の登山と
相成りました。
また、事前リサーチを進めるうちに
この山が「愛知県の屋久島」と
称されていることを知り、
どんな山なのかと、ますます
登ってみたく思っておりました。
実際に体験してみまして
今回歩いた、乳岩コースの、
ポテンシャルの高さには
大感激しました。
序盤の、乳岩峡の岩盤歩き、
鬼岩付近の、しっとり湿潤な景観、
巨石が次々登場する中盤
山頂部のアルペン的な稜線歩き
そして、予想をはるかに超えた
大展望など、変化あるルート構成は
上りも下りも、大変楽しめる
優れた道でした。
一番期待していたアカヤシオは
最盛期を少々逃したようでしたが
十分美しく、また、このエリアの固有種
ホソバシャクナゲと同時に
花見登山を楽しめました。
三ツ瀬明神山、評判に違わず
三河山地の盟主にふさわしい
魅力に満ちた山でした。
別ルートの「三瀬ルート」の体験など
ぜひ再訪問したく思いました。
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komakiさん
こんばんは!
初めての三ツ瀬明神からいきなり富士山ですか
はい、ビギナーズラックだと思います。
奥三河のあの辺りは本宮山、鳳来寺山、宇連山や平山明神などなかなかいい山が多いですよ。第2東名が開通して尾張からアクセスもよくなったので僕もちょくちょく行っています。
膝がよくなったら温泉と三河牛の焼肉を楽しむためにあのエリアに行きたいと思っています。富士山も見たいしね。
この日は、かなり高温になるとの天気予報でしたので
評判の遠望は、霞んでしまっているかもと思いきや
なんと、富士山が見えました。
山頂で居合わせた方のお話ですと
40回目の登山にして、初めて見れたとの
お話で、我ながら驚きました。
1月の緊急事態宣言以来、県内の山に
とても興味を持つようになりました。
ご紹介いただいた4座は、ぜひ登ってみたいと
思っています。山深くて、アクセスが大変だった
新城方面も、第二東名開通後は
すごくアクセスがよくなりましたね。
仰るように、温泉がたくさんあるのも
新発見でした。いくつか体験したく思います。
komakiさん こんばんは〜<(_ _)>
エメラルドグリーンの清らかな流れ、数々の乳岩洞窟、
まるで 屋久島を歩かれたような景色ばかり・・
素晴らしい「三ツ瀬明神山」(@^^)/〜♬
南アルプスの大展望と おまけに富士山までの眺望とは
素晴らしく羨ましい お山・・一度歩いてみたいです
風そよぎ 新緑を迎える 最高の山歩きの時期・・コロナ早期終息を
祈るばかりです・・(*´Д`)
登山口からわずか数分後に登場する
乳岩峡の滑らかな眺めに、大感激でした。
その後も、次々と見所が登場して、そのどれもが
自分があまり見たことがない景色ばかりでして
素晴らしい山でした。
比較して例えられている屋久島は
行ったことがないのですが、
屋久島に似ているとされる
火山由来の地形美、温暖湿潤な植生などを
お手軽に楽しめました。
残雪の南アの展望は、とても
見事でした。
コロナの拡大が、本当悩ましいですが
ぜひ、元のように、行きたい山に
気兼ねなく行けるように
早くなってほしいものですね。
三ツ瀬明神山レコ、堪能された様子が伝わってきました。
この山は奥三河の盟主と呼べる風格を備えていますよね。登頂ルートもたくさんのバリエーションがあって何度も楽しめる山です。巨岩奇岩も多く、中でも乳岩ルートは一番見所が多く、初めに歩くには最適なコースです。
この季節はアカヤシオとホソバシャクナゲが、秋にはエンシュウハグマが咲きますし、このあたりの地質独特の植物が見られるのも優れた点です。
自分もこの山は外から眺めるのも、歩くのも大好きです。1日違いですが、近くの山から三ツ瀬明神を眺めて、その姿に惚れ惚れしていたところです。
この曜日なら私も動けます。別ルートもご案内できますので、気が向いたらお声かけ下さい。
以前に、大川入山から望んだときに、すごく
堂々と大きくて、風格のある山だなと
感じておりました。
乳岩からのルートは、下調べをするうちに
巨岩奇岩、稜線の花たちなど、早く登りたくて
機会を狙っていました。エンショウハグマは
見たことがありませんので、ぜひ見てみたく
思います。
今回登山中に、三ツ瀬ルートの花の
豊富さを、他の登山者の方から
教えていただきました、石楠花の種類は
乳岩ルート以上とのことですね。
また、道中、しょっちゅう見かけた
鳳来湖方面のルート、沢方面からの道など
大変気になります。ぜひ機会がありましたら
よろしくお願いします。
また、明神山を遠望できる展望も
さらに体験したく思います。
komakiさん 今日は。
知り合いに聞くと、口を揃えて面白い山は三ツ瀬明神山だよと教えて
くれます。
県民でありながらほとんど知らない愛知のお山ですが、この山は
是非歩いてみたいと思っています。
レコを拝見して益々興味が深まりました。
アカヤシオ鑑賞をメインで登った三ツ瀬明神山でしたが
渓谷、苔むす樹林、奇岩、展望と
見所が多い山でした。
東三河エリアは、自分もあまり
馴染みがありませんでしたが
面白そうな山がたくさんありそうです。
アクセスも案外苦になりませんでしたので
他の山も体験してみたく思います。
こんばんは。
明神山から富士山ですか
私も驚きです。
何度も登っていますが、一度も見えたことがありません。
komakiさんの恐るべき幸運には、いつもながら驚愕ばかりです
余程、日頃の行いが良いのでしょう。
少しでも、あやかりたいものです。
何度も登った明神山ですが、「愛知県の屋久島」と呼ばれているとは知りませんでした。
私は屋久島には行ったことはありませんが、確かにそんな雰囲気に感じる山ですね。
奥三河の山は、岩場が多くルートも変化があって、どれも楽しいですね。
しばらくは、県内の山を楽しみたいと思っています
今が盛りのアカヤシオと、これから楽しみのシロヤシオの情報、ありがとうございます。
しばらく、この山域からは目が離せませんね
totokさんが、何度も通われても、診ることが
叶っていない富士山の展望を、
いきなり見れてしまうとは、我ながら
驚きます。今回の富士山の遠望で
今年の運を、使い切っていなければ
よいのですが。
火山の土壌と渓谷、海に近い
三河でも比較的南部の
湿潤な植生などが、この山ならではの
風景を、醸し出すのかもと感じました。
シロヤシオは、8合目以降に、かなりの本数が
ありそうです。アカヤシオとシロヤシオの
混在する山は、花を楽しめる期間が
長くていいですよね。
そして、花の時期のみならず
紅葉も見事なことでしょうね。
今年の紅葉登山に、早速致しました。
komakiさん、こんばんは。
とても変化あるルートですね。登山道はほぼ凝灰岩の岩盤なのでしょうか。ここまで変化に富んでいると何度も行きたくなりますね。とても楽しそうです。
エメラルドグリーンの滝つぼ、とても美しそうですね。写真から伝わってきます。実際に見てみたいなぁ。でも写真を撮りまくって進みがめちゃくちゃ悪そう(笑)。
コロナ禍、札幌の罹患者が異常に多いため、私も近場ばかりになっていますが、おかげで近場の山の”いいところ”を見直している感じがします。灯台下暗し、ですね
乳岩峡の看板には、地層は
「流理構造や自破砕構造を持つ流紋岩」と
記載されていました.
自分には、チンプンカンプンでしたが.
地質にお詳しいyo-shaさんにぜひ
ご覧いただきたい景観です。
そして乳岩には、鍾乳石もあるそうです。
加えて滝つぼの色は、神秘的な
エメラスドグリーンで、渓谷歩きの時間は
とても楽しめました。
コロナ拡大に伴う、各種の自粛要請は
今回で終わらせてほしいものです。
でも、仰るように、普段はスルーする
エリアの新発見も多く、いい機会だなと
感じています。
愛知県の屋久島ですか。
初めて聞きましたが、雰囲気は感じますね。
橋の感じがそうとのことですが、エメラルドグリーンの流れや乳岩の感じも雰囲気ありますよね。
あと、アカヤシオが咲くのもいいですね。
丹沢ではアカヤシオ見たことないんですが(あるのかな)。
この明神岳界隈、昨年A1県に何度か工作活動に行った際、ついでハイクできないかととらたぬとして物色した山の一つです。愛知県の山ではやや特異な岩っぽいエリアですよね。
さて、久々に展望写真についてですが・・・
写真29 北岳、間ノ岳? まず違うと思います。
方角は大分違いますが、ひょっとして中アってことはないですか。
左三ノ沢〜木曽駒、右空木、南駒とか
写真31 もし写真29がそうだとするとその左ですので位置的に仙丈ではなく
乗鞍当たりか?(姿も仙丈ではありません)
写真30、33
聖は写真30の右側のピークです
写真33は上河内〜光の稜線でしょうか
ご訪問をお待ちしておりました。
山頂同定図を見ながら
撮影したつもりが、後で写真を見ますと
全く見分けがつかなくて、大変助かりました。
同定図には、中アも記載がありましたし
光岳も記載がありました。
修正させていただきました。
ありがとうございます。
今回の、三ツ瀬明神山、登る前は、
屋久島的景観は、一部のみで
味気ない植林帯が多いのかもと
想像していましたが、地形と植生の
多彩さに感激しました。
アカヤシオとシロヤシオが
共に鑑賞できるのは
ポイント高いと思いました。
この春、愛知県とは正反対の方角に
お引越しされてしまいましたが
再び、ついでの機会があればぜひ
ご体験されてみてください。
komakiさん、今晩は
今回のお山、標高が1000m程ですが眺望が素晴らしいですね♪
しかも花も色々と咲いてるようですし
地域限定となる「ホソバシャクナゲ」とか
昨年は我慢を解いられたアカヤシオに出逢えて良かったですね
でも、再び勢いだしたコロナ感染
僕の地域も一昨日は一日の感染者数が最高になちゃい
県も独自の緊急事態宣言を発令しちゃい
愛知県と同じ「県境を越える移動」自粛です
しかしながらお互いに県内でも未踏の山は色々あり
行ってみて「予想以上に素晴らしかった」って事もありますよね
komakiさんの今回の選択は正解のようですね(^_-)-☆
標高1000mの低山とは、およそ思えない
楽しみ要素が満載の山でした。
ホソナシャクナゲは、今回初体験でして
天竜川下流域の限定種のようですね。
小ぶりながらも、華やかな花でした。
昨年見逃したアカヤシオ、この山で
見ることができて、ほっとしました。
福井県も、県境越えは自粛なんですね。
仰るように、近場で登っていない山は
たくさんありますし、GWは、花も新緑も
とても美しい時期ですが、自粛ムードの中でも
有名な山は、変わらず混雑してるでしょうから
避けて、地元の山の新規開拓に、楽しみを
見出したく思います。
komakiさん
こんにちは
遅コメにて失礼します
奥三河は岐阜からだとなかなかお邪魔する機会がなくて新鮮味を感じます。
アカヤシオやシャクナゲに心癒され
南アや富士山に目を奪われて楽しかったのがうかがえますね。
コロナ禍が何時まで続くのか?
本当に自粛等して我慢してるのですが
出口の見えないトンネルほど辛いものはないですね❗️
岐阜県からの、東三河山間部は
遠いですね。自分も今までは、同じような感覚で
つい、鈴鹿などに出向いていました。
昨年から少しずつ、愛知県内の山を
楽しむ機会が増えまして、新鮮な気分です。
富士山は、2月に、飽きるほど見たはずが
やはり山に登り、山頂で目に入りますと
とても嬉しく思いますね。
コロナに伴う自粛要請、もう今回限りに
してほしいものですね。
行きたい山に自由に行ける時代が
再び戻るよう願うのみですね。
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