記録ID: 310208
全員に公開
沢登り
大台ケ原・大杉谷・高見山
台高 ヌタハラ谷を詰めて桧塚奥峰
2013年06月15日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:22
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
※渓のため出発地点でGPSがなかなか現地点を把握出来ずにそのまま出発した。
そのため上記GPS軌跡のスタート地点は違っていて、エンド地点と同じ場所である。
06:15 駐車ポイント<490m>
06:20 ヌタハラ谷入渓<500m>
07:30 夫婦滝(下)<700m>
09:30 不動滝(下)<1050m>
10:10 二股<1160m>
10:35 上の二股<1200m>
11:00 渓離脱ポイント<1250m>
11:15 着替えポイント<1370m>
11:35 桧塚奥峰<1420m>
11:50 桧塚<1402m>
12:10 1214mポイントさきの分岐
12:37 ヌタハラ林道出合<820m>
13:20 駐車ポイント<490m>
-
そのため上記GPS軌跡のスタート地点は違っていて、エンド地点と同じ場所である。
06:15 駐車ポイント<490m>
06:20 ヌタハラ谷入渓<500m>
07:30 夫婦滝(下)<700m>
09:30 不動滝(下)<1050m>
10:10 二股<1160m>
10:35 上の二股<1200m>
11:00 渓離脱ポイント<1250m>
11:15 着替えポイント<1370m>
11:35 桧塚奥峰<1420m>
11:50 桧塚<1402m>
12:10 1214mポイントさきの分岐
12:37 ヌタハラ林道出合<820m>
13:20 駐車ポイント<490m>
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天候 | 曇り時々晴れ(下山後大雨!) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(クルマ3台ぐらいまで可能) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※今回の沢登りで参考にした本は、吉岡章さんの『関西起点沢登りルート100』(山と渓谷社)で、この本によると、今回のルートは、沢2級上になる。 ●林道の駐車ポイント~夫婦滝 ヌタハラ林道の最初のヘアピンカーブ頂点から出発し、数分、そま道を進んでから入渓する。直登できる滝は直登し、直登できない滝は、左右巻けそうな側から高巻きして遡行し、やがて3段100mの夫婦滝の下に達した。圧巻だ。吉岡さんの本には、あまり大巻きしないようにと記述されてあったが、ルートが見つからず、結局、大巻きすることになった。そのため時間をくった。なお、国土地理院の地図上の夫婦滝の位置は微妙で、実際はもっと上流にある。 ●夫婦滝~不動滝 小滝やナメをずっと沢どおしに気持ちよく遡行できる。斜滝のあと、8m滝は右(左岸)へ、すぐに続く7m滝は左(右岸)へS字を描くように高巻くと、2段50mの夫婦滝が現れた。ここは吉岡さんの解説通り、右へ大巻きして突破した。 ●不動滝~渓離脱ポイント~桧塚奥峰 ナメを進んだ後、2段9mのコウセ滝、2段40mネコ滝をそれぞれ左、右から巻いてしばらく遡行すると、30mアザミ滝に着くはずだが、どの滝がそうだったか、わからないまま、二股(1160m)を左へ本流側に、さらに上の二股(1200m)も右へ遡ると、すぐに20m滝が現れて、この高巻きに行き詰まり、渓を離脱して桧塚奥峰に向うことにした。なだらかな斜面を登って、草原にひらけた場所で、フェルトシューズをトレッキングシューズに履き替えた。この場所は開放的な雰囲気でいいのだが、残念ながらヒルちゃんが居るので注意されたい。 ●桧塚奥峰~林道駐車ポイント 気持ちの良い尾根道を進む。シロヤシオの花はもはや終盤だ。桧塚を越え、カルスト地帯を越え、地図の1214m地点を少し過ぎた地点にこれまで進んできた尾根から右へ分かれる分岐があり、ヌタハラ林道方面へ降りる。ずっと黄色いテープのある登山路で、注意して下ればルートを外すことはないが、急坂なので注意が必要だ。ヌタハラ林道出合では、ジギタリスの花が満開で迎えてくれた。林道はつづらで長く、近道もなかったが、展望は良かった。 ●その他 桧塚奥峰取付きまでの沢登りは、基本的な沢装備(沢靴、沢ウェア上下、ヘルメット、ロープ、ハーネス、ATC、長めのスリングなど)と、基本的な登攀技術が必要。 足首に一箇所献血あとあり。どうやら、靴を履き替えた場所で忍び込まれ、吸血されたらしい。沢にはヒルはいない。その他、アブも出はじめている。 下山後の温泉は、ホテルスメールがおすすめ。700円で少し高めだが、とても綺麗で、露天風呂も広め。受付終了は17時なので注意。お風呂のあと大雨になったので、ラッキーだった。 - |
写真
感想
ふだんから登攀やバリを楽しんでいる会の精鋭Y氏とM氏が台高へ沢登りに行くというので、私もこれに混ぜてもらった。さすがに遡行ペースが速くて、写真など撮っている暇もなければ、GPSをチェックする暇もなく、自分にとって、2人に付いていくだけの余裕のない登りになってしまった。Y氏はとにかく休憩しないのだ。私は今回、水をハイドレーション式にとっていたので助かったが、行動食はあまり取れなかった。強い人らと歩くと、もっぱらおまかせ山行になってしまって、自分としては少々情けない。
個人的にいつも思っていることだが、沢登りで詰める場所は素敵な場所でなくてはならない。沢を詰めた場所が、暗い森の中であったり、ジメジメした場所ではとても嫌だ。黒部の赤木沢しかり、大雪のクワンナイ川しかり、沢登りの名渓はフィナーレがすばらしい。あまり知られていないが、このヌタハラ谷もその候補にじゅうぶん挙げられると思う。今回の様に桧塚奥峰に抜けてもいいし、さらに本流を詰めてヒキウス平まで行くのも良い。今回、スピードの速さもあって、体力的には少々きびしかったが、素晴らしい沢登りの一日を堪能できた。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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kuma-san、こんにちわ。
見事な滝の連続ですね。
私は実は沢登り経験数回あるのですが、
考えていた以上に厳しくて
続けられませんでした。
暑い夏はやっぱ冷たい沢ね、というのは
ヘタレの妄想でした。
それに、流れる水を見ていると酔いませんか?
さくちゃん、まいど。
沢登りは、滝などを直登するときに少し腕力を使う時もありますが、
ほとんどは、バランスをとるために体幹を使います。
そう!コアマッスルです。
さくちゃんは、日頃からヨガで体幹を鍛えてると信じてるので、
沢登りは大丈夫でしょう・・・よ!
これからの暑い季節、沢登りは大人の水遊びです。
シャワークライム、最高っすよ!
えっ、流れる水を見ていると酔うってぇ?
ちょっと、妄想が過ぎませんか!
また、始めたらどうでしょうか!
クマ
クマさん、こんにちは~。
いいですね~、沢登り。
これからの暑い時期はやっぱ沢ですよね
私もオトナの水遊びがしたい(火遊びも...)、うずうず。
しかし、実力が...
先日塾長に沢登り講習を受けさせてくれと頼んだら、
「お前はまだ早い」と一蹴されてしまいました
今はまだ人様のレコ読んで妄想でしか楽しめませんが、
地道にクライミングスキルを身につけて来年ぐらいにはデビューしたいなあ。
カノスケどん、まいど!
クマも、オトナの火遊びがしたくて疼いてる(壇蜜風)ですが、
なにぶん、お金がないので、オトナの水遊びで辛抱してるん ですよ。
しかし、カノスケどん、来年やることが、山積みでんな~
良いことやけど、大丈夫?
クマ
そうなんです
課題が山積していて全部消化するのは仕事をやめない限り無理でしょう
かといって定年までまってしまうと身体機能の衰えが問題。
いかに時間を捻出するかが一番の課題ですね。
それと煩悩のコントロール。
火遊びと水遊びどちらを優先させるか悩ましいですね~
もっと早くからお山遊びをすればよかったと思う今日この頃です
かのすけどん、
時折、不謹慎な(失礼!)ヤマレコ・レポート挙げてると思ったら、
やはり、火遊びと水遊びのあいだで揺れ動いていたのですね。
この際、もう火遊びはあきらめなさい!
でないと、塾長やジェラさん、およびクマは大変悲しみます。
よ
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