磐梯山周回 猪苗代登山口から翁島登山口へ
- GPS
- 06:31
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
09:25 登山口
10:00 スキー場合流
10;50 ゲレンデトップ
12:35 弘法清水
13:05 磐梯山山頂
13:30 下山開始
15:05 スキー場車道合流
15:15 翁島登山口
15:25 駐車場
天候 | 晴れ。山頂は雲かかる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から一般道を歩いて、国立磐梯青少年交流の家から続くルートの登山口から登る。特に危険な個所はない、車の往来もほとんどなかった。 ゲレンデトップから入る登山道は少々薮っぽいが、それほどは続かない。 渋谷分岐を過ぎると岩場が続く。ルート上にわずかだが雪もあった。 下山、岩場が続くので注意が必要。 猪苗代リゾートスキー場が近くに見え始めると、木々の間を行く。長いくだりが続くので足元に注意が必要。 |
写真
感想
磐梯山へ行ってきた。
去年は裏磐梯スキー場から八方台を経て雄国沼、そしてラビスパへ降りたが、山頂には立たなかった。
4年ぶりの磐梯山だ。
行き帰りを同じルートでは面白くないと。地図をながめながら今回の周回コースに決めた。
猪苗代登山口と翁島登山口のコースである。駐車場は翁島登山口の近くにある「昭和の森」の駐車場を借りることにした。
以前は「天鏡台」と言われたらしい、福島県が管理しているところのようで、昭和45年天皇皇后両陛下を迎え植樹祭を行い、在位50年を記念して「昭和の森」と改称したと、Hpに説明されている。遊歩道が整備され、森林散策などもできるようだ。
駐車場が広く、今回のルートには便利な駐車場になる。もっとも注意しなければならないのは、開園が8:30〜17:00となっている。17:00を過ぎるとゲートが閉ざされてしまう事だ。
駐車場から歩いて約25分で、磐梯青少年交流の家から続くルートにある登山道入り口から登り始める。
緩やかに登りが続く両側の森の中からは蝉?の鳴く声に包まれる、今の時期だけなのだろうか、去年の雄国沼へ行った際も、同様に森の全面から蝉の鳴く声が響いており、感動したのを覚えている。
最後は平たんな道を歩いて、スキー場ゲレンデへ入っていく。
ゲレンデの急斜面を登り切り、登山道へ入っていく。当初、道は狭く、両側の枝が半袖の腕に当たるのが気になった。赤埴山から合流する分岐を過ぎると、沼ノ平になる、左側に磐梯山の荒々しい断崖が見える。赤いツツジや小さなイワカガミが咲いている。名前の知らない白い花もあった。レンゲツツジはこれからのようだ、まだつぼみのままである。
渋谷分岐を過ぎるとガレ場となり徐々に高度を上げていく、川上分岐を過ぎ大きな斜面の櫛ヶ峰を背後に進む。このあたりからイワカガミの小さな花が群れを成して咲いている。
急斜面の下に2名の登山者が休んでいた、あいさつをして通り過ぎる。斜面を登り切り、お花畑からの分岐点を過ぎると、目の前に山小屋が見える。弘法清水小屋である、隣に岡部小屋、その前に冷たい清水が流れ落ちている。ペットボトルに汲んで一口飲んでみた、冷たくておいしい水である。
ここから最後の上りが500m続く、この距離が長く感じらる。ミネザクラが咲いている、満開のようだ。
時おり木々の切れた場所から景色を眺められる。今歩いてきた沼ノ平。檜原湖、裏磐梯スキー場からのコースにある銅沼、雄国沼のあるアルツスキー場の斜面などが見えた。
歩き始めて4時間で山頂に着いた。すぐガスがかかり周囲の展望はなかった。山頂には3組ほどのグループがおり、あとから何組か登ってきたがすぐ降りて行った。しばらく待ったがガスは消えなかった。
30分ほど休んで、降りはじめる。山頂付近に黄色い花が群れ咲いている、ミヤマキンバイと書かれており、保護のためロープが張られていた。
翁島口へ急な斜面を降りはじめる、降りてすぐ背の低い木の間を縫うように進む、こんなところを歩いた記憶がない、ルートを間違えたのかと考えたが、他のルートは見当たらない。4年前の記憶が消えてしまっているようだ。
やがて天狗岩、4合目の大岩となる、このあたりから雲が切れ下界が見えるようになる。このルートの楽しみは、この急斜面から下界をながめることである、風の吹いた時には、猪苗代湖を目指してまるで飛んでいる感覚になる。好きな場所である。
スキー場がまじかに見えるようになると、樹林帯の中を降りるようになる。1時間ほどでスキー場への分岐点になるが、このまま木々の間を降りていく。
2合目と書かれた大岩を過ぎると歩きやすい道となる。
1時間半ほどでゲレンデの車道に出る。ここからは10分ほどで登山口へ着いた。
あとは整備された道路を10分ほど歩いて、駐車場へ戻った。
駐車場にはトイレがあり、水道が完備されている、顔を洗い汗を流した。
ここから眺めた磐梯山は、その山頂は雲がかかっていた。
程よい疲れに、今度は晴れた日にまた来たいと思った。
2013.06.11 磐梯山 猪苗代登山口から翁島口へ
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