天の川を求めて くじゅう大船山・平治岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,405m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:30
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 8:50
第3日目、坊がつる→大戸越の途中で誤って下山道を選んでしまい2時間ロスしています。
天候 | 1日目:晴れ 2日目:曇りのち晴れ 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨ヶ池越ー坊がつる間、ぬかるみ箇所あり。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 朝食にぜんざいは手軽で腹持ちして最高!! |
感想
登山仲間と珍しく休みが合い、天候優先で考えていた目的地。
北は北海道、青森、信州、四国、九州、屋久島とプランを練っていたが
日頃の行いが良いせいか、日本列島を低気圧が通過する日程に(笑)。
一番天気が回復しそうなくじゅう連山で、温泉テント泊をすることに決定。
駐車場やガスカートリッジの買い出しができる点を考え、長者原から入山。
長者原に降り立つや否や、身震いが…
この日は4月の割に気温が下がり、一時的に冬型の気圧配置。
ファイントラックのドライレイヤーに、ランニング用の速乾ウェアを着用していたが
どうもこのランニング用の速乾ウェアが冷感過ぎていただけない。
速攻、モンベルルームにてジオラインLW長袖を購入。
空気をためる層があるのとないのでは、大違い!モンベル様様!!
身支度を整えて、いざ出発。
湧水、新緑を眺めながら徐々に高度を上げていく。
北西の風が強く、雨ヶ池越までは木立の揺れる音がすごかったが
雨ヶ池越を越えてからは、風下に入り風が落ち着く。
春の雨ヶ池、寂しい感じもするが
荒涼感がこれまたよい。虫もいなくて快適。
坊がつるが見え始め、気持ちが高まる。
いつ訪れてもすばらしい、この日本離れした風景。
森を出て坊がつるに飛び込む瞬間の、この解放感はやめられない。
滞在期間中の大半は北西の風が予想されたため、
なるべく木立がテントを守ってくれる場所に設営。
その後、お楽しみの法華院温泉へ。
土曜日ということもあり、にぎわっていたが
コロナ対策がしっかりされており、むしろ余裕をもって入浴ができた。
関係者の皆様には本当に感謝を申し上げたい。
夜は大量ソーセージ野菜コンソメスープの雑炊。
強風すさまじく、テント内で食事をとることにする。
2日目、明るくなって目を覚ますも風が強く、曇り。
この状況では上部も強風が見込まれるので、午後の好転を待つことに。
坊がつるを散歩したり、朝寝を楽しむ。
堂々とミミズをさがすアナグマくんがテント前に現れ、
どんどん近寄ってくる。まるでポージングをしているようだ。
顔を上げたところをパチリ。
午後を過ぎ、青空が見え始め風も落ち着いてきたので
最寄りの大船山まで登ることに。
急登だが、どんどん景色が変わっていくことが楽しい。
見上げていた山々をどんどん見下ろすようになる。
新築された避難小屋で小休止し、頂上へ。
風は少々強い程度。昼過ぎのオレンジ色の日差しが美しい。
阿蘇、祖母、くじゅうの山々を仲間と一望し、幸せを感じる。
夕闇が迫る前に坊がつるへ戻り、再び法華院温泉へ。
月曜日ということもあって、風呂は貸し切りだった。
夕日に染まる大船山を見ながら、ぜいたくな湯浴み。
自分がさっきまで立っていた山を眺めながらの温泉は
なんとも至福な時間。
テントへ戻り、今宵は無風の快晴。
月明かりに照らされたくじゅう連山を眺めながらの夕食と一杯が
言葉に表せないほど素晴らしく、友との語らいが弾む。
最終日は平治岳で日の出を見たのち、撤収することにする。
朝3時に起きると、ちょうど天の川が大船山から昇ったところ。
とある友人が「天の川を撮影するには4月が良いらしい」と言っていたが
あながち、嘘ではなさそうだ。
ぜんざいを食べて出発。
ライトを照らしながらのナイトハイクはまるで探検気分だ。
わくわくしながら足を進めるが、一向に傾斜が急にならない。
だんだん日の出がせまり、周囲が明るくなってきたころに道間違い判明。
光の量は情報の量だと、改めて感謝。
しっかりと日が差したころに大戸越に到着。
平治岳への急登をひいひい言いながら登り、見渡すは360度パノラマ!
遠くに豊後水道が輝き、日の出は逃したものの
やはり来てよかったな、と仲間と励ましあう。
のんびりテントへ戻り、撤収ののちもと来た道へ。
この日はうってかわって快晴で気温が上がり、
雨ヶ池は虫が飛び交うほど。
長者原に無事戻り、登山口の食堂で三俣山を眺めながら
とり天定食をいただく。頼んでもいないのに大盛だ(笑)。
これまで、春に来たことはなかったのだが
よい山はやはり季節ごとに良い面を見せることを再認識できた
よい山行だった。同行してくれた友に感謝!
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