帝釈山〜田代山(馬坂峠)
- GPS
- 07:20
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 549m
- 下り
- 535m
コースタイム
8:20 帝釈山(休憩) 8:35
10:10 弘法大師堂避難小屋(休憩)
10:25 田代山湿原周回
11:15 弘法大師堂避難小屋(休憩)12:15
14:05 帝釈山
14:40 馬坂峠登山口着
天候 | 雨 ガスで視界無し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
馬坂峠までは、檜枝岐の中心部から車で40分ほど。 ほとんどが砂利道で狭い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
馬坂峠から帝釈山はよく整備されていて、木道が多い。 帝釈山と田代山の間はぬかるみがひどい。 雨で滑りやすい岩場あり。ロープ2箇所。 田代山湿原は一方通行で周回する。 檜枝岐村の共同浴場は、燧の湯と駒の湯。 その他、檜枝岐の情報は以下からどうぞ。 http://www.oze-info.jp/ |
写真
感想
オサバグサ祭りのポスターを見たのは昨年のこと。
会津駒ヶ岳に登った帰りに立ち寄った、そば屋さんでその存在を知ったのです。
オサバグサの帝釈山だけでなく、隣の田代山湿原も素晴らしいという情報に惹かれ、今年は早いうちから6月の3週目は檜枝岐村に行くことに決めていました。
さらに、数週間前に、meikenさんに帝釈山行きをお伝えしたところ、お嬢さんと一緒に行くことにしたとのこと。
日程が合えば、現地でお会いできそうだと、楽しみは増えました♪
さて、前日21日は、仙台方面に出張があり、そのまま檜枝岐に向かいました。
途中でスーツから着替えたり、夕食を食べたり、顔を洗ったりしている間に、檜枝岐に着いたのは10時過ぎ。
アルザ尾瀬の郷っぽい駐車場(暗くて自信が無い;汗)に駐めて、シュラフを出して、後部座席で就寝…。
この日は、台風9号が近づき、梅雨前線との絡みでお天気は不安定でしたが、駐車したときには、良かったものの、そこから少しして、雨が降り始めました。
車の屋根に打ち付ける、大音響の雨音。
研修疲れで眠いのと、明日は早起きなのとで、じっと目をつぶりますが、やっぱり気になる!!
何度か目を覚ましながら、5時に起きました。
すぐに、馬坂峠に向かいます。
長い長い砂利道を走ると、次第に明るくなってきて、ちょっと期待できるかも!
しかし、張り切って着いた駐車場は、6時前ですが1番乗り!
ほんとにここで良いのか不安になります。
ガスで見通しは悪いし、小雨も降ってきました。
とりあえず、お湯を沸かして朝食タイム。
着替えて荷物を整理して…とそんなことをしているうちに、もう7時です。
2台の車が来たところで、雨の中ですが、覚悟を決めて歩き始めました。
登り始めてすぐ、小さなオサバグサ達がポツポツと姿を現します。
終わりかけで、半分から上が残っているぐらいの状態でしたが、登山道沿いにずっと咲いているので、ついつい足を止めてしまいます。
期待したほどの群生はありませんでしたが、これだけあると、嬉しくなるものです。
ただし、今日は雨よけのカメラカバーを掛けていたので、MFを使えず、ちょっと物足りない撮影でした。
山頂に着くと、雨が上がり、明るくなりました。ガスっているのはそのままでしたが。
山頂でが、ちょっとだけ電波が入りました。
早朝にmeikenさんから頂いたメールを読むと、meikenさん達は猿倉口から登られる模様。
田代の避難小屋で会えるかなと期待して、田代に向かいました。
田代山への道を下り始めるとすぐ、バラバラと雨が落ちてきました。
なんだろう、このタイミング。
ぬかるみのひどい道を、たまに5センチぐらい埋もれながら進んでいきます。
時折姿を見せるオサバグサに心癒やされながら。
ミツバオウレンやゴゼンタチバナなどもいるのですが、目が行くのはオサバグサ。
田代山が近づいて来た頃、オサバグサの大きな群落が現れました。
背丈も大きめで、密生度もそれなりです。
ポスターほどじゃありませんが…。
群落は登山道の上から下までの斜面にあり、見頃としては良かったようです。
ガスで曇ったレンズを向けながら、たくさん写真を撮りました。
思ったより、田代の避難小屋は遠かったです。
ザックをデポして、田代山湿原の一方通行の木道を1周しました。
咲き始めのヒメシャクナゲが可愛くて、じっくり撮りたいんだけど、1本しかない木道の後ろから人が来るので、さっさと歩かなくてはなりません。
ヒメシャクナゲは広範囲に渡って咲いていたので、頃合いを見計らって撮っていました。
雨は風を伴って強くなったり弱くなったり…。
頼りない折りたたみ傘は、すぐに逆さキノコになってしまいます。
避難小屋に戻り、おやつを食べ、おじさまたちとおしゃべりしながら休んでいると、meikenさんがいらっしゃいました!!
既に連絡は取り合えていなかったので、お会いできて良かったです♪
お嬢さんとは初対面。実は妹と同じお名前でした(笑)
ふたたびおやつとおしゃべりタイム。
おじさまからはコーヒーを頂いて、もうすっかり下山モードです。
避難小屋隣に新設されたトイレは、とってもキレイなのですが、土足厳禁。
靴を脱ぐのが億劫な私は、まぁなんとかなるだろうと、登山口のトイレまでもたせることにしました。
meikenさんたちと一緒に、少し下ってオサバグサの群落まで行きました。
思い思いに撮影し、そこで分かれました。
行きは広角ズームレンズを着けていましたが、下りは大好きなマクロタイム!
雨も上がったので、MFで好きなだけ時間を掛けて撮っていました。
しばらく歩くと、ちょいとおトイレに行きたくなってきました。
さらに、下山後にゆっくりお昼を食べようと思っていたのですが、かなり空腹感が強くなり、胃がキリキリしてきました。
でも、もしかしたら膀胱がキリキリしていたのかもしれません。
腹部に刺激を与えないように気を付け、ある程度撮ったからとカメラも封印して、急いで歩きます。
帝釈山直下で待ち構える急な岩場登り。
フラフラするけれど、我慢我慢。
山頂でおにぎりを食べるか迷いましたが、その時間ももったいない。
少しでも早く、某所に駆け込まなければ!
そして、どうしてこう、急いでいるときに限って、行きに見逃した花を見つけるのか。今年初サンカヨウと初イワナシでした。
そしてさらに、どうしてこう、急いでいるときの景色って、こんなにキレイなのか!
ちょっと段差のある木道階段をドスンドスンと降りると刺激になるので、プルプルしながらもそろ〜っと歩いていきました。
ようやく辿り着いた登山口。
大惨事は免れ、すっきりしたところでお昼…と思ったのですが、なんとなくもうそんな気分でも無くて、食べずに檜枝岐の街に戻りました。
この日は車中泊ではなく、七入山荘へ。
山菜たっぷりのおいしい夕食を、満腹になるまで食べ、温泉で疲れを癒やし、布団でゆっくりと眠ることができたのでした。
ハラハラしました、大変でしたね
お疲れ様でした・・・
先日の浅草岳、雨ならここにしようと思っていたのでした。この山のイラストガイドもらいましたか。空撮写真、本当に高く平たい山頂に感動しました。秋もきっと素敵でしょうね。
七入山荘、今度泊まろうかなと思っていたのでナイスなタイミング。でこの翌日も山歩きしたのかな
おはようございます!
前回とはまた違う緊張感があった帰り道でした
そうそう、空撮写真の山容は見事ですよね!
大白森もこうなのかなぁ…と。
キンコウカの季節はとっても気になっていましたが、秋は金色の草原ですかねぇ。
七入山荘は、豪華さはありませんが、また泊まりたくなるところでしたよ
翌日は、ちょっとだけ歩いて写真タイムを楽しみました
冷や冷やしました。大変でしたね
我慢強いお方です
で、オサバグサ綺麗に咲いていて良かった
林道でコケイラン探しながら下ったのですが
見つけられず(咲いてなかったのね!)
時期が早くても遅くても
その時々に楽しませてくれるから山は良いですね
山頂のきれいなトイレに行けば良かったですね〜
雨さえなければ帝釈山からの展望は良かったはずですし
オサバグサも花が早く落ちる事もなかったでしょう
登山口は違っても
咲いているお花は似たようなものでしたね。
撮っている花も重なっていますが
撮影者のチョイスで美しく花が撮れています〜
雨のおかげで濡れた花が綺麗に見えます。
あのオサバグサの群生ポイントの雰囲気は屋久島に似ています。
何かが出てきそうな雰囲気〜
七入山荘の美味しい食事はまた食べに行きたくなります。
コシアブラと山ブドウとイワナのてんぷらホントに美味でした。
朝食はうちの娘ご飯二膳も食べて体が重くて山登るのも大変だったみたい
充実した時間をさらに虎毛の高層湿原でグレードアップしましょう
ドロドロに汚れるから土足厳禁なんでしょうけど‥登山靴は一度脱ぐと履くのがまた大変ですからね
お気持ちはよく解ります
最近、僕はこういう場面に出くわすと、靴をスーパーの袋で覆って歩いたりします。
急に雨が降り出したときも靴を脱ぐ事無く、レインウエアのズボンを履けますよ
Springさんは湿原が大きなテーマになりつつありますね。
大白森とか裏岩手の秘密の花園にも是非
こんばんは☆
コメントありがとうございました
ほんと、私も冷や汗もので…というのは、もう極限状態で鳥肌が立っていただけですが
オサバグサはこのぐらい見られて十分満足です!!
会う人達、皆、あのポスターは加工しているんじゃないかと言っていましたが(笑)
今年は5月に雪が降ったために、花があまり咲かなかったとも聞きました。
コケイランは偶然目に入りました。
普段から、山道はゆっくり花探ししながら運転しているのです。
あの林道を歩いてみるのもおもしろいなぁと思いました。
そうですね〜。行っておけばよかった!!
でも、なるべく山では出さないようにしたいですね。
梅雨時期だから仕方ありませんが、展望は秋に取っておいた方がいいでしょうね。
空気も澄んでいるし
登山口の大きな違いは、オサバグサですね
標高はだいぶ違うから、meikenさんたちは大変でしたね。
でも、湿原の花をたっぷり楽しむには、猿倉の方が良さそうですものね
雨の日は、お花がキレイに見えるのはいいのですが、撮る意欲が低下します
雫に光が当たるのもいいんですけどね〜
七入山荘の山菜づくし、よかったですね
あのご飯は美味しかった〜。
イワナ刺しも良かったですね
泥が付いていなければ、脱いでもいいんですけど…。
スーパーの袋ですね!
捻挫したときに、包帯取らずに入浴しようと、袋をかぶせていたことを思い出しました
ただ私の場合、スーパーの袋で覆った後に、すぐ地面に足をついてどろんこにしてしまいそうです
大白森は行きたいです。
なにぶん登りが好きじゃ無いものですから、平坦な湿原は楽しめます
山に行くときは出来るだけ荷物は少ない方が良いですね。この前須川岳、栗駒へ行くときも一眼2台は流石に嫌ですね。諦めました。
マクロでの撮影もしたいのですが、やはり標準ズームと望遠ズームの撮影が良いようですね。望遠ズームでもマクロらしき一応撮れますしね。
Springさんは一眼レフで撮ってるのでしょうか?
こんばんは
そうですね。レンズ交換が面倒でミラーレスとの2台態勢で登ることもありますが、最近はレンズ交換をすることにしています。
今回は、広角ズーム(16-50)と90マクロです。
場合によっては望遠の選択もありですが、最近はマクロ装着時には望遠から広角までをコンデジで撮っています。
写真の詳細情報を見ていただければ分かると思いますが、α77を持ち歩いています
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