八ヶ岳・赤岳PH (美濃戸口⇒地蔵尾根⇒文三郎尾根)
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- GPS
- 07:44
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
下山開始13:19⇒竜頭峰分岐13:23⇒キレット分岐13:34⇒文三郎尾根分岐13:41⇒行者小屋14:28(休憩20分)⇒ヘリポート14:55⇒南沢分岐16:09⇒やまのこ荘P16:15。(TL △0:44)
(TTL △0:55)
天候 | 朝・快晴。雲有り。北よりの風。昼過ぎから曇り。通り雨有り。 気温11〜18℃。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路はその逆。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に整備が行き届いていて、歩き易い状態のコース構成です。トラバースの雪渓。もう少し暑くなると踏み抜き有りのクレパス有りや、スノーブリッジには気をつけてください。 県界尾根のクサリも、使わなくとも登れますが、雨天時等の下りには注意が必要です。 頂上山荘からの最初の雪渓越えたハシゴの鉄パイプの手摺。見た目”番線で固定”されているように見えますが、全く固定知れていません。危なくパイプ共に後ろにひっくり返るところでした。(ひっくり返るとそこはノーガードの雪渓の急勾配。) 行者小屋からやまのこ荘までの登山道。ゲリラ雨等の時には完全に沢化する箇所多数あります。状況によりけりですが、強行する場合に注意が必要です。 集中力をモロに削ぐ、あのうざいアブもこの時期は羽化前と見えて6/23現在、殆ど居ません。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
1/12,500地形図 昔のエリアマップ
コンパス
保険証
飲料 2L
ティッシュ
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
時計
非常食
|
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共同装備 |
ファーストエイドキット
医薬品
デジカメ
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感想
東尾根のメジャールート美濃戸口からの入山になります。アプローチ長い上に見通しの効かない”樹林帯”は受け止めようによっては”美しい”とも”退屈”とも両方にもとれるのですが、今回はそこそこ走力もあることから”よく見る間”もなく、行者小屋へ。
そこから稜線までが実質上の”登り”で、OPとして県界尾根のクサリ・ハシゴを付けてみました。でもそこに思いもかけず雪渓が3箇所も残っていて、そこは未整備のノーガード・スノーブリッジ。ツボ足のみのノーストックです。
もし、滑ったら”ジ・エンド”。その部分が「今回の核心部」となってしまいました。
ここの”クサリ・ハシゴ”はそれなりの雰囲気有りの”楽しめる部類”ですので、ついてきたメンバーは良い感じであったと思います。
文三郎尾根の下りには、まだ雪道当時のクサリレベルになっていて、高さは2・3mの空中に這わせている状態。
山頂からの下りは、”高度感”というより”見通し”効く、ムードで阿弥陀・横・硫黄・天狗・蓼科山・遠方に浅間と見渡しながらラクラクと高度を落として、行者小屋まで。
ココで期待していたトマトの販売は”売り切れ”と悔しい思いをしながら”隊長のロープワークレクチャー”を聴き、またチャキチャキと降りきってやまのこ荘の駐車場へ。
今回最も盛り上がったのがPHの達成感も手伝っての気分の高揚さの中、”クルマの底を打たないようゲーム”でしたよ(笑)。
”日帰り山行”としては距離も・高度もそれなりに稼いで充実した内容で有りました。何よりこの時期は強敵の”アブ”があまり居ないのが、ものすごく嬉しかったです。
今度は「行者小屋ベースに阿弥陀〜天狗までの縦走」何てことも浮かびつつ「良い山は何時来ても良い。」と実直に思わせられた良い山行でした。
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