恵那山（黒井沢登山口Pよりピストン）

2013年06月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,309m
• 下り: 1,294m

コースタイム

06:13　沢入登山口P発
06:54　黒井沢休息所
07:52　野熊ノ池避難小屋　07:59
08:47　1992ピーク付近
09:22　水場　09:29
09:44　恵那山山頂小屋　09:49
10:01　恵那山山頂(三角点)　10:07
10:21　2191ピーク（最高点）
10:25　恵那山山頂小屋　10:54
11:35　1992ピーク付近
12:01　野熊ノ池　12:05
12:54　黒井沢休息所
13:23　黒井沢登山口P着

天候

晴れ　
日差しは強いが思ってたより気温が上がらず快適
黒井沢登山口　14℃
恵那山山頂　17℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒井沢登山口P利用
中津川IC下車、R363から分岐して林道を10kmほど走り、終点地ゲートの広場
簡易トイレ有り

※
林道は幅も狭く落石も多い、また樹林で覆われ薄暗い道
土砂災害で過去数年に渡り通行止めにもなったこともあるそうで、大雨や台風後には確認が必要です
中津川市HP交通規制（市道484号、恵那山林道で確認がとれます）
http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/tags/?tag=%E4%BA%A4%E9%80%9A%E8%A6%8F%E5%88%B6
6/10〜30まで通行止め看板が出てましたが、
工事によるものらしく日曜日は通行止め解除されてました

コース状況／危険箇所等

全体を通してキツイ登りはありません
1992ピークから恵那山をトラバースする道に木の根や岩が張り出しており
そこが多少通過しにくいです
山頂避難小屋からは恵那山神社の方面に山頂へと向かう標識がありますが、
最高点（ヤマレコ上での恵那山）は反対側の神坂峠方面へと向かった場所にあります
標識はなく北西方面が開けた社のある場所でした

また、黒井沢ルート途中に局地的多雨の場所と標識が有ります
枯れた沢や渡渉などにわか雨に遭遇したら危険？と思える箇所が数か所ありました

写真

6/23 6:11

黒井沢登山口
誰もいないルートかと思いきや…やはり百名山ですな
数組支度しており、車の数もそれなりにあります
簡易トイレも見えます

6/23 6:24

水量は豊富
下山後はこの沢に飛び込みたい気持にかられます(^_^;)

6/23 6:47

山頂への2/20、この後はこの標識が見当たらず

6/23 7:12

沢を何度か渡渉、その後に木橋も

6/23 7:12

なるほど豪雨地域らしいです…大雨にはこのルート要注意ですな

6/23 7:16

互いの標識が500m違います。山頂小屋と山頂との差ですね

6/23 7:24

ナメコみたいなきのこ

6/23 7:39

枯れた沢になってきた
そろそろ尾根に出る頃だが？

6/23 7:42

徐々に青空も見えてきましたよ

6/23 7:52

野熊ノ池避難小屋着
ベンチもありますが、休憩するならすぐ先にある野熊ノ池の方が良し

6/23 7:53

中はこじんまりとしてるが綺麗です

6/23 8:02

野熊ノ池
こちらの方が明るく、ベンチもあります

6/23 8:28

カラマツ林を超え、1992ピークへと向かう手前で眺望が良くなった

6/23 8:29

青い空！
これなら上での眺望もバッチリか！？と期待してました、この時は…

6/23 8:31

南ア！白根三山かな？？うーむ

6/23 8:32

悪沢〜赤石〜聖岳か？
反対側からは初めて見た

6/23 8:46

この辺りは初めてなので、どの山が見えてるのか不明

6/23 8:47

奥にちらりと見えるのが恵那山山頂っぽい

6/23 8:52

水場を目指す

6/23 9:11

緩いトラバースの登りですが、木あり岩ありで意外とてこずる

6/23 9:22

水場
たくさん出ておりました。冷たくておいしい

6/23 9:29

この水場からはあと少しで山頂小屋に

6/23 9:44

おっ？これが小屋か？
と思ったらトイレでした(-_-;)

6/23 9:49

こちらが本物の山頂小屋。屋根の上に見える岩場から景色が良いのか？人が入れ替わり状態

6/23 9:58

さて、三角点のある頂上を目指す

6/23 10:00

こんな神社もあり

6/23 10:01

着きました！が木々に囲まれてるなんて(/_;)

6/23 10:07

しかも虫が非常に多い(-_-;)
おっ、三角点だ

6/23 10:07

その先にやぐらがありました、が登ってみると周りの木々より低く眺望はなし…何のためにあるんだーー！

6/23 10:21

のでさっさと次を目指す
山頂小屋を挟んで反対側の2191ピークへ、最高点着

6/23 10:20

そこから少し先の神坂ルート方面
あちらのルートは眺望が良いとか

6/23 10:52

さて山頂小屋に戻る
ここも綺麗です

6/23 10:49

ここで昼食、冬の寒い日は大活躍しそうなストーブ薪があれば普通に使ってよいのかな？

6/23 10:54

小屋辺りの方が多少まし＞虫
何グループか外で食事されてました

6/23 11:44

眺望の良い場所より、ってか黒井沢ルートは眺望効く場所がここぐらいしかないです
南アのピーク達は雲の中

6/23 11:47

カラマツ帯に入り

6/23 12:01

野熊ノ池に戻って来た
広々とした場所にベンチあり

6/23 12:23

沢をズンズン下り

6/23 12:54

黒井沢の休息所まで降りてきた
ここも避難小屋としては使えるのかな？

6/23 13:05

その先林道になり

6/23 13:11

大した渡渉で無いけど、大雨後には危険な匂いがしますな

6/23 13:22

ゲート着、タクシーが一台待機
誰か呼んだらしい…ちなみにこの駐車場周辺は圏外でした

撮影機器：

Canon EOS Kiss X4 Canon

DMC-FT25 Panasonic

感想

ukysz_2

前日の入笠山下山後、さらに西方面へと向かう予定でしたが遠いのでサッサと諦め。
持っていた地図から行く先を決めます。
木曽駒エリアと御嶽エリアと持ち合わせており
恵那山と御嶽をどちらか悩んだ末に恵那山に選択です（木曽駒？それは(ΦωΦ)フフフ…）
神坂ルートが一番良さげで、早めに下山出来たらもう一山行けるかな？
ですが想定コースタイムを見ると意外と掛かることに気づき、
それだったら下から登れる黒井沢ルートほうが良いや！とさらに変更。

さて、23日早朝薄暗ーい林道をひたすら走り（早朝だけに余計に暗い）、
（こんな場所は誰もこないんじゃないの？）
と不安になりながら駐車場へとたどり着けば1台ほど先行の車が停まってました。
ほっと一息したら急に眠くなり、少しばかり仮眠(-_-)Zzz
ザワザワ声にハッと目を覚ませばいつの間にか車が数台増えており、
さらに6人ぐらいのグループが支度している途中ではありませんか。
（さすが百名山だ！）
と妙に感心し、自分も急いで支度をして出発します。

黒井沢ルート、沢沿いに緩く登れば野熊ノ池にある避難小屋へ。
避難小屋にベンチもありますが、少し遅れてきたグループはその先の池にベンチがあることを
知っている様子で避難小屋をスルーし先に進んでいます。
後から野熊ノ池に行くと…確かにこちらの方が明るくて良い。
さすがに熟知している人は違います。

ここまで急登もほぼ無いのでちょうど良いくらい、
昨日と比べると心なしか身体への負担も楽でした。

その先、唐松林を過ぎて明るい尾根上に出ると一気に周りが開けます。
東〜南方面が良く見え、東に目を向ければ南アルプスがずどーんと横たわってるがの見えます。
うっすらなので綺麗に見える！とまで行きませんが、西の方面から南アルプスを見たのは初めて。
虫が多いのには辟易しましたが、それでも時々振り返りながら南アルプスを堪能させてもらいました。

が、ドキドキワクワクしたのはここまで。
恵那山のトラバースは樹林帯で仕方ないとしても、
避難小屋から山頂までも樹林帯、しかも三角点のある山頂が何も眺望が無いのには少しがっくし。
頂上にやぐらの展望台のようなもの(!?)が有ったので、これは？
とためしに登ってみるとさらにがっくり...何も見えないなんて。
虫も多いので早々に退散します。
さて、今回の恵那山は山頂が二か所あるのを地図で気付いたので、
前回の櫛形山のような失敗は致しませんぬ。
山頂避難小屋の先に最高点があり、そこを目指します。
ここかなぁ？と思った場所で、先に居た方から『ここが本当の恵那山山頂だよ』
と教えて頂きました。
なるほど、ここが最高点か！
でも…社があるだけで目立った標識もない。
何というかあっけない恵那山山頂となりました。

さて、お昼時だけど外で食べるのには虫が多くて嫌な感じ。
ということで山頂小屋の中にお邪魔しました。
数人おり、端のベンチに腰掛けておにぎりタイム。
途中で出会った人も居たので会話に少し混ぜてもらいます。
「千葉県から来ました」
と告げれば、わざわざ遠くから来たんだねぇ〜と少しびっくり様子です。
そして恵那山のルートについてトークが交わされたのでフムフムと聞きます。
「神坂峠からは眺望も良いけど登り返しがあるので意外とキツイよ〜」
なるほど確かに距離も有りますね
「広河原峠からはあっという間に到着するが人は多い、けどこのコースのおススメの時期は12月」
「さほど雪も深くなく、けどクリスマスツリーのような中も歩けるので最高♪」
ほうほう、そんな話を聞くと再訪したくなっちゃいます( ^^)v

ちなみに黒井沢ルートは中津川市の方がボランティアで笹狩りとかコース整備をしており、
中津川市としてはこちらを出来るだけ歩いて下さいね！と宣伝(!?)しているようでした。
（ちなみに帰宅後に調べてみたら、黒井沢ルートはかの深田先生が歩かれたルートのようですね
その後林道が数年通行止めになって広河原ルートからが増えたとか、前宮ルートも復活させたとか…）

黒井沢ルートの恵那山、眺望も少なく何だか印象の薄い山のイメージになるところでしたが、
小屋の中でのお話させて頂いた経緯もあり、再訪は間違いないですねぇ〜
神坂峠ルートより、クリスマスツリー＠広河原がとても気にっております。
（厳冬期はどうでしょう？と聞いたら、着雪が少ない12月がおススメとの事でした）

コメント

Horumon

（ ＾ω＾）おっ 恵那山まで(ﾟдﾟ)！
入笠山の翌日は恵那山まで足を伸ばされましたかっ！
最近は土日連登が当り前のようになってきましたね|дﾟ)ﾁﾗｯ
遠方まで大変お疲れさまでした。

当方昨年秋に、登り：広河原ルート、下り：神坂峠ルートでお邪魔しました。
広河原ルートは単調でイマイチ、神坂峠ルートはアップダウンが
きついが恵那山を見ながら登れる唯一のコース！とのことで
登りに使いたかったのですが登山口を間違えて上記周回となりました(;´д｀)ﾄﾎﾎ…
黒井沢ルートは知識ゼロでございます|дﾟ)ﾁﾗｯ

恵那山は避難小屋はキレイだし地元の方から愛されてる感
タップリのお山ですよね。
いつかはロングの前坂ルートを歩いてみたいな、と思いつつ(´ε｀；)ｳｰﾝ…

今回は最高点バッチ(　´∀｀)bｸﾞｯ!
当方は下山してヤマレコ見るまで最高点が違うことを
知りませんでしたがルート取りで助かりました（；^ω^）

ukysz_2

恵那山でした
遠くに行ったらもうひと山！と気力と体力がある時は出来るだけ連登するようにしてます
こんにちは、Horumonさん。
コメントありがとうございます

本当はもう少し先のとある山まで行こうとしてました。
けど、遠い…しかも翌日の帰りが大変
急遽、恵那山です（恵那山も千葉からは遠いですけどね(-_-;)）

Horumonさん達のように当初は神坂峠へと向かおうとナビセット。
ナビでは飯田山本ICで降りて長野県側から神坂峠へのルート
『あれ？長野県側から登れないんじゃね？』
と知っていたので最初から中津川IC下車一択でした(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…
神坂峠の駐車スペースが不明だったのも黒井沢に変更した理由のひとつですが。
他のルートも気になりますが、まずは積雪期の広河原ルートで

地元から愛されてる山＞恵那山
そうですね、避難小屋でお話させて頂いたお二方からもルート解説ありの〜で
それはひしひしと感じました

前回の櫛形山での失敗をいかせました＞最高点
恵那山の標高は2191m…頭の片隅に入ってたので助かりました。
ま、事前下見は必要ということで （当たり前か ）

pippi

フットワーク軽いですね(^^)
ukkyさん、こんにちは

もう次のお山の計画をたてている頃かと思いますが、そんな時に
遅ればせながらコメントしちゃってスミマセン
入笠山 の翌日には恵那山！
次はどこに出掛けるのか？？私の予想を遥かに飛び越してしまうので、
意表を突かれる所が、毎回楽しみのひとつとなっております(^^)
そしていつも凄い距離 同じ千葉県人としましては、見習わなくてはと思うところです ε=

それにしてもukkyさん、深田先生と何気に縁がありますね
私はちっとも被るところがなく…あっラクなルートばかりだからでした(^^;)
恵那山、コースによって大分印象が変わりそう…
>クリスマスツリー＠広河原
見てみたいですね

ukysz_2

こんばんは〜pippiさん
8年越しの富士山登頂おめでとうございます。
ついに？ようやく？日本の最高点まで
そういや自分は剣ヶ峰の先端へは未踏でした。

コメントありがとうございます。
遅コメでも大大大歓迎です
単独で登って運転して帰る、日帰りだと大変なので少しでも負担が減るセットで〜と
やっとりますが、夏の車中泊は寝苦しそうでこれからの時期は躊躇しそうです

今回は深田ルートでしたが、恵那山に限っていえば他のルートをお勧めします(^_^;)
神坂峠からのルートが一番良さそうかと？
クリスマスツリーも気になります

>>もう次のお山の計画をたてている頃かと思いますが
今週は土曜が仕事もあり家でまったりしてました。
そして梅雨明け宣言！
来週の三連休はどこも混みそうですね！
pippiさんもどこか遠征とか計画されてるのでしょうかね ？