頸城駒ヶ岳
- GPS
- 03:51
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 1,086m
- 下り
- 456m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場は注意だが特別危険なところはなかった |
写真
感想
天気予報のあまり良くない日が続きあまり期待していなかった日曜日。ゆっくりと天気が回復ということでゆっくりと出発。雨の中、頸城駒ヶ岳(別名:海谷駒ヶ岳)へ向けて車を走らせ登山口に着いたのは8時過ぎ。
登山口には小屋とトイレと水場とあるという情報があったが小屋はボロボロ、水場はなしという状況だった。期待して水を持ってきていなかったのでちょっとショック。しかし途中水場が数カ所有りそこで汲めるだろうと思い歩き出す。ま、水を汲めなければ下山だ…。歩き出すときには雨が上がっているばかりでなく晴れ間も。あまり早く晴れても蒸し暑くなるので困ったものである。小屋のところからほんの少し降りたところから山に分け入る。序盤はゆるやかに登っていく。濃い緑の森の中気持ちいいが展望はない。30分ほどで最初の水場。駒清水だ。流れは少ないが充分汲める量はある。しっかりと給水して再び歩きだす。斜度はやや急になり汗が流れる。時折木の間からは岩壁が見え、だんだん近づくのが実感できるだろう。30分ほど歩くと水の流れに出会う。一応ここも水場になっているようだ。沢の流れをそのまま汲む形なのであまり飲みたいとは思わないかもしれない。
もう一息急な斜面を登ると岩壁の直下に立つ。展望は開けて一気に登ってきたのを実感できるだろう。岩壁に沿いトラバースをして進む。岩登りにはよさそうだがあまり跡がなかった。登山道が真下にあるからであろうか。トラバースも徐々に急な上りになりオーバーハングの岩をくぐるバンドと呼ばれるところに入る。ちょっと圧迫感はあるが割と涼しく快適だったりする。バンドを抜けるとまだ急な斜面が続く。登りきれば尾根上の展望台に出る。展望台といっても岩の上のスペースで決して広くはない。そこからは斜度は緩み尾根歩きとなる。1500mに満たない山だがこの先いくつか雪の上を歩く箇所がある。ルートを見失わないよう進もう。ゆるく登って海谷からの道と合流するとすぐ先に山頂がある。
山頂は10人くらい休めるだろうか。標識と祠があり壊れそうなベンチがある。ちなみに最高点は隣の東峰であるが三角点はこっちの西峰にある。天候が良ければ東峰に行こうと思っていたが視界が悪くなり始めていたので今回は諦める。山頂では今回の楽しみ、昼食である。作ってきたおにぎりと岩塩プレートで焼肉である。時間的に余裕のある時しかできないので存分に楽しむ。食後のコーヒーも忘れてはいけない。豆とフィルターと持ってきたがドリッパーを忘れてきたことに気づく…。湯を沸かしながら考えカラビナにフィルターを絡ませ何とか入れることができた。まさかこんなことにカラビナが使えるとは思ってもいなかった。そんなこんなでのんびりしていると山頂では3組くらいの登山客と会う。ほとんどが海谷から登っているらしい。
ゆっくりしたら下山。とにかく急なところが続くので慎重に。ロープなど多くあるので必要に応じて使おう。展望台から見えた山々は雲に隠れていた。どんどん下り2時間足らずで登山口まで着けた。はっきり言ってこの急な下りは好きになれないだろう。上の水場あたりに岩に挟まれた綺麗な場所を通るルートを発見した。ま、歩きにくいところを通らなきゃいけないが。思ったよりも楽しめた登山になった。下山後は車で林道を下るが行きとは違う道で距離は短い方を通ったらかなり急だった。パワーのない車は登るのが辛いだろう斜面だ。 根知谷まで下り塩の道温泉で汗を流して帰路についた。
岩の目立つ頸城駒ヶ岳である。急な斜面は多いが変化に富み面白いところである。今度は海谷側から。そして鋸岳方面への縦走。雨飾山まで行っても面白いだろうと思った。急な斜面で決して歩きやすくはないが、全体的にとても整備されている感じだった。ロープの多さは急な場所の多い証拠だろう。たぶん整備されていなかったらとても歩きにくい山になるだろう。木々の多い山で森の中を歩く感じがとてもいい場所でもあるが岩壁付近はもろに岩の迫力を感じることだろう。
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