大雪山系ニペソツ山

2013年06月24日(月) ~ 2013年06月25日(火)

• GPS: 11:22
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,505m
• 下り: 1,493m

コースタイム

6月24日(月)午後札幌出発。16の沢コース杉沢出合登山口車中泊。

6月25日(火)
5:00杉沢出合登山口(16の沢コース)‐8:10小天狗平‐10:15ニペソツ山山頂10:50‐12:25小天狗平12:40‐15:15杉沢出合登山口。

歩行距離15km・所要時間10時間15分・歩数33,600歩。

天候

晴れのち曇り。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口に駐車スペース、トイレ、登山ポストあり。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは林道入口すぐと、登山口にそれぞれある。
登山ルートの数か所に雪渓が残っているため夏道が不明の場所もあるが、視界は良くトレースも残っていたので方向に迷うことはなかった(条件次第では要注意)。
天狗のコルから先に数か所、急傾斜の沢に落ち込む細い尾根道があるので要注意。

写真

6/24 18:02

前夜泊した杉沢出合登山口に他車はなく貸切だった。

6/25 5:00

4時半頃、姫路ナンバーの平均年齢75歳男性4人グループが到着、あっという間にスタートして行った。小生はトイレを済ませて5時スタート。

6/25 5:01

まずはこの濡れた丸木橋を慎重に渡り、すぐに急登に取り付くが、間もなく樹林の緩やかな歩きになる。

6/25 5:37

30分ほっどで姫路グループに追い付いたが、案外軽装で、天候次第でまだ冬に戻る北海道のこの時期に大丈夫か？と思ってしまった。

6/25 5:52

彼らに聞くと、北海道の百名山は登ったそうで、一応は様子を知っているようだが…

6/25 6:06

1時間半ほど登ると残雪が現われるが、歩行に支障はなかった。

6/25 6:23

やがて前方の視界が開けて気持ちが弾む。

6/25 6:34

登山道の笹刈が行われたばかりのようで、有難い。

6/25 6:36

樹林帯を抜けると良い眺めが楽しめる。

6/25 6:42

6/25 6:46

このルート唯一の岩場。行きは上を乗り越え、帰りは中段をトラバース。大したことはないが高所恐怖症気味の身としてはそれなりに緊張する。

6/25 6:56

そこを過ぎると大きな雪渓渡りが待っている。持参した軽アイゼンは最後まで使わずに済んだ。

6/25 7:20

そこを過ぎると低灌木帯を潜るように進む。

6/25 7:25

やがて森林限界を超えて這い松帯に。

6/25 7:26

そして岩ゴロ帯。ここでは天然記念物のナキウサギの声と運が良ければ姿を見ることが出来るが、今回は無し。

6/25 7:38

青空が気持ち良い。

6/25 7:40

この辺りから花が増えて、

6/25 7:52

一面花畑の連続になる。

6/25 7:53

6/25 7:53

6/25 7:54

快晴とはいかず雲がかかっているが、高山の雰囲気十分。

6/25 7:55

6/25 7:59

6/25 8:05

6/25 8:08

小天狗平手前。

6/25 8:09

ここに登りつくと、

6/25 8:12

前方にニペソツの雄姿が目に飛び込んでくる。

6/25 8:14

ズーム。

6/25 8:14

さらにズーム。

6/25 8:24

いつ見ても、何度見ても、この姿には惚れ惚れする。

6/25 8:33

ここから一旦大きく下って何度か登り返しになるが、花が疲れを束の間忘れさせてくれる。

6/25 8:37

6/25 8:38

6/25 8:39

6/25 8:40

コンデジのセッティングが悪いのか、白い花色が滲んでしまう。

6/25 8:41

ちょっと赤味がかったキバナシャクナゲはまあまあの写りかな。

6/25 8:41

6/25 8:45

6/25 8:47

6/25 8:47

前方のニペ山頂に見とれながら進む。

6/25 8:49

6/25 8:51

6/25 8:54

6/25 8:59

6/25 9:01

6/25 9:06

6/25 9:07

6/25 9:08

6/25 9:10

天狗岳を越えるといよいよニペの急登りが迫ってくる。

6/25 9:11

待望のツクモグサがまだ咲き残っていた！！。ほとんど諦めながらもかすかな望みを持ってきたので、非常に嬉しい。

6/25 9:15

コマクサも。

6/25 9:16

6/25 9:19

いよいよ山頂まで1km。ここからがきつい急登り。山頂に時々ガスがかかり始めた。

6/25 9:27

6/25 9:28

6/25 9:29

6/25 9:35

6/25 9:36

二か所ほど、狭い尾根道から左側に急傾斜の沢が落ち込んでいるので慎重に登る。

6/25 9:48

6/25 9:53

6/25 9:55

6/25 9:55

6/25 9:57

6/25 9:57

6/25 9:57

6/25 9:59

6/25 10:00

6/25 10:05

少しずつガスが濃くなってきた。

6/25 10:08

その分、涼しくて助かるが、

6/25 10:10

展望は望めないかも。

6/25 10:14

どうやら山頂標が見えてきた。

6/25 10:18

スタートから5時間ほどで山頂着。今年の標高年の山ということで設置したのか、この標識、新しい。

6/25 10:21

山頂貸切につき、セルフタイマー。

6/25 10:28

展望はないが、登れただけでも満足。

6/25 10:32

30分ほど休んで下山開始。

6/25 10:53

曇り時々ガス。

6/25 10:55

下り始めて間もなく、単独男性が登ってきて、その後10人ほどとスライド。

6/25 10:57

姫路グループも1時間ほど遅れてスライド。

6/25 11:15

6/25 11:23

山の花は全て好きだが、ゴゼンタチバナは中でも特に好きな種類のひとつ。

6/25 11:25

またあの稜線を登り返して戻る。

6/25 11:25

展望はこの程度だが、不満はない。

6/25 11:30

6/25 11:34

再度ツクモグサを愛でて、またきつい登り返しに取り掛かる。

6/25 11:43

山頂方向を振り返っても、ガスの中に隠れたまま。

6/25 11:49

6/25 11:51

6/25 11:59

6/25 12:03

6/25 12:19

6/25 12:21

小天狗平に戻り、

6/25 12:30

ここがニペの見納めになるが、残念ながらガスの中。

6/25 12:45

小大福餅を食べて下り再開。

6/25 12:54

6/25 13:07

6/25 13:14

6/25 13:21

6/25 13:24

6/25 13:42

6/25 13:43

6/25 13:46

岩場をトラバースして振り返って見たところ。下段に足幅のテラスがあるので渡り易い。

6/25 13:49

6/25 13:50

登りは樹林帯の中の夏道を抜けたが、下りはその横の谷側の雪渓を下った。スリップしたら危険だが雪は柔らかく、キックを利かせて下ると問題ない。

6/25 15:02

6/25 15:07

6/25 15:09

山頂から4時間半ほど、脚がかなり疲れてきたが、沢音が聞こえてきたら登山口は近い。

6/25 15:11

終点の丸木橋の傍で汗を拭いていた道外から来た同年代男性、なんとパンツまで下ろして、有無を言わさず小生にダニの目視検査を迫ってきた。小生、これまで山でいろんな人物に出逢ってきたが・・・・・

6/25 16:12

三国峠から振り返ると、薄い雲の中にニペが姿を見せていた。ソフトクリーム300円也を食べてから層雲峡温泉に向かう。

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

umetomosan

中々都合がつかなかったが、それでもどうやら今年もニペソツに行くことが出来た。

今年は雪が多かったが、それでも昨年よりほぼひと月遅れなので、たぶんツクモグサは咲き終わっているだろうと思っていたが、嬉しいことにまだ少し咲き残っていたのはなによりだった。

また山頂はガスで展望はほとんどなかったが、登りの絶景ポイントの小天狗平でニペソツの姿を眺めることが出来、また他の花も多数咲いていて、十分満足できた。

コメント

masai

初めまして。
初めまして。masaiと申します。
私も今度の日曜日(30日)に、ニペソツ山に登る予定なので、大変参考になりました。

それにしても、ダニの目視検査を迫ってくるとは、いろいろな人がいるものですね(笑)
私もダニには気を付けたいと思います。

jiji

やっぱり違いますね〜 ^^v
umetomosanさん、またまたお早うございます
去年歩いた大雪を思い出す風景ですね
流石、北海道の山！
こんな写真を見たら、お尻がムズムズしてきました
でも中々そちらには…

umetomosan

masaiさん、こんにちは。
今のところ３０日の天気予報は良いようですから、楽しみですね。

どうぞお気をつけて北海道と、ニペソツを楽しんでください。

今回幸い私はダニは大丈夫でした

umetomosan

JIJIさん、おはようございます。
私も山はどこでもいいな、と思いますが、とりわけ大雪はいい山だと、つくずく思います。

また再度の北海道遠征が実現するといいですね。
baba様と一層仲良くされて、実現に近づいてください

silverstar

ｕｍｅｔｏｍｏｓａｎさん、こんばんは。
さすが北海道の山、すばらしいです。

ニペソツ山頂の写真を見ると少し太られたような気がしますが・・・。
ともあれ、十分満足の山行で良かったですね。

では、又。

umetomosan

silverstarさん、おはようございます。
≪少し太られたような気がしますが・・・≫
そうでしょうか、実際にはさほど変わってはいませんが、ただこのところ町内会関係のデスクワーク？が増えて、体に弛みが出てきたのかも知れません

silverstarさんの方はいかがでしょうか？
多忙が続いているようですが、また楽しいレコを期待しています。