鋸山（長陵尾根コース）

2013年06月26日(水) [日帰り]

• GPS: 03:11
• 距離: 5.7km
• 登り: 662m
• 下り: 676m

コースタイム

14:45 駐車場−15:00 烏滝−15:05 花立コース長陵尾根コース分岐−15:50 長陵尾根標識−16:30 鋸山山頂−17:05 長陵尾根標識の上通過−17:18 尾根ピーク538M−17:53 駐車場

天候

小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

花立峠登山口駐車場： 30台ほど駐車可

コース状況／危険箇所等

■花立コース−長稜尾根コース−鋸山山頂

長陵尾根コースはれっきとした夏道だ。
しかし、花立コースからの分岐点に標識はない。
烏滝を通過して5分足らずのところに、杉林に入っていく踏み跡がある。

途中までは、烏滝上流の沢に沿って歩く。
沢を離れるところには赤テープの目印がある。
それまでは沢の本流を選んでさかのぼっていけばよい。
慎重に歩くかぎり危険箇所はない。
靴もほとんど濡らさずにすんだ。
大雨の日に入らない方がいいことはいうまでもない。

沢を離れると、踏み跡が夏草におおわれているところが多くなる。
刈り払いは頻繁にはおこなわれていないようだ。
踏み跡を見失ったらすぐ確実なところまで戻ること。
夏草の下にはしっかりした踏み跡がかならずある。

鋸山山頂と尾根ピーク538Mを結ぶ尾根に出る手前の木に、「長陵尾根」と書かれた標識が取りつけられている。
この付近に水場があるらしいが、気がつかなかった。

尾根に出てから頂上までの登りはかなり急だ。
そこがしばしば夏草で足下がまったく見えなかった。
これは下りで特に危険だ。
ただし、近々刈払いがおこなわれることは期待してよさそう。

■鋸山山頂−尾根ピーク538M−駐車場

山頂の北側数メートルのところに、尾根ピーク538M方面に下りる踏み跡がある。
分岐の標識はない。
しばらくはかなりの急坂なので、ゆっくり慎重に下ろう。

「長陵尾根」の標識の木を下に見て通過すると、その先の尾根道が刈払いされていた。
下から刈払いをしてきて、そのあたりまで作業がおわったということなのだろう。
おかげで駐車場までスムーズに下ることができた。

頂上直下の急坂をすぎれば、危険箇所はない。
それでも、初めてだと迷うところがあるかもしれない。
万一に備えてビバークの装備があると安心だ。

全コースを通じて、「ホウ、ホウ」などと大きな声を出しながら歩いた。
こちらの通行をクマに知らせるためだ。
「ホウ、ホウ」というのは、ヤマバトのまねをしていたものだ。
人に聞かれたらとても恥ずかしいが、さいわい誰にも行き会わなかった。

ファイル

13062615.png

天気図2013年6月26日15時
（更新時刻：2013/06/27 08:17）

写真

分岐点の先からふりかえる。長稜尾根コースは右の踏み跡にはいる。

踏み跡がカヤにおおいつくされるのは時間の問題か。

「長稜尾根」という標識のかかった木。長稜尾根コースの標識はこれだけ。

見晴らしのない鋸山山頂。

装備

個人装備

ザック

30L

地図コンパス

電子国土

腕時計

高度計

GPS

etrex20

デジタルカメラ

行動食

トレッキングポール

1

レインウェア

ツェルト

シュラフカバー

ヘッドランプ

予備電池

救急用品

コムレケアなど

ホイッスル

ナイフ

細引き

非常食

水

1.5L

感想

shiremono

午後から時間ができたので鋸山へ。
以前、ルート図を適当に記入したらまちがっていた。
それを修正するのに、尾根ピーク538Mから花立口駐車場までのGPSトラックを記録するのが目的。
天気はよくないが、最近経験していない雨天行動の練習だと自分に言いきかせる。
暑くなくてむしろよかったくらいだ。

花立口から登りはじめたら、かねて気になっていた長陵尾根コースの踏み跡をみつけた。
期待した通りのすばらしいコースだったが、私の写真ではその魅力を伝えられないのが残念だ。
それにしても、どうして標識がないのか。
十分に整備されるまで一般のハイカーが入り込まないようにしているのだろうか。

長陵尾根コースのことは、次の記事で知った。
[url=http://blog.goo.ne.jp/iide3/e/cd480516c6c6ad67cdd10a0c621c3ab7
]鋸山の新しい登山道（2006年09月20日 さすらい人の独り言）[/url]
[url=http://anineco.org/100613.html
]鋸山（2010年6月13日 あにねこ登山日誌）[/url]