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Yamareco

記録ID: 3142636
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

三本杭 滑床渓谷から周回

2021年05月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:27
距離
9.7km
登り
897m
下り
900m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:19
休憩
0:09
合計
3:28
5:06
59
スタート地点
6:05
6:06
30
6:36
6:36
9
6:45
6:48
6
6:54
6:54
9
7:03
7:03
31
7:34
7:34
38
8:12
8:16
14
8:30
8:31
3
8:34
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滑床渓谷万年橋の上にある無料駐車場車中泊。10数台程度。トイレあり。スマホ電波良好(ドコモ)。下にももう少し広い駐車場有。ここまでの林道は比較的広くて安全。
コース状況/
危険箇所等
※前日に一時的に激しい雷雨となった後の状況である。
・尾根から登り、滑床を下る右回りコースをとった。
・御祝山までの尾根道は急登もあるが、とても歩きやすく危険個所はほとんどない道だった。
・御祝山から先はほぼ平坦で、シャクナゲの大群落の中を行く。ちょうど満開で素晴らしいタイミングだった。
・山頂部はアセビの群落を抜けると低い笹原となっており展望が開け海が見える。
・奥千畳までは沢を左に見ながら並行して歩きやすい道を下っていく。時折左斜面から流れ込む小さな沢を横断するが水量は多くはなかった。ただ、岩が滑りやすいので慎重にわたる必要がある。靴はさほど濡れない。
・奥千畳でメインの滑床に合流。ここからも沢を左手に見て並行して進んでいくが、先ほどよりもより大きな沢を横断する。ロープがあるがあまりあてにならない上に、かなり滑りやすい場所が多かったように思う。靴がやや浸水した。基本的に遊歩道になっており、沢に降りて川原を歩くような場所はほとんどないが、一部崩壊している場所もあった。
・雪輪の滝からゴールの万年橋までは道は良くなるが滑りやすいことに変わりがない。
その他周辺情報 道の駅うわじま きさいや広場。海鮮丼などがお手頃で食べられる。
宇和島城 残念ながら現存天守は営業中止中で見学できず。本丸など城郭は散策できる。眺めよし。
万年橋上の駐車場。今日は午後から天気が下り坂とのことで出発を早めた。空にはすでに雲があった。
2021年05月02日 05:00撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 5:00
万年橋上の駐車場。今日は午後から天気が下り坂とのことで出発を早めた。空にはすでに雲があった。
滑床渓谷の水量が気になる。昨日日没後、谷筋から下山した人によると、昨日は雷雨がすごかったとのこと。でも何とか下山できたことを考えると水量は問題ない程度なのか。
2021年05月02日 05:01撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 5:01
滑床渓谷の水量が気になる。昨日日没後、谷筋から下山した人によると、昨日は雷雨がすごかったとのこと。でも何とか下山できたことを考えると水量は問題ない程度なのか。
登山口出発写真。この時点では安全第一で尾根道を往復するつもりだったが。
2021年05月02日 05:02撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 5:02
登山口出発写真。この時点では安全第一で尾根道を往復するつもりだったが。
う回路があるが分かりやすい。
2021年05月02日 05:29撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 5:29
う回路があるが分かりやすい。
シャクナゲの大群落の中を進む。昨日の暴風雨にもかかわらず満開である。ピンボケ、手振れ写真しかないが雰囲気が伝われば。
2021年05月02日 06:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/2 6:03
シャクナゲの大群落の中を進む。昨日の暴風雨にもかかわらず満開である。ピンボケ、手振れ写真しかないが雰囲気が伝われば。
2021年05月02日 06:20撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:20
2021年05月02日 06:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/2 6:22
昨日の暴風雨でかなり散ってもなお十分な花の量。
2021年05月02日 06:26撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:26
昨日の暴風雨でかなり散ってもなお十分な花の量。
2021年05月02日 06:26撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:26
2021年05月02日 06:27撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:27
2021年05月02日 06:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/2 6:27
アセビのトンネルを抜けると。
2021年05月02日 06:36撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:36
アセビのトンネルを抜けると。
展望が開け。
2021年05月02日 06:37撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:37
展望が開け。
最後の登り。
2021年05月02日 06:39撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:39
最後の登り。
防護フェンスは最近どこにでもある。鹿の食害から植生を守るため。開け方が分からなくて右下の枠の網が開いたのでそこから通過した。帰りに普通に全体が開くことが判明。雷注意とある。
2021年05月02日 06:40撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:40
防護フェンスは最近どこにでもある。鹿の食害から植生を守るため。開け方が分からなくて右下の枠の網が開いたのでそこから通過した。帰りに普通に全体が開くことが判明。雷注意とある。
ここは扉の形式が変わっているのも見どころか。
2021年05月02日 06:41撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:41
ここは扉の形式が変わっているのも見どころか。
2021年05月02日 06:45撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:45
登頂。山頂は笹で覆われていて展望が効く。さあどうする。まだ時間が早い。ピストンのつもりだったが、このまま下るのはあまりにもつまらない。滑床に行きたくなった。
2021年05月02日 06:46撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:46
登頂。山頂は笹で覆われていて展望が効く。さあどうする。まだ時間が早い。ピストンのつもりだったが、このまま下るのはあまりにもつまらない。滑床に行きたくなった。
以外にも海が見えた。宇和島の町からこの山頂が見えるかもしれない。空には暗雲が漂っているがすぐに雨になる様子はない。しかし、雷が怖いのでさっさと決断。
2021年05月02日 06:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/2 6:47
以外にも海が見えた。宇和島の町からこの山頂が見えるかもしれない。空には暗雲が漂っているがすぐに雨になる様子はない。しかし、雷が怖いのでさっさと決断。
2021年05月02日 06:55撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:55
やはり滑床ルートをとることにした。徒渉困難だったら戻ってこればいい。良い道。
2021年05月02日 06:58撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 6:58
やはり滑床ルートをとることにした。徒渉困難だったら戻ってこればいい。良い道。
熊のコル。ニノ俣を下る。
2021年05月02日 07:04撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:04
熊のコル。ニノ俣を下る。
苔むす道。
2021年05月02日 07:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/2 7:06
苔むす道。
沢の渡渉。楽勝だが滑りやすい。
2021年05月02日 07:14撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:14
沢の渡渉。楽勝だが滑りやすい。
ここも。
2021年05月02日 07:24撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:24
ここも。
一部崩壊も問題なし。登山者が登ってきて安心感が増す。無事に下れそうだ。
2021年05月02日 07:30撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:30
一部崩壊も問題なし。登山者が登ってきて安心感が増す。無事に下れそうだ。
奥千畳で滑床の本流と合流
2021年05月02日 07:35撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:35
奥千畳で滑床の本流と合流
道は一部荒れているが、基本的に遊歩道の作りとなっている。
2021年05月02日 07:40撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:40
道は一部荒れているが、基本的に遊歩道の作りとなっている。
しかし、非常に滑りやすくなっており、慎重さが要求される。
2021年05月02日 07:40撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:40
しかし、非常に滑りやすくなっており、慎重さが要求される。
こういうところも、ロープがあるからといって無理してコケぬるぬるの場所を渡るのではく、無視して下に降りたほうが賢明である。
2021年05月02日 07:42撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:42
こういうところも、ロープがあるからといって無理してコケぬるぬるの場所を渡るのではく、無視して下に降りたほうが賢明である。
これは一番大きな三ノ俣の渡渉だったか。写真を撮ろうと歩いていたらすっころんだ。大事には至らなかったが、右ひざを少しひねって、尻が水たまりで濡れた。スマホは死守。
2021年05月02日 07:46撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:46
これは一番大きな三ノ俣の渡渉だったか。写真を撮ろうと歩いていたらすっころんだ。大事には至らなかったが、右ひざを少しひねって、尻が水たまりで濡れた。スマホは死守。
油断は禁物だ。いや油断していたつもりはなかったが。気が付いたら転んでいた。写真を撮るのか歩くのかはっきりさせなければいけない。濡れた岩と乾いた岩のミックス帯が罠だったのだ。
2021年05月02日 07:47撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:47
油断は禁物だ。いや油断していたつもりはなかったが。気が付いたら転んでいた。写真を撮るのか歩くのかはっきりさせなければいけない。濡れた岩と乾いた岩のミックス帯が罠だったのだ。
しかし、景観はどこも素晴らしい。夏は気持ちよく遊べそうだ。
2021年05月02日 07:49撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:49
しかし、景観はどこも素晴らしい。夏は気持ちよく遊べそうだ。
対岸にあるはずの滑床小屋は歩道からは確認できなかった。何かを建設中のようにも見えたので建て替え中なのかもしれない。
2021年05月02日 07:54撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:54
対岸にあるはずの滑床小屋は歩道からは確認できなかった。何かを建設中のようにも見えたので建て替え中なのかもしれない。
2021年05月02日 07:55撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:55
山頂に直登するコース。悪路とあっても通行止めではないところが憎い。
2021年05月02日 07:56撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:56
山頂に直登するコース。悪路とあっても通行止めではないところが憎い。
2021年05月02日 07:59撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 7:59
2021年05月02日 08:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/2 8:05
こちらも悪路。
2021年05月02日 08:12撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 8:12
こちらも悪路。
橋を渡ると、、、。
2021年05月02日 08:12撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 8:12
橋を渡ると、、、。
突如素晴らしい滝つぼが現れた。岩の割れ目から猛烈な勢いで水が吹き込んでおり、巨岩を内側から丸く削っている。窯の底のような滝つぼはジャグジーのように水流が複雑に渦巻いており、落ちたら浮いてくることは困難そうだった。思わず動画を撮影。
2021年05月02日 08:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/2 8:13
突如素晴らしい滝つぼが現れた。岩の割れ目から猛烈な勢いで水が吹き込んでおり、巨岩を内側から丸く削っている。窯の底のような滝つぼはジャグジーのように水流が複雑に渦巻いており、落ちたら浮いてくることは困難そうだった。思わず動画を撮影。
すぐ隣に雪輪の滝という滑床渓谷のシンボルともいえる有名な滝(たぶん)があるが、先ほどの滝つぼの方が自分にとってはインパクトがあった。
2021年05月02日 08:16撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
5/2 8:16
すぐ隣に雪輪の滝という滑床渓谷のシンボルともいえる有名な滝(たぶん)があるが、先ほどの滝つぼの方が自分にとってはインパクトがあった。
もう少しだ。
2021年05月02日 08:16撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 8:16
もう少しだ。
カップルも登ってきた。
2021年05月02日 08:29撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 8:29
カップルも登ってきた。
ゴール。しかしながら、今朝のスタート時、GPSログを途中から記録したため、そこまで再び登り返し周回の記録としてつなげるということをした。
2021年05月02日 08:30撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 8:30
ゴール。しかしながら、今朝のスタート時、GPSログを途中から記録したため、そこまで再び登り返し周回の記録としてつなげるということをした。
水量は朝の出発時とほとんど変わらない。普段からこの程度なのかもしれない。
2021年05月02日 08:39撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 8:39
水量は朝の出発時とほとんど変わらない。普段からこの程度なのかもしれない。
無事帰還。結果的には周回して大正解だった。
2021年05月02日 08:39撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5/2 8:39
無事帰還。結果的には周回して大正解だった。

感想

 最初の予定では滑床を登り、尾根道を下ってくる左回りルートをとる予定であったが、昨日の暴風雨で沢の水量がどの程度で渡渉がどのような状況になるのか不明だったので、単純に尾根道をピストンするつもりであった。昨日の豪雨のあと沢を下ってきた人がいたことを考えるとそれほど問題ないかもしれないが、明日、石鎚山を登ることを考えると登山靴をできるだけ濡らしたくなかったというのもある。
 しかしながら、シャクナゲの群落でテンションがあがり、山頂へあっさり到着してしまうと、来た道を戻るのはあまりにももったいない気がしてきた。一旦下って、万年橋から滑床を行けるところまで観光するという代替案もあるが、その結果なんだ全然大丈夫じゃんとなったら後悔すること必至である。ならばやはり行こうということになった。
 結果的には大正解だった。シャクナゲも堪能できたし滑床の自然美も楽しめた。素晴らしい周回ルートである。しかしながら逆回りの方が確実だっただろう。不安要素のあるルートを下りで取るのはやはりリスクがある。でもそうすると安全確保と景観美をたのしむためには明るくなってからの遅い出発となってしまう。難しいところだ。
※この後、宇和島に下り、道の駅、宇和島城、和霊神社を訪問、その後、松山に行って石手寺の洞窟を堪能後、石鎚山登山口へ移動。

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