祝 世界遺産! ドキドキ吉田ルート 富士山
- GPS
- 25:56
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,696m
コースタイム
13:29 七合目トモエ館
14:21 東洋館
宿泊
4:52 東洋館スタート
6:40 本八合目トモエ館
8:18 吉田ルート山頂
お鉢めぐり
8:47 御殿場ルート山頂
9:06 剣ヶ峰
10:13 吉田ルート山頂
下山
11:40 下山道 緊急待機所(無人)
13:20 吉田5合目 到着
天候 | ガス ときどき曇り 霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5合目駐車場は無料。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。 アイゼンも不要でした。 |
写真
感想
2013年6月22日に富士山が世界文化遺産になった。
その前から世界遺産の登録を目指していたのでようやく世界の山になったんだ。
そんな思いだった。
おめでとうございます♪
以前から富士山は登りたいと考えていたものの、なかなか実行には至らず。
そこに一人の男が現れた。
この男は高校の同級生である。同じサッカー部に所属していたもののそいつは途中でやめちゃったので
3年の最後まで一緒にはやっていない。彼も無類の山好きで山登りの話はしていたものの
休みがかぶらないので一緒に行く事は諦めていた。
が、しかし。嬉しい話が舞い込んだ。
「俺平日休めるよ!」
まじか!!だったら6月末に富士山いこうぜ!
「おう。いいよ!」
こんなやりとりで富士山計画が始まった。
それから何回か打ち合わせをして、この同級生『J』と共に計画を煮詰めていった。
23日(日)山形県鶴岡市を出発。
今回は車。軽自動車に男が二人。ぎゅうぎゅうである。
24日(月)9時頃富士スバルラインに入る。1,600円。
吉田口5合目に到着♪
駐車場はガラガラ。観光バスがいっぱい。
売店付近は中国の方々で埋め尽くされる。
高山病防止の為5合目にしばらく滞在したほうがいいと聞いていたので
カップ焼きそばを食べたりした。バゴーン派である。
11時すぎ準備を済ませ、出発。
ゆっくり、亀のようにゆっくり歩き出した。
徐々に高度を上げないと高山病になるからだ。
おかげにほぼ一睡もしていない。睡眠不足。
今日の目的地は7合目にある東洋館。
平均タイムは3時間くらいなので自分達は倍くらいかけていこうとJとも話しをした。
が、しかし。
14時過ぎ到着してしまった。
朝からどんよりでここまでずっとガスの中歩いてきた。
しかも霧雨にうんざりしてたこともあり、早く着きたかったのだろう。
予約してたことを告げ料金を支払うと部屋に案内してくれた。
時間も早いので俺とJ以外は誰もいなかった。
この時期、営業しているのはこの東洋館と白雲荘のみ。
白雲荘は8合目なので、この体ではキツイ。
その後、外人さんが1人。
夕方、ご飯で呼ばれ広場にいくと長テーブルにお膳が3つ。
そう。今日の宿泊者はこの3人だけ。
Jと目があったがそのままテーブルに座る。
ご飯とハンバーグ。デミグラスソースまでついている。
ご飯はおかわり自由。お茶も自由。
こんな幸せなことはない。至福の時間。
ご飯を二回おかわりした。
あとはすることはない。寝よう。
明日は御来光するため1時頃東洋館をたち、頂上付近で見る予定。
山小屋のスタッフからは止められた。
頂上は真冬なのでとどまることはしないでください、と。
25日(火)
1時に目覚めると雨が降っていた。
ガス、ガス…そしてガス。
とてもじゃないが御来光は見れそうもない。
Jと話した結果、日が昇ってから頂上アタックすることに切り替えた。
4:52東洋館からスタート
空気が薄くなる感じがするが呼吸を整えながら進む。
意外にそんなにキツくなかった。
8:18吉田口ルート頂上に到着。
写真では見た事がある光景が広がる。
でもやっぱり登山者はほぼゼロ。頂上小屋もまだ営業してなかった。
そんなにゆっくりしていられない。今回は剣ヶ峰までいくのだから。
すこし歩くと右手に見えた!
あれが剣ヶ峰か!
まさに要塞のようにそびえ立つレーダー観測所。
馬の背も見える。
お鉢巡りは基本時計回りと聞いていたので、順路で行くと御殿場口、富士宮口の頂上も通過する。
そして馬の背。 思っていたよりキツくなかった。
9:06 日本最高地点へ到着。
頂上への最後の一歩は一緒に!
Jとそろい踏みした。
相変わらずガスが広がり景色はぜんぜんだった。
次第に視界が悪くなっていくがこの地点に来る事は夢だったので気持ちがすごく高まった。
でも意外に剣ヶ峰の上は狭かった。
写真待ちで並んだ人が馬の背まで連なるという話はわからなくもない。
9:22下山道まで戻る。
お鉢巡りをそのまま順を追う予定だったが道がない。
夏道は残雪によって隠されているが、足跡がある。
目で追っていくとなんか繋がっているのでこのルートで間違いない!と言い聞かせた。
自分が先行、続いてJ。
ある程度進むと二手に分かれる。自分はそこから少し下っていくルートを選択。
残雪は柔らかくなっていたので慎重に下る。
そのとき!
ズボッ!!!
右足の付け根まですっぽり踏み抜いた。それを見たJもビビったみたい。
っていうか自分が一番ビビった(笑)
残雪を抜けてからは順調に歩き、下山道まで来た。
10:13下山開始
吉田、須走ルートの下山道は一緒で途中で間違わないように!というのはネットで検索しても
よく出るキーワードなので気をつけて歩く。
ガスの中、下る、下る。
自分が今、下山道を歩いているのかブル道を歩いているのかも分からなくなり
何度も地図を広げる。
まだ山開きしていないので看板があまりないのだ。
迷いながらも分岐にたどり着き吉田ルートと須走ルートの間にある下山道を下る。
しつこい下りでふくらはぎが悲鳴を上げてきた。
11:40緊急待機所へ着く。
まだ下ると7合目トイレがある。まだ7合目!?と思ったのは俺だけじゃないはず。
もう少し下ると直線になりシェルターがある。たしかシャルターは3つあるはず。
間違いなく3つ確認して進む。
6合目富士山安全指導センター付近から登山道と合流をしてながーい道を進む。
13:20吉田5合目に到着。
荷物を整理しお土産を購入。
相変わらず中国かと思う位、そっちの方々が多かった。
自分はこみたけ食堂のほうとう鍋が食べたかったのでいってみたら何食か忘れたけど
限定の食べ物だったらしくもう売り切れていた。
悔しいので下山して食べようとJと話をしてスバルラインを下った。
明日は高尾山。英気を養う為に食った。
夕方相模原のホテルに宿泊し朝から高尾山に向かいます。
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