大佐渡縦走〜花の天国・白いカタクリ〜（↑ドンデン山荘↓白雲台）

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 06:01
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,088m
• 下り: 1,092m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:01

10:04 ドンデン山荘
10:23 10:23 金北山縦走路入口
10:33 10:33 アオネバ十字路
11:04 11:04 マトネ
11:17 11:17 石花越分岐点
11:51 12:03 ブイガ沢のコル
12:15 12:15 真砂の峰
12:22 12:22 イモリ平
12:47 13:05 天狗の休場
13:46 13:48 あやめ池
14:14 14:32 金北山
15:32 15:34 妙見山
16:05 白雲台

休憩多め、妙見山での道迷いがあっても6時間で行けたのはここ最近毎週の登山の成果か。これならドンデン池を経由してもバスには間に合いそうだ。しかし、全然登ってないのにこのペースで登れる妻に脱帽。荷物がほとんどなかったとは言え。。

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 船

佐渡島までは新潟から船で。島内移動はレンタカーが基本。
往路:ドンデン山荘ライナー(季節運行)で両津港からドンデン山荘下駐車場まで
復路:金北山ライナー(季節運行)で白雲台から両津港まで
https://www.visitsado.com/feature/hana_liner/

コース状況／危険箇所等

佐渡のゴールデンウィークは残雪季のため、ルート上に残雪や泥濘多数。
金北山の東側は20メートルほどの雪の急斜面を直登する必要があります。
また稜線上は1000m弱ながら、植物が育てないほど風の強く吹くところも多いので注意が必要。

妙見山の西側は、白雲台に下りるルートは途中で崩れていた(雪がなければ行ける？)ため、つつじ平へのルートを通りましたが、開けたゴーロで道が判りづらいです。立ち止まって、ピンクテープをよく探して通る必要があります。

なお金北山〜白雲台の道を通るには、以前は事前に自衛隊への届け出が必要でしたが、佐渡市との取り決めにより、佐渡トレッキング協議会への登山届けの提出で代替されるようになっています。
https://www.mod.go.jp/asdf/sado/second/sadonature/index.html

その他周辺情報

ドンデン山荘と白雲台の間はトイレなし。
温泉は島内各所にありますが、両津港にはないので移動が必要。

写真

5/4 9:28

移動中のドンデンライナーからの金北山。

5/4 9:35

ドンデン山荘下駐車場に到着。

5/4 10:03

ドンデン山荘でトイレを借りて、装備を整えて出発。

5/4 10:03

本州の山もうっすらと見えています。

5/4 10:04

ソロならドンデン池に寄っていくのですが、妻がいるので我慢我慢。

5/4 10:05

金北山は遥か遠く。

5/4 10:06

小屋の周りから花であふれ返っています。エゾエンゴサク。

5/4 10:06

カタクリ。金北山までの間、ずっと咲き乱れていました。

5/4 10:11

フキノトウ。これもたくさんありました。

5/4 10:11

群生。

5/4 10:13

葉先が細くなっているので、おそらくスミレサイシン。

5/4 10:16

キクザキイチゲ。

5/4 10:17

5/4 10:17

行く手の稜線が見えます。中央がマトネかな？

5/4 10:17

先は長いです。

5/4 10:18

アラゲヒョウタンボク。

5/4 10:18

アップ。

5/4 10:21

コゴミ。

5/4 10:21

コシアブラ？山菜オンパレード。

5/4 10:22

キクザキイチゲ（青）。

5/4 10:23

オオミスミソウ（雪割草）。これが見たかった！

5/4 10:23

金北山縦走路入口。ここから登山道です。

5/4 10:26

アマナ。

5/4 10:26

花の裏の紫の筋が面白い。

5/4 10:27

この木、何の木？

5/4 10:28

エンレイソウ。これも面白い花ですね。

5/4 10:32

キクザキイチゲ（青）。

5/4 10:33

アオネバ十字路を通過。

5/4 10:38

シラネアオイ。

5/4 10:38

これも見たかった！

5/4 10:38

エゾエンゴサク。

5/4 10:41

オオミスミソウ。

5/4 10:41

幸せやー。

5/4 10:45

カタクリも全開です。

5/4 10:46

数週間前に御前山で、綺麗に咲いているのを一生懸命探していたのがバカバカしくなるほど無数に咲いていました。

5/4 10:46

写真を撮る手が止まりません。

5/4 10:46

バスに間に合わなくなるから急げ、と妻に急かされます笑

5/4 10:46

でも撮っちゃう。

5/4 10:51

キクザキイチゲ。

5/4 11:04

急登を経て、マトネに到着。

5/4 11:04

まだまだここから。

5/4 11:07

5/4 11:08

距が長いのでナガハシスミレ（テングスミレ）ですかね。

5/4 11:09

北側。手前のジャバミに、右から高ズコウ山、松倉山、平城畑。

5/4 11:15

アマナ。

5/4 11:18

石花越分岐点を通過。

5/4 11:19

巨大カタクリ。

5/4 11:19

花は標準の2倍くらい、葉は4倍くらいありました。

5/4 11:20

キクザキイチゲ（青）。

5/4 11:24

エチゴキジムシロかな。

5/4 11:24

咲きかけ。時期がまだ早いんですかね。少なめでしした。

5/4 11:26

オノエヤナギのようなもの。風の強い場所によく生えていました。

5/4 11:29

オオミスミソウ。鮮やかなものにも出会えました。

5/4 11:31

オオミスミソウとカタクリの競演！

5/4 11:32

小股沢のコルを通過。

5/4 11:34

アオネバの由来になっている青銅色の粘土層のため、あちこちが泥濘んでます

5/4 11:42

奇形の杉。変化に富んでいて飽きない道です。

5/4 11:47

日本海（→）側からの強風が伺い知れる風景。

5/4 11:49

振り返り。中央右がドンデン山。

5/4 12:04

ブイガ沢のコル。ここで軽食タイム。

5/4 12:05

オオミスミソウ。

5/4 12:06

紅桃。

5/4 12:06

桃白。

5/4 12:06

カメラを撮る手が止まりません〜。

5/4 12:06

真砂の芝生。市街地の好展望です。

5/4 12:10

新潟本土の弥彦山、多宝山がうっすら見えます。

5/4 12:12

オオヤマフスマっぽいけど、時期が違うよな。。

5/4 12:15

真砂の峰。サクッと通過。

5/4 12:18

エチゴキジムシロ。

5/4 12:22

アブラナ科の何か。

5/4 12:24

ニリンソウ。

5/4 12:34

カタクリ。ずっと咲いているのに、飽きないなー。

5/4 12:47

天狗の休場で小休止。大勢が休んでいました。

5/4 12:48

両津の眺めがいいです。

5/4 13:11

シロバナカタクリ！帰って調べてみると0.01％〜0.001％の出現率の変種とか。なんという幸運。

5/4 13:12

紅白カタクリ。

5/4 13:16

千手咲きのキクザキイチゲ。

5/4 13:19

ショウジョウバカマ。

5/4 13:19

この辺に咲いていたもの以外は見当たりませんでした。

5/4 13:23

絡まったカタクリ。どうしてこうなった。

5/4 13:24

役の行者へは通行不可のため、残雪季ルート（急登）を行きます。

5/4 13:34

金北山はあと少し。

5/4 13:39

鏡池・あやめ池付近の道は水浸しでした。雪も多数。

5/4 13:45

あそこに怪しい道があるんですが。。。

5/4 13:47

あやめ池。何か鳥の雛みたいのが大合唱していましたが、なんでしょうか。

5/4 13:47

池と登山道が一体化してます。。

5/4 13:52

エゾエンゴサク。

5/4 13:55

雪の急登。面食らいましたが、足場がクッキリついているので、ちゃんと蹴りこめばロープなしでも登れます。下りだと恐怖ですが。

5/4 13:57

上からはこんな感じ。

5/4 14:09

山頂直前の雪渓歩き。

5/4 14:11

5/4 14:11

5/4 14:14

金北山山頂に到着！

5/4 14:14

西、両津方面。姫崎の奥、雪をかぶってるのは飯豊山かな？

5/4 14:15

南西方面。佐渡の平野部を一望。

5/4 14:15

南方面。真野湾から妙見山まで。

5/4 14:31

妙見山。

5/4 14:37

弥彦山アップ。奥の山並みもうっすらと。

5/4 14:57

飯豊山アップ。

5/4 15:11

自衛隊のレーダー基地。朝鮮の方を向いてるんですかね。

5/4 15:17

白雲台への分岐をスルーして、前回未踏の妙見山へ！

5/4 15:26

山頂は大部分がこれに占められているので、右側から基地を迂回します。

5/4 15:26

金北山を振り返り。

5/4 15:34

妙見山山頂。

5/4 15:34

巨大レーダーと金北山。

5/4 15:39

妙見山西の分岐。左が白雲台方面ですが、雪のせいか、道が途中で途切れていました。

5/4 15:39

なので、つつじ平に迂回します。

5/4 15:53

こちらは開けたゴーロで道が判りづらく、迷いました。赤テープが必ずどこかに見えるので、慎重に下りるべきでした。。

5/4 15:57

大佐渡スカイラインに合流。あと僅か。

5/4 16:00

スカイライン沿いも花でいっぱいでした。

5/4 16:00

キクザキイチゲ（青）。

5/4 16:00

ミヤマカタバミ、カタクリ、フキノトウの競演。

5/4 16:05

白雲台に到着！

5/4 16:24

バス待ちの間、プシュッと。

5/4 17:17

金北山ライナーの車中から、金北山。

5/4 17:17

素晴らしい山、素晴らしい島でした！

撮影機器：

Xperia XZ1 Compact SO-02K docomo SONY

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

消費水分：約1.6ℓ

感想

UTO2014

一昨年の秋に登って、花の多さに感動した金北山でしたが、春、ゴールデンウィークの頃はより一層美しいとのことだったので、絶対に来て、今度は大佐渡縦走をしようと決めていましたが、一年半越しに実現。
カタクリは登山道のいたるところに咲き乱れ、オオミスミソウやシラネアオイなどの他の花ばなも目を楽しませてくれました。また天気に恵まれ、佐渡の町や小佐渡の山はおろか本州の山々までうっすらと見渡せる絶景。本当に素晴らしい山行になりました。
大野亀のトビシマカンゾウも見たいし、今度はアオネバ渓谷〜ドンデン山も登りたいなあ。
佐渡は何度も行きたくなる本当に素晴らしい島です。