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Yamareco

記録ID: 3147291
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

日崎山(みなかみ)

2021年05月04日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:01
距離
6.8km
登り
761m
下り
769m

コースタイム

日帰り
山行
10:53
休憩
1:07
合計
12:00
距離 6.8km 登り 769m 下り 769m
6:06
75
矢木沢ダム
7:21
182
981m
10:23
10:44
74
1300m等高線ピーク
11:58
12:02
37
1360m
12:39
13:21
249
日崎山
17:30
36
廃林道出合
18:06
矢木沢ダム
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ネットに日崎山の記録は少なく、私が参考にしたのは『激藪の隙間から』でした。
http://www.gekiyabu.sakura.ne.jp/public/2015/150509_1%20hisakiyama/hisakiyama.html
矢木沢ダム
https://www.water.go.jp/kanto/numata/03_yagisawa/yagisawa.html

山と高原地図では、ルートは出ていませんが、山のある場所と標高は『尾瀬』の地図に出ています。
コース状況/
危険箇所等
矢木沢ダム→日崎山
尾根は危険個所はありませんが、981mピークまでは急登です。
標高1000m付近から1200m付近までは熊笹の密藪で、上りはとても歩きにくいです。
上部では所々に残雪有り、日崎山直下では10本爪アイゼンを装着しました。

日崎山→矢木沢ダム
作業道は刈り払いはされていますが、終始 道そのものが斜面のトラバースで、木の葉で大変滑り易く、木の葉がなくてもザレ場の傾斜面で滑り易いです。
ビンズル沢に下ってからはゴルジュ帯の右岸で、高巻き、激下り、ルート不明瞭です。
ボルトを側壁に打ち込み、トラロープを張ってありますが、節がないロープが多く、足が滑ると、ロープをつかんで滑落停止は難しいと思います。
ルート不明瞭で、トラロープは登降補助より、むしろ目印の役目を果たしています。
日崎山からしばらく下った所で残雪を横切る所があり、そこでアイゼンを付け、雪のない斜面も大変滑り易いので、アイゼンを付けたまま下りました。
ゴルジュ帯の右岸は下部でコンクリの道となり、高さ10m余りの垂直のステンレス梯子で廃林道へ降り立ちます。

この作業道を下らず、登りで歩いた尾根を下る方が安全性は断然高いです。
矢木沢ダム管理道が通行可能になれば、極力早めに、融雪が進む前に行く方が尾根は歩きやすく、各ピークでは好展望が得られます。
矢木沢ダム堰堤から北方向
中央の雪の少ない台形の右側はイラサワ山、その右奥は小沢岳、鞍部の右は幽の沢山
2021年05月04日 06:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10
5/4 6:20
矢木沢ダム堰堤から北方向
中央の雪の少ない台形の右側はイラサワ山、その右奥は小沢岳、鞍部の右は幽の沢山
堰堤の下流側(南側)を見下ろす。
2021年05月04日 06:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
5/4 6:21
堰堤の下流側(南側)を見下ろす。
堰堤から南西方向
右奥は天神平スキー場方面
2021年05月04日 06:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/4 6:21
堰堤から南西方向
右奥は天神平スキー場方面
昔は歩かれていたのかどうか、割と明瞭な道形がある。
2021年05月04日 07:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/4 7:27
昔は歩かれていたのかどうか、割と明瞭な道形がある。
13000m等高線ピークからから
米子頭山〜巻機山
2021年05月04日 10:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
5/4 10:27
13000m等高線ピークからから
米子頭山〜巻機山
奥利根湖(矢木沢ダム)
山の陰になっているが左方向がダムの堰堤
2021年05月04日 10:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11
5/4 10:29
奥利根湖(矢木沢ダム)
山の陰になっているが左方向がダムの堰堤
右で常緑樹の左は小沢岳、右は下津川(しもつごう)山
2021年05月04日 10:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/4 10:32
右で常緑樹の左は小沢岳、右は下津川(しもつごう)山
丹後山〜兎岳〜藤原山
2021年05月04日 10:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12
5/4 10:32
丹後山〜兎岳〜藤原山
小沢岳〜幽の沢山〜1594.0m三角点峰〜剱ヶ倉山
2021年05月04日 10:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
5/4 10:32
小沢岳〜幽の沢山〜1594.0m三角点峰〜剱ヶ倉山
1594.0m三角点峰〜剱ヶ倉山〜平ヶ岳〜赤倉岳
2021年05月04日 10:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9
5/4 10:33
1594.0m三角点峰〜剱ヶ倉山〜平ヶ岳〜赤倉岳
小沢岳〜幽の沢山〜1594.0m三角点峰
2021年05月04日 10:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
5/4 10:33
小沢岳〜幽の沢山〜1594.0m三角点峰
1300m等高線ピークからから眺めた日崎山(右)
左は1360mピーク
2021年05月04日 10:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/4 10:39
1300m等高線ピークからから眺めた日崎山(右)
左は1360mピーク
1300mの東側は残雪が多い。
1300mをあとに、1360m〜日崎山へ向かう。
2021年05月04日 10:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/4 10:39
1300mの東側は残雪が多い。
1300mをあとに、1360m〜日崎山へ向かう。
1360mから、
剱ヶ倉山〜平ヶ岳〜赤倉岳〜ススヶ峰〜岳ヶ倉山
2021年05月04日 11:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9
5/4 11:59
1360mから、
剱ヶ倉山〜平ヶ岳〜赤倉岳〜ススヶ峰〜岳ヶ倉山
1594.0m三角点峰〜本谷山〜越後沢山〜剱ヶ倉山〜平ヶ岳〜赤倉岳
2021年05月04日 11:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
5/4 11:59
1594.0m三角点峰〜本谷山〜越後沢山〜剱ヶ倉山〜平ヶ岳〜赤倉岳
矢種山〜至仏山〜笠ヶ岳
2021年05月04日 12:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10
5/4 12:00
矢種山〜至仏山〜笠ヶ岳
1360mから見上げる日崎山、最高点は写真の中央
左奥は笠ヶ岳
2021年05月04日 12:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 12:01
1360mから見上げる日崎山、最高点は写真の中央
左奥は笠ヶ岳
平ヶ岳〜赤倉岳〜ススヶ峰〜矢種山〜至仏山
2021年05月04日 12:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11
5/4 12:01
平ヶ岳〜赤倉岳〜ススヶ峰〜矢種山〜至仏山
剱ヶ倉山〜平ヶ岳〜赤倉岳
2021年05月04日 12:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 12:01
剱ヶ倉山〜平ヶ岳〜赤倉岳
ついに登頂、日崎山(登山者の手作り標識)
反射板鉄塔の支柱に取り付けてある。
標識を吊るす右の針金が紛失し、傾いていたのでおにぎりを包んでいたラップで水平に吊り下げる。
2021年05月04日 12:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9
5/4 12:55
ついに登頂、日崎山(登山者の手作り標識)
反射板鉄塔の支柱に取り付けてある。
標識を吊るす右の針金が紛失し、傾いていたのでおにぎりを包んでいたラップで水平に吊り下げる。
山頂から北方向
2021年05月04日 12:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/4 12:55
山頂から北方向
山頂から西へ、ビンズル沢方向へ刈り払いがある。
写真では分かりにくいがかなり急な下り。
2021年05月04日 12:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/4 12:56
山頂から西へ、ビンズル沢方向へ刈り払いがある。
写真では分かりにくいがかなり急な下り。
日崎山三角点(1396.5m)
二等三角点 点名=日崎
2021年05月04日 12:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9
5/4 12:56
日崎山三角点(1396.5m)
二等三角点 点名=日崎
山頂から南方向
2021年05月04日 12:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 12:57
山頂から南方向
反射板の銘板
2021年05月04日 12:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 12:59
反射板の銘板
反射板の銘板
2021年05月04日 12:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/4 12:59
反射板の銘板
南西方向、中央奥は大峰山〜吾妻耶山
手前は1365mピーク
2021年05月04日 13:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
5/4 13:00
南西方向、中央奥は大峰山〜吾妻耶山
手前は1365mピーク
大峰山〜吾妻耶山の右奥彼方には榛名山が薄っすらと見えていた。
2021年05月04日 13:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 13:00
大峰山〜吾妻耶山の右奥彼方には榛名山が薄っすらと見えていた。
日崎山から西南西方向
左奥の黒い山肌は谷川岳東壁〜朝日岳〜大烏帽子山〜檜倉山
2021年05月04日 13:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 13:00
日崎山から西南西方向
左奥の黒い山肌は谷川岳東壁〜朝日岳〜大烏帽子山〜檜倉山
北北東の平ヶ岳方向
2021年05月04日 13:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/4 13:02
北北東の平ヶ岳方向
北北西の小沢岳方向
2021年05月04日 13:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 13:02
北北西の小沢岳方向
武尊山
2021年05月04日 13:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 13:10
武尊山
中央は宝台樹尾根
2021年05月04日 13:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 13:10
中央は宝台樹尾根
日崎山からビンズル沢へ下る作業道
(以降写真は撮らず、歩くことに専念する)
2021年05月04日 14:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/4 14:21
日崎山からビンズル沢へ下る作業道
(以降写真は撮らず、歩くことに専念する)
撮影機器:

感想

須田貝集落から矢木沢ダム(奥利根湖)への管理道路は4月20日に通行できるようになりましたが、時間は6時〜18時30分です。
須田貝で利根川に架かる橋の手前にゲートがあり、実際は5時40分頃ゲートが開きました。
私は5時過ぎにゲート手前に着いたのですが、奥利根湖で釣りをするボートを牽引した車両が既に20台余り並んでいました。
この日の朝、30台くらいの車両が矢木沢ダムに上がりましたが、私以外はみんな釣り師だったようです。

『激藪の隙間から』をよく読み、大体どんな山かは承知していましたが、日崎山は木が生長してあまり展望が良くなく、1300m等高線ピークと1360mピークの方が好展望でした。
このサイトの管理人はヤマレコユーザーでもあり、ダムから山頂まで丁度2時間で上がっていますが、私は途中の休憩を除いても6時間余りかかりました。
登頂時は激しい疲労感と同時に、急激な脚力の衰えを感じました。
並みの脚力なら2時間は無理でも、登りは3〜4時間だろうと思います。

夕方のゲート閉鎖は18時30分。
ダムに私以外の車はなく、ゲート施錠の係員にせかされ、ゲートを出たのは18時20分でした。
実際には17時〜17時半にはゲートを出なければならないようです。

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