初めての雪山 菅沼登山口から日光白根山
- GPS
- 04:06
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 898m
- 下り
- 899m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ドライブイン駐車場と登山用駐車場はロープで仕切られている。登山者は一日1000円の駐車料だが、冬季は無料だそうです。(基本有料だって後で知ったw) |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は登山口から頂上までシャーベット状でした。チェーンスパイクを使用したがそれでも急斜面は滑ります。 他のユーザーさんのヤマレコの記録でロープウエイからのコースはアイゼン不要となっていましたが、こちらのコースは必須です。このコースは北斜面の谷コースであることを忘れずに。 |
その他周辺情報 | 菅沼山小や https://maps.app.goo.gl/z88fUcmMEkCfXXpN7 藍工房しげ八 http://shigehachi.jp/ 加羅倉館 https://www.karakurakan.com/ 白根温泉 大露天風呂薬師之湯 https://maps.app.goo.gl/igE9NkfNSVQ2AmQJ9 食事処まるきち https://maps.app.goo.gl/v5E4gFhcHKrUZyfs9 |
写真
装備
MYアイテム |
藤原文太
重量:2.22kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
靴
ザック
アイゼン
飲料
GPS
携帯
時計
サングラス
タオル
ポール
Tシャツ
ソフトシェル
日よけ帽子
|
備考 | つま先に爪があるアイゼン(チェーンスパイク)が良い。 ピッケルも滑った時のストッパーとして必要。 500mlの飲料は2本あった方が良い。 行動食は食べなくても持っていくべき。 スマホのバッテリーセーバーがONになっていると位置情報の取得に制限がかかりGPSのログが途切れるらしい。 電池残量が40%になるとセーバーがオンになるように設定していたので途中で途切れた。バックグラウンドでは位置情報に制限がかかり、画面を消すとログが飛ぶ現象となる。 スマホ各社は同機能が以下の名称となります。 Fujitsu バッテリーセーバー HUAWEI 省電力モード LG バッテリーセーブ SHARP 長エネスイッチ SONY スタミナモード SAMSUNG パワーモード ログが飛んだ経験のある方はご確認を。 |
感想
妻が片品村のロマンチック街道沿いにある藍染め工房に去年からはまっていて、今年は2回目の訪問。妻が藍染をやっている4時間の間、私は何をすれば?前回は白根温泉(加羅倉館)に入ったりしたけど間が持たない。そうだ!白根山に登ろう。(JRのBGM♪
急遽、Amazonでチェーンスパイクを購入していざ白根山へ。
当然雪山は初めて。雪上の踏み跡を頼りに進む。夏道と冬道があるという事も知らず、自然と冬道へ。
雪が積もった谷を歩けるのだ。しかし、谷の両サイドから雪が落ちてきたり、岩が崩れてきたりしているようだ。雪崩の危険もありそう。また、登りの傾斜が半端ない。スキー場の上級者コースより急傾斜だと思う。滑ると一気に下まで落ちそう。
更に谷の上から雪がこぼれ落ちているので踏み跡なのか雪が崩れた跡なのか判別つかなくなる所がある。あまりの急傾斜なのでGPSで確認したところ、間違ったルートに進んでしまったようだ。戻るにもかなり危険な状況だが仕方ない。取り敢えず戻っていると、上から二人の若い男性が下りてきて「ここかぁ〜。じゃあ俺撮るから」とスマホで撮影始めると、もう一人がザックを背負った状態でお尻から雪にダイブ。3、40m程滑り落ちて岩にぶつかりそうな所で止まった。「面白ぇ〜。撮れた?」
そんなやりとりをしながらすぐに見えなくなった。あっけにとられた私は無謀な彼らの行動に多少元気をもらった気がする。この時登頂を諦めようか迷っていたのだが、若者二人の元気良さで、頂上までいく決意。
何とか弥陀ヶ池まで辿り着き平坦な道を進みまた急勾配に入る。山頂付近の岩山が迫ってくると、下りてきたベテラン風の年配者と会話。「山頂まであとどれくらいですかねぇ?」私の装備を見たあと、「午前中俺はあそこの斜面を突っ切ったけど、右に夏道があるからそっちに進みなさい。そっちの方が楽だから。チェーンスパイクだと歩きにくいよ」
とっさに私を見て経験が浅い事を見抜いたのだろう。有難いアドバイスに感謝し、言われたとおりに進むと夏に通ったことのあるルートに入って難なく山頂へ。
山頂ではドローン撮影している人がいた。私は頂上では写真を撮ったら休憩せずすぐに下山。4時間で戻りたかったから。
下山後、妻のいる藍染め工房へ向かう。4時間は過ぎていたが、まだ藍染の作業をしていたので、私は近くの露天風呂で汗を洗い流してきた。
基本藍染体験は4時間なのだが常連なので、もうご自由にっていう状態だそう。
最近は化学染料を使うのが当たり前のようだが、ここの藍染は本藍染めで昔ながらの染め方で貴重なのだ。遠いけどわざわざここに来る価値があるらしい。
帰りは吹き割りの滝周辺でお土産を買い、街道沿いの豚カツ屋でおすすめ定食を食す。朝に食べた山菜ソバ以外何も食べていなかったので、いつもよりおいしく感じた。
一昨日の妙義山の疲れが残っている状態での雪山登山。行動食すら持たなかった。雪山急登で普通のチェーンスパイク程度では事足りない。つま先に刃がある物が良い。ピッケルは滑落した時のためにあった方がいい。500mlの飲料は2本必要。遭難時の対策(装備・保険・ココヘリ)が必要。反省点は多々あり。今までのハイキングレベルとは違うという状況判断が必要だった。次に反省点を生かします。
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