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記録ID: 315040
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ハイキング
甲信越

未丈ヶ岳 奥只見 徒渉必至

2013年06月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:05
距離
10.4km
登り
1,205m
下り
1,201m

コースタイム

ナキ沢口(8:40)→三ツ又口→974mピーク(10:25)→未丈ヶ岳山頂(12:05)→974mピーク(13:40)→ナキ沢口(14:45)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
シルバーライン ナキ沢口 トンネル内に車を止め、シャッターを開けて外に出る。駐車スペースは広い、
コース状況/
危険箇所等
徒渉個所が4カ所。2カ所は飛び石で渡れるが、2カ所は水に浸かる。特に黒又川本流は川幅と水量があるので、注意が必要。
登山道は不明瞭な箇所もあるが、尾根筋に上がってしまえば、尾根通しで山頂へ。
ナキ沢口 2台ほど駐車してあったが、いずれも釣り人のようだった。
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ナキ沢口 2台ほど駐車してあったが、いずれも釣り人のようだった。
タニウツギ
2013年06月30日 05:54撮影
6/30 5:54
タニウツギ
花に歓迎されて歩き出すが、すぐに地図で確認しないと不安になる。
2013年06月30日 05:55撮影
6/30 5:55
花に歓迎されて歩き出すが、すぐに地図で確認しないと不安になる。
最初の徒渉 橋のかかった跡があるのは、上流側だが少し下流側を向くとこの場所が正解。
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最初の徒渉 橋のかかった跡があるのは、上流側だが少し下流側を向くとこの場所が正解。
ロープが見えたので、こちらに越えて行けたが、間違い。
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ロープが見えたので、こちらに越えて行けたが、間違い。
第2の渡渉点 ここへ下る。
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第2の渡渉点 ここへ下る。
これは飛び石で越える。
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これは飛び石で越える。
ナキ沢に沿って左岸をしばらく下る
ナキ沢に沿って左岸をしばらく下る
左に踏み跡があるが、右下へ
左に踏み跡があるが、右下へ
ナキ沢を徒渉するために両側に鎖場がある。
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ナキ沢を徒渉するために両側に鎖場がある。
第3の渡渉点 岩二つまでは行けるが、その後が無理なので脱ぐ
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第3の渡渉点 岩二つまでは行けるが、その後が無理なので脱ぐ
黒又川との合流点を左に見ながら橋のかかっていた場所まで行くが、下を覗くととても靴を脱いだくらいでは徒渉できそうもないのでちょっと戻って左下へ
黒又川との合流点を左に見ながら橋のかかっていた場所まで行くが、下を覗くととても靴を脱いだくらいでは徒渉できそうもないのでちょっと戻って左下へ
ここを下って川岸へ降りた
ここを下って川岸へ降りた
第4の渡渉点。渡りながら橋のかかっていたはずの上流を見る
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第4の渡渉点。渡りながら橋のかかっていたはずの上流を見る
渡り終わって対岸から振り返る。川の中に橋の残骸と思われるコンクリートの塊がこの場所の目印になる。
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渡り終わって対岸から振り返る。川の中に橋の残骸と思われるコンクリートの塊がこの場所の目印になる。
その後の道が最も不明瞭。赤テープを見逃さずに尾根筋を目指す
その後の道が最も不明瞭。赤テープを見逃さずに尾根筋を目指す
ここが黒又川の橋の跡
ここが黒又川の橋の跡
尾根筋への取り付き点 ここまで来ればルートの不安はなくなる。
尾根筋への取り付き点 ここまで来ればルートの不安はなくなる。
尾根筋に出ると素晴らしい展望のはずが、ガスっている。
尾根筋に出ると素晴らしい展望のはずが、ガスっている。
ゴヨウマツの大木が点々と
ゴヨウマツの大木が点々と
2013年06月30日 06:06撮影
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6/30 6:06
974mピーク 印象的にはここが中間点
いったん下り松ノ木ダオへ
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974mピーク 印象的にはここが中間点
いったん下り松ノ木ダオへ
中央の尾根筋を登る 山頂は雲の中
中央の尾根筋を登る 山頂は雲の中
道は明瞭だが、歩きにくい
道は明瞭だが、歩きにくい
倒木や下草が多く徒渉で濡れなくても、露払いでびしょ濡れ
倒木や下草が多く徒渉で濡れなくても、露払いでびしょ濡れ
ショウジョウバカマ
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ショウジョウバカマ
イワウチワ
マイズルソウ
振り返ると越後駒ヶ岳、中ノ岳、荒沢岳がみえる はず。
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振り返ると越後駒ヶ岳、中ノ岳、荒沢岳がみえる はず。
少し天気がよくなり山頂が見える。
少し天気がよくなり山頂が見える。
イワカガミ
山頂直下、だめ押しでびしょ濡れ
山頂直下、だめ押しでびしょ濡れ
未丈ヶ岳山頂 360度の大展望のはず
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未丈ヶ岳山頂 360度の大展望のはず
ゴゼンタチバナ
シラネアオイ みんな濡れている。
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シラネアオイ みんな濡れている。
毛猛山 右奥に浅草岳が見える はず。
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毛猛山 右奥に浅草岳が見える はず。
サンカヨウ
エンレイソウ
キクザキイチゲ
ギンリュウソウ(ユウレイタケ)
ギンリュウソウ(ユウレイタケ)
再び徒渉して帰り着く。
結局誰にも会わず。
再び徒渉して帰り着く。
結局誰にも会わず。
シルバーラインのシャッター 外側
シルバーラインのシャッター 外側
内側には避難帯のスペースはあるが、カーブの場所なので気をつけたい。
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内側には避難帯のスペースはあるが、カーブの場所なので気をつけたい。

感想

新潟の山で、登りたいけれどちょっと難しい気がして未だに登っていない山に、佐武流山と未丈ヶ岳がある。敷居が高いというのか、シャッターが重いというのか、やっぱり徒渉といのが嫌なことの一つだった。
今回、初めて重い扉を開き歩いてみた。
徒渉点は4カ所。
第1、第2徒渉点は、小さな沢筋なので、増水時以外は特に問題ない。
第3徒渉点は、もう一つ石があれば濡れずに飛べるが今回は無理だった。
第4徒渉点は、水量も川幅もあるので、場所を選んで渡りたい。渡り終わって尾根筋に取り付くまでのルートが分かり難いので、慎重に。

「熊注意」「クマ出没」の注意書きが何カ所か。それよりも足下のマムシに気をつけたい。今回は4匹で、昨年の丹後山から中ノ岳のときの11匹にはおよばなかったが、もっと乾いていれば出て来たような気がする。
700m〜800mくらいの尾根筋で行きも帰りも足下からスズメバチが出て来て威嚇したので、もしかすると近くに巣があるかもしれない。たくさんのパーティーで行かれる方は、ちょっと気に留めておいた方がよいと思う。
合計時間: 6時間5分
合計距離: 10.37km
最高点の標高: 1553m
最低点の標高: 607m
累積標高(上り): 1108m
累積標高(下り): 1120m

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コメント

お疲れさまでした。
去年の秋に渡渉点を見つけられずに未丈が岳はあきらめました。橋があった所から黒又川を見たら、とても渡れそうな感じではありませんでした。
今回は詳細なレポートをありがとうございます。今年の秋にまたトライしてみたいと思います。
それにしても、あんな高さにあった橋が流されるなんて、どれだけ水かさが増えたんでしょうね。橋が早く復活されることを願います。
2013/7/1 8:28
EMMY777ありがとうございます
このコース、「黒又川をどう渡り、尾根に取り付くか」までが一番の問題だと感じました。橋のあった場所に立って下を見ると、徒渉できそうな場所が見当たりません。レポの通り、少し戻ると明瞭な踏み跡があります。
渡ってからも少しだけ分かりにくいのですが、注意して辺りを見るとテープがあるので大丈夫です。
少しでも参考になるよう書いてみました。どうぞ気をつけてお楽しみください。
2013/7/1 21:00
行ってきましたよ。未丈ヶ岳へ
8月4日、意を決して未丈ヶ岳へ行ってきました。黒又沢の橋がないのが一番不安でしたが、貴兄の記事のおかげで迷わず渡渉は難なくむこなせました。助かりました。この日は、夏休みの日曜日なのに入山者は私だけ。天気はイマイチでしたが静かな登山が出来ました。
記事には書いていませんが、蛇が沢山いましたね。往復で20匹くらい出会いました。茶色いの、黒いの、緑色などの蛇でした。次の記録を楽しみにしています。
2013/8/9 21:07
youjiさん、こんにちは
自分の記録が少し役立ったようでよかったです。
未丈ヶ岳の登山に最適な時期はいつなのでしょう?
黒又沢の徒渉を考えると、雪が融けてからしばらく時間が必要な気がするけど、残雪と新緑かなあ。残雪の多いときに山スキーを目的に登った人のレコを見ました。これもいいなあと思いました。
2013/8/10 22:28
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