悪天予報なれど途中まで快晴!途中敗退も満足の山
- GPS
- 08:53
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,191m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小倉山のトラバースでピッケル使用 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
【日付】2021年5月2(日)
【山域】越後
【メンバー】I,K、Kasaya
【天候】晴れのち雨
5月連休は初めて新潟の山を選んだ。山友が遠方からくるので前泊の宿も予約したのに天気予報は雨や雷雨と最悪の状態。どうするか悩んだが朝、雨が降っていなかったらとりあえず出かけようということになる。初めての銀山平へはシルバーラインというほとんどトンネルの道を行く。曲がりくねった道で道幅も狭い。対向車が来るといやらしいが幸い朝も早く誰も来ない。そしてトンネル出るとそこはまだ冬の世界だった。標高770mほどだが一面の雪景色。朝も早いし天気予報も悪いせいか人は見かけない。石抱橋が登山口となっているのでそこに車を進めるとそこで通行止めとなっていた。もっとも積雪でその先は進めないのだが。駐車はここでいいのかなとも思ったが、路肩が狭いので200mほど離れた赤い橋のたもとに車を置く。
雨が降っていないので宿で準備してもらったおにぎりを食べてとりあえずは出発だ。石抱橋のゲートを乗り越えて川沿いに行く。道はその段階でもう雪の上でトレースがよく分からない。まあこの川沿いにしばらく行けばいいとそのまま進む。雪の平原は雪解け水が流れいい雰囲気だ。なんだが上高地を思い出させる。つい先日上高地の雑踏を避けて似た雰囲気のある銀山平に足が向くようになったとかかれた、古い山の随筆を読んだがなるほどと思わせる場所だ。
道が尾根にとりつくところに来るとあらかじめダウンロードしておいたルートに従っていこうとしたがこれが誤り。取りつきは良かったがすぐに藪尾根になった。これはあかんともう一本北の尾根にとりつく。地図をよく見えればこちらが正規ルートだ。積雪があればどちらでもいいのだがさすがにそれほどの雪はないということか。
ただその後は順調に歩くことができる。歩き始めは低く垂れこめた雲が気になっていたが、いつの間にか青空が顔を出している。予報では雨でなかったっけ。予想外の好天にすっかり気分がよくなる。特に目を惹くのが中ノ岳。堂々たる形状の山に雪がべっとりとついてその手前で真っ白な雲が横にたなびいている。青空に映えるなあ。太陽が出てきて暑い。今日は太陽が拝めるとは思わず日焼け止めを塗ってこなかったが雨にやられるよりは100倍はうれしい。
今日の行程は長い。最初は天気も悪いしとてもいけないだろうと思っていたが、山頂が近づいてくるとだんだん行けそうな気になってきた。小倉山のトラバースは少し急だったのでここでピッケルを使用。その後も急斜面が続くので慎重に歩く。ただ雪そのものはあまり固くなく慎重にいけば滑落の心配はない。そして最後の鞍部となる百草の池を過ぎて登り始めると急にガスが出てきて雨が顔に当たるようになった。CA1700当たりに少しフラットな場所がありここでカッパを着用。遅れてきたKさんともここで合流。残り300mで登頂だ。あと一時間ぐらいか。I氏は頑張るかなと思ったがあっさりとこれでは行っても意味がないという。避難小屋までは180mぐらいでそこまで行ってランチを食べる案もあったがこれもり意味はないとの意見。じゃあ降りよう。今日は悪天予報の中、これだけ見られたのだしということであっさり意見が統一。
下り始めるとまたさらに風が強くなってきた。これでは登っていたら5分もしないうちに撤退を決めていたなと思うほど。決断としてはいいタイミングだった。お腹が空いてきたが食べる場所もない。結局最初迷った尾根の末端まで来ると少し風も収まったのでここで簡単に朝のおにぎりの残りを食べる。
ここからはほんとに平地歩きだが風はますます強くなり雨も横から容赦なくたたきつけてくる。ただ危ないところはなく車まで頑張ればいいので気が楽だ。びしょびしょになりながらも車に戻りその後白銀の湯に向かった。
Kasaya
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